2016年はさらなる飛躍を! 柔道期待の新生で現役大学生のベイカー茉秋選手

学生の窓口編集部
2016/03/07
大学生インタビュー
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日本男子柔道界注目の若手選手の一人がベイカー茉秋(ましゅう)選手です。2015年は世界選手権で3位、そして暮れのグランドスラム・東京では見事に優勝し、リオオリンピックの代表最有力とされています。また、茉秋選手は東海大学に通う現役大学生でもあります。今回は、そんな茉秋選手に柔道を始めたきっかけや将来の展望を伺いました。

■礼節の大切さを柔道から学ぶ

――7歳から柔道を始めたそうですが、そのきっかけは何だったのでしょうか?

茉秋選手 単純に「講道館」が近かったというのがあり、またピアノの先生が紹介してくれたというのがそのきっかけです。

――もともと「柔道に興味があった」というわけではなかったのですか?

茉秋選手 そうですね、本当に近かったからというのが理由です。

――先ほどピアノとお聞きしましたが、幼少期は他にどんな習い事をされていましたか?

茉秋選手 ピアノに柔道、あと「東京スイミングセンター」で水泳も習っていましたし、他にサッカーもやっていました。

――その中から柔道を一生懸命やっていこうと考えられたのはなぜでしょうか。

茉秋選手 小学生時代もずっと柔道漬けの毎日だったんですが、本格的に柔道をやっていこうと思ったのは中学に入ってからですね。柔道部のある学校だったというのもあり、そこからのめり込んでいきました。

――柔道のどんなところに魅力を感じましたか?

茉秋選手 僕が柔道に対してすごいなと一番思ったのが、井上先生(現日本代表監督:井上康生さん)が2000年のシドニーオリンピックで優勝し、お母さんの遺影を掲げられていた姿を見たときです。その姿が本当に格好良く、自分もこんなすごい選手になりたい、また柔道ってすごいなと魅力を感じた瞬間でした。

――7歳から柔道をされてきた中で、どんなことを学びましたか?

茉秋選手 多くのことを学びましたが、やはり「相手に対して尊敬の気持ちを持つこと」ですね。これは本当に大きいと思います。柔道は「礼に始まり礼に終わる」という精神の下で取り組むもので、けんかをしているのではありません。こうした格闘技でありながらも礼節も非常に大事な部分が、魅力の一つだといえます。

――紳士的な部分も非常に強いスポーツですよね。

茉秋選手 ただのスポーツにはないものを多く学べました。相手を敬う姿勢は日常生活の中でもしっかりと生かせていると思います。

■井上康生監督の優勝に大きな影響を受けた

――やはり大きな影響を受けた選手といえば、井上康生さんでしょうか?

茉秋選手 そうですね。影響を受けた選手は多くいますが、やはり一番初めに大きな影響を受けたのは井上先生でした。

――現在はその井上康生さんが代表の監督をされていますが……。

茉秋選手 完璧ですね。不満といいますか、ネガティブに感じる部分は一切ありません。

――ここがすごいなと感じる部分は?

茉秋選手 やはり「選手一人一人の長所を見極めて伸ばしてくれる」ことですね。画一的な指導ではなく、それぞれに合わせた非常に柔軟な指導をしていただいているので、やりやすいです。

――それだけ選手個人を細かく見てくれているということですね。

茉秋選手 そうですね。だからこそ不安もないですし、柔道に真っすぐに取り組めるいい環境でやらせてもらっています。

――柔道をする上で、特にどういった点を意識されていますか?

茉秋選手 日本にとって柔道というのは特別なもので、「金メダルを取ること」ということが命題であると思います。非常にプレッシャーはありますが、その期待に応えられるように「勝ち続けること」を目指しています。

――金メダルとおっしゃられましたが、2016年はオリンピックなど大きく注目される年だと思います。今後の抱負を教えてください。

茉秋選手 まずは4月の全日本選抜できっちり優勝することです。ここで優勝して、文句なしの代表になって、リオオリンピックに出ることが目標です。そこで7歳のときに思い描いていた夢をかなえることができたらと思います。

――最後に、読者の大学生や高校生、中学生にメッセージをお願いします。

茉秋選手 僕は「環境」ってすごく大事だと思います。レベルの高い場所に自らを置くことで、向上心を持って頑張っていけると思うので、例えば進学の際には、自分を常に高め続けられるレベルの高い環境を選ぶべきです。

――高いレベルの中でもまれてこそ成長できる……ということですね。

茉秋選手 そうだと思います。自分も高い環境で柔道がしたいと思い、大学柔道の強豪である東海大学柔道部に入りましたが、やはり部員全員の意識が高く、自分自身も常に高い意識を持って柔道に取り組めました。それに比例して、成績も上がっていきました。今でも「ここに入学して良かったな」と思っています。ですから、目的がある人は、その分野のレベルの高い環境を選ぶことが成功の鍵になるのではと考えます。

――ありがとうございました!

柔道を通して多くのことを学び、そして高い環境で自らを高め続けるベイカー茉秋選手。幼いころに見た夢の実現まであと一歩です。この夏の活躍を期待しましょう!

取材協力:東海大学柔道部

(中田ボンベ@dcp)

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