【カルビーの先輩社員】営業本部 広域量販部 セールスマネジャー:千田晃久さん 2ページ目
千田さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?
▲学生時代の千田さん
学生時代は、勉強もサークルもバイトも、まんべんなく力を注いでいました。ちょっと聞いたことないかもしれませんが、サークルではアルティメットというスポーツをやっていたんです。3年生までは普通の選手として活動していて、全国大会で最高6位にまでなったことも。そして4年になるときに腰を痛めてしまって選手を続けられなくなり、後輩に「お願いします」と頼まれて監督を務めることになりました。
監督になると、チーム全体を見なければなりません。プレイヤーの中に自分とは少し合わない相手がいたとしても、実力がある者を邪険に扱うわけにはいきません。公平に見ようという視点は養われたように思います。今はまだ部下を持つ立場ではありませんが、今後この経験が役に立つときがくるかもしれません。
仕事で役立っている大学時代の経験は?
学生時代には塾のバイトをやっていました。塾だから講師のバイトかと思ったら、実際には塾の運営面のお手伝いだったんです。生徒や講師の管理とか、塾の運営に関する改善活動など、ビジネスというものを垣間見られたという意味で、貴重な経験ができたと思います。他にもバイトはいくつかやりましたが、印象に残っているのは、やはりこの塾のバイトですね。そこでの経験は、社会に出てからけっこう役に立っていると思います。
就活前にやっておいたほうがいいことは?
僕の場合、就活のために何をしたらいいかということを考えるより、とにかく就活をガンガンやりましたね。大学は岡山でしたが、東京や大阪の会社もずいぶん受けました。それだけ移動の時間や交通費などはかかりましたが、どんどん外に出て行ったのは、結果的によかったと思います。同じ会社を受けた他大学の人と友達になって、いろいろ情報交換もできました。また、さまざまな業種の企業の話をただで聞ける機会というのはそうそうないですから、勉強になることが多かったです。
僕は経済学部出身なので、最初は金融関係も受けましたが、受けていくうちに自分には向いていないと思いました。それは受けてみないとわからなかったことですから、自分の進路に迷いがある人はもちろんのこと、目標がある程度定まっている人でも、就活でいろいろな会社に行って、話を聞くのはいい経験になるのではないでしょうか。
千田さんのお話をうかがって印象的だったのは、今のお仕事でも就活でも、まずは「実際に足を運んでみる」ということを大事にされているという点。自分で答えを決め付けてしまったり、悩み続けてしり込みしたりするのではなく、行動するなかで答えを見つけていくという方法も、ときには有効なのでしょう。
趣味:飲食店巡り、日本酒
特技:暗算、習字
就活で受けた企業数:約80企業
志望していた業界:食品メーカー・製薬メーカー
今の会社の魅力:いい人が多い
文:イマーゴ
写真:イマーゴ
取材協力:カルビー株式会社