自分の収入・支出と比較しよう! 平均的な大学生の生活費ってどんなバランス? 2ページ目
「下宿・アパート・その他」に住む大学生の場合
最後に、「下宿・アパート・その他」に該当するひとり暮らしの大学生のケースをご紹介します。
国立大学の大学生 | 公立大学の大学生 | 私立大学の大学生 |
・家庭からの給付:116万4,800円 ・奨学金:31万7,400円 ・アルバイト:32万800円 ・定職収入・その他:5万円 ⇒小計:185万3,000円 |
・家庭からの給付:98万1,300円 ・奨学金:43万6,600円 ・アルバイト:36万7,000円 ・定職収入・その他:4万500円 ⇒小計:182万5,400円 |
・家庭からの給付:163万7,100円 ・奨学金:46万4,900円 ・アルバイト:33万4,600円 ・定職収入・その他:6万400円 ⇒小計:249万7,000円 |
参照:独立行政法人 日本学生支援機構 <集計表>令和2年度学生生活調査結果 大学昼間部(速報値)
上記結果についても収入を得る「アルバイト」の部分について、ひとり暮らしの大学生は毎月以下の金額を収入として得ていることがわかります。
国立大学の大学生 | 公立大学の大学生 | 私立大学の大学生 |
32万800円/年 ⇒ 月額 2万6,733円 (端数切捨て) |
36万7,000円/年 ⇒ 月額 3万583円 (端数切捨て) |
33万4,600円/年 ⇒ 月額 2万7,833円 (端数切捨て) |
実家住まいの大学生や寮生活する大学生と比較すると「家庭からの給付」、つまり両親からの支援が多くあるため、アルバイトに力を入れなくて良さそうにも見えますよね。
しかし、家賃や生活費や学費などを考慮すると、ひとり暮らしの人は家計が赤字にならないようにアルバイトにも精を出していることがうかがえる結果とも見て取れます。