結束バンドを留める、そのひとつの作業にも工夫がいろいろ！

続いて見せていただいたのは、商品が入ったダンボールを結束バンドでしっかりと留めることができる機械。

お、ケースをまとめるときはこれを使うんすね！

はい、こういうケースにまとまった商品は複数のケースをまとめて結束バンドで留めます。外側には「当てダンボール」をして商品のケースそのものを傷つけないようにしてから、バンドで留めています。お客さまからすると、外箱も大切な商品の一部ですからね。

すごい心配り！

びやさん、バンドを留めるのやってみますか？

はい！

※実際に出荷はしない物で体験しています。

緊張する……。

大丈夫ですよ。手を挟まないように気をつけてくださいね。

（ガション！ バチッ！）

できた！

いいですね。バンドを留める際の、圧力の調整に少しコツがいりますが、慣れればサクサク作業できるようになります。

ふぅ……サクサク作業できるまでにどれだけ時間が掛かるんだ……。なんとかできました！

じゃあ、「マイナビストア」のシールを貼りましょうか。

これで完成……と！

いい感じです。

ストアのシールの上にこんなのも書いてありますけどこれは……？

これは宅急便屋さんなど運送業者の方が、荷持を運ぶときにうっかりバンドのところを掴んでしまうのを防ぐために貼ってあります。

バンドをもってしまうと、箱が破れてしまったり、商品が破損してしまう可能性が高まるので、配送いただく方へのメッセージとして、こうした注意書きのシールも貼るんです。

なるほど！ しかも、バンドの上からシールを貼ってるから、そもそも持てないようにもしてあるんですね。運送業者さんへも細かい心配りをしているんだなぁ。

あと、倉庫に入ったときから思ってたんですけど、外は炎天下なのに倉庫内は全然暑くないですよね！

そうなんです。商品が傷まないように、という管理の面の意味ももちろんありますが、作業するスタッフにとっても室温調整は大切。空調をしっかり管理することで、今日みたいな暑い日でも快適に作業することができます。

スタッフへの心配りも完璧ですね！

あと、あの標語がめっちゃ気になります！

これも品質管理のひとつ、と言えるかもしれません。やはり目の前の荷物の先にはそれを手にするお客さまがいらっしゃいますから。目の前の荷物のことだけを考えるのではなく、常に届け先のお客さまのことを忘れないことが、私たちにとって大事なんです。

僕たちマイナビストアの荷物もこんなふうに大事に思われて運ばれていくんだなぁ……。ありがたい……。