偽善じゃないの? ボランティア団体が説く、ボランティアをする意味とは【学生記者】
こんにちは。学生団体Youth for 3.11です。
私たちは、学生にとって参加のしやすいボランティアを提供するため日々活動しています。
ボランティアをする意味ってなんでしょうか?
なぜお金にもならないのに時間を割いてまでタダ働きをしなきゃいけないんだろう……こう感じている人は少なくないと思います。今回、そんな疑問を晴らすためにボランティアに参加したことのある大学生にきいてみました!
“ボランティアをする意味とは?"
M氏“女の子と出会える"
「ボランティアをした理由は女の子と出会うためですね。ボランティアで運命の人と出会うなんて素敵じゃないですか(笑)。いい子が多くてサイコーでしたね^^」
はい、クソ野郎ですね
しかし、「なんて不純なの!サイテー!」といった声が聞こえてきそうですが、M氏の言っていることも的を射た意見。現にボランティアがきっかけで結婚にまでいたったカップルがいるのも事実です。
そこで、さらにボランティアで出会って結婚をしたカップルにインタビューをしてみました。今日お越しくださいましたA夫妻です。
A夫妻「こんにちは」
―お二人が出会ったきっかけは何ですか?
「Youth for 3.11のボランティアに参加したのがきっかけですね」
―なぜ付き合うように?
「震災直後の東北ボランティアに参加したとき、今の妻がいました。当時極限状態だった東北は僕たちに与える衝撃も大きかったです。中には限界を感じて途中で帰っちゃう子もいましたね。でもそんな中、涙をこらえて誰かのために必死になっている彼女がいました。なんて強い子だと感銘をうけて、僕も頑張れましたね。そのあとYouthのイベントで会ったりして、付き合うようになりました」
―なるほどYouth for 3.11のボランティアに参加していなければ出会うことがなかったと
「ええ、間違いなくそうですね。Youth for 3.11のボランティアがあったからです」
ありがとうございました。末永くお幸せに。
「ありがとうございました」
“ボランティアは自分のためにやってはいけないのか?"
このように ボランティアに参加することで、運命的な出会いに巡り合えた方々もいます。ボランティアには出会いがあるということは間違いではありません。しかし、「そんな不純な理由で参加してもいいの?」と思う人もいるかと思います。
“結論:全く問題ない"
はっきり言います、いいんです!!
かの有名なマザー・テレサの名言にもあります。
「あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。
気にすることなく、善を行いなさい。」
つまりは何が言いたいのかというと、 ボランティアとはいかなる動機であっても、結果として誰かの役に立っていればいい。そして周りなど気にする必要はない。ということです。
動機は人のためでも、自分のためでもどちらでも問題はありません。中には、「暇だから」や、「就活のネタにする」ために参加したという人もいました。
でも大切なのは、 したことによって誰かのためになったかです。本心から人のために行動したいと思う必要はありません。あなたの行いが結果として人に感謝されれば、たとえ出会い目的でボランティアに参加したとしてもその行いは正しいはずです。さまざまな理由でボランティアをすることを迷っている方、本当に必要とされているボランティアに一度参加してみてはどうでしょう。筆者が探した中でも下記のボランティア団体は現地で本当に必要とされているボランティアが紹介されています。
NPO法人Youth for 3.11
http://youthfor311.com/
学生が運営している中では実績No.1、参加者もほとんど学生
ピースボート災害ボランティアセンター
http://pbv.or.jp/
大きな団体であり、サポートもしっかりしています
あすなろ
http://blogs.yahoo.co.jp/abchoeskeeper
外国からの参加もあるほど人気