【教職について考える】教育学部じゃなくても教員免許は取れる!
将来の夢は教師になること。だから、大学の学部は教育学部へ! そう心に決めて学部を選択した人も多いかもしれませんね。しかし教育学部に入らなくても教員免許状を取得できる場合があります。今回は意外と知られていない教職課程について紹介します。
例えば明治大学の場合、教職課程という制度があります。所定の手続きを済ませば、誰でも履修することができます。教職課程を履修し、必要な単位を取得し、教育実習に行くことで学部を問わず、中学又は高校、あるいはその中学・高校両方の教員免許を取得できるので、明治大学でも、毎年多くの学生が教職課程を履修しています。
ただし、学部や専攻によって取得できる教員免許状の教科は異なるので、自分が所属する(又は受験する)学部は、どの科目を取ることができるのか、あらかじめ確認しておく必要があります。
(例/法学部の場合 中学:社会 高校:地歴公民 が取得可能です。)
教職課程を取っている学生の声を聞いてみると
「中学時代から将来の夢は教師です。文学部で日本史を学びながら、教職課程も取って、教師を目指してます。」(文学部2年男子)
「まだ、教員になると決めたわけではないんですが、将来の仕事の候補として考えているため教職課程を取っています。」(文学部3年男子)
と教員志望の学生から、将来の選択肢の一つとして考えている学生まで、さまざまな人が教職課程を履修しています。
中には、こんな人も。
「大学2年次に将来、教師なりたいと思い、それから教職課程を履修しました。」(商学部4年男子)
彼のように、大学入学後に将来の夢が見つかり、2年次や3年次から教職課程を履修し始める学生もいます。
教育学部に所属しなくても教員免許状が取得できる教職課程。将来の選択肢を広げることができる魅力的な制度とも言えるでしょう。一方で、教職課程を取るとその分、履修しなければいけない授業が増えたり、教育実習やその準備も入ってくる分、忙しくなるので、そこは注意が必要です。
とはいえ、自分の選択肢を広げるチャンスでもあるので、興味のある方は是非、教職課程に挑戦してみてくださいね。筆者も教職課程を履修していたのですが、取っていて本当に良かったと思ってます^_^
詳しくは明治大学資格課程シラバスに記載されているので、そちらをチェックしてみてください。
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