スリランカのおすすめ観光地20選! エキゾチック体験ができるスポットとは? 2ページ目
スリランカのおすすめ観光地1.コロンボ
コロンボは、植民地時代の香りを残すエキゾチックな港町で、町の歴史を表すように、中心部では時計塔やホテルが伝統を守り続けています。
かつてアラブ商人がコロンボを訪れるまでは小さな漁村でしたが、本格的な漁村都市として使われるようになると香辛料や宝石を手に入れるための交易場として発展していきました。行き交う車のけたたましいクラクションや道を行き交う多くの人々、照りつける太陽と、町に一歩足を踏み入れればその喧騒の凄まじさに驚かされることでしょう。
町にはスリランカ随一のバザールや美しいシーマ・マラカヤ寺院等、見所がたくさんあります。西洋的な慣習の広がる都市ですが、路上の売り子の声や多くの人を乗せて走るバスなど生活感の溢れるアットホームな場所だと思います。
スリランカのおすすめ観光地2.コロンボ国立博物館
19世紀後半、スリランカが植民地であった頃にイギリスのセイロン総督によって作られたスリランカ史上最初で最大の博物館。総督を讃える銅像を通り過ぎるとまぶしいほど白い建物がそびえ立ち、当時の建築様式をよく伝えています。
古くから現在にかけての仏像がたくさん飾られており、他にもヒンドゥー教のシヴァ神の像やスリランカの先住民族が使用していたとされる石器や土器も展示されています。
また、象牙や木彫りの工芸品や悪魔払いの仮面コレクションなど民俗学的に価値のあるものもあります。建物を出ると裏手には国立自然博物館があり、スリランカの動植物と触れ合うこともできます。
スリランカのおすすめ観光地3.ヴィハーラ・マハー・デーウィ公園
ヴィハーラ・マハー・デーウィ公園はシナモン・ガーデンズとも呼ばれ、その名の通りかつてシナモン栽培が行われた一帯を再利用し建設されました。その名前は紀元前の女帝に由来しています。かつての広大な土地はすっかり住宅で埋まってしまい、唯一の名残として存在するこの公園には現地の人だけではなく観光客もよく訪れます。
手入れのされた花々が咲き乱れ、3〜7月にかけては辺り一面に花が咲、美しい風景を見ることができます。近くのお店でお弁当を買って、のんびり木陰で過ごしたくなるような公園です。
スリランカのおすすめ観光地4.キャラニヤ
スリランカ人の多数を占める仏教徒たちは、満月の日を聖なる日とし寺院へ参拝する休日としています。その日になるとコロンボ近辺随一の大寺院ラジャ・マハー・ヴィハーラへと大勢の人々が集まってくるため、満月の日のキャラニヤはいつもの静けさとは打って変わってにぎやかな町へと変化します。
寺院の周囲には食べ物や飲み物などのあらゆる屋台が出店し、町の人々は花や線香を寺院にお供えした後に屋台を巡って楽しみます。大寺院は見学可能で、聖堂の内部ではさまざまな壁画を見ることができます。港町コロンボには仏教的空間を味わう場所が殆どありませんが、このキャラニヤでならきっと、島国・スリランカらしさを感じることができるでしょう。
スリランカのおすすめ観光地5.マウント・ラヴィニヤ
コロンボから南に少し離れた場所に位置するマウント・ラヴィニヤは、黄金色に輝く砂浜とインド洋に突き出た小さな岬が特徴のスリランカ最古のビーチリゾートです。イギリス植民地時代に歴代の総督たちの避暑地として開かれ、今でも岬の上には当時からある白く美しいマウント・ラヴィニヤ・ホテルが建っています。
喧騒に包まれたコロンボとは違い、町は優しい静けさに包まれ安らぎを覚えるような空間です。そんな静けさと輝く太陽、コロニアルな威容を見せる建物の数々からは、かつての華やかかりし頃へと想像を巡らせることができます。