貯金? 親? ゲーム? 子どもの頃にもらっていたお年玉、どうやって使っていた?
子どもにとって、お正月の楽しみといえばお年玉。あげる側となった今は手痛い出費ですが、あの頃は無邪気に喜んでいたものでした。こんな大金を手にするなんて、お正月くらいしかありません。子どもの頃のお年玉の使い道を覚えていますか? 読者に聞いてみました。
■おもちゃがほしい!
・「工作好きだったので、プラモデルやエレキットを買って組み立てていた」(男性/50歳/電機)
・「超合金ロボットやLSIゲームと呼ばれるゲームを買っていました」(男性/44歳/情報・IT)
・「親が反対したファミコンを兄妹で団結して自分たちで買った」(女性/37歳/情報・IT)
普段のおこづかいでは買えないようなおもちゃも、お年玉を使ったら手に入りますよね。
■続きが読みたい
・「常に漫画を買っていたと思う」(男性/29歳/医療・福祉)
・「コミック本をたくさん買った」(男性/50歳/その他)
マンガ好きにとって、この臨時収入はありがたい。これでシリーズの続きが買えます。
■高額商品をゲット
・「パソコンを購入した」(女性/32歳/その他)
数年分のお年玉を溜めて、一気に使ったのかな? 大きな目標の前には、小さな欲望はガマン、ガマン!
■新品の輝き
・「野球のグローブとか買いましたね」(男性/31歳/情報・IT)
・「テニス用具を購入する」(男性/30歳/医療・福祉)
自分のお金で買った新品の道具。これで練習したら、やる気がぐんと上がりますよね。
■大人になったら使えるの?
・「親に全て貯金されたので使ったことがない」(女性/28歳/機械・精密機器)
・「お母さんにあずかってもらっていまいた」(女性/30歳/ソフトウェア)
せっかくのお金も、無駄遣いしたらあっという間になくなってしまいます。貯めておいてくれるのも親心です。
■数字が増えてホクホク
・「とにかく貯金をしまくっていた」(女性/34歳/学校・教育関連)
・「貯金ばかりしていた」(男性/32歳/商社・卸)
・「ひたすら貯金」(男性/26歳/運輸・倉庫)
残高を見てはニヤリ……。じつは、一番多い回答はコレ。みなさん、わりと堅実です。
■金は天下のまわりもの
・「親に接収されていました……。あげる側に回していたのでは」(男性/35歳/金属・鉄鋼・化学)
・「家族が貯金してくれていたのだが、それは結局、現在住んでいる家の購入資金に消えたらしい。それを知らず悲しかった」(女性/30歳/学校・教育関連)
我が子がもらった金額と同じだけ、親は相手の子どもに渡すわけですから、考えようによっては親からもらったも同然。だから親に返しなさいってこと!?
■涙ぐましいエピソード
・「親に反対されてた習い事の月謝にした」(女性/41歳/団体・公益法人・官公庁)
・「貯金して、大学に行く費用に使った」(男性/24歳/団体・公益法人・官公庁)
目先の娯楽ではなく、未来の自分自身のために使おうとするなんて、偉すぎます!
■贈りものをしたいから
・「母や父の日、家族の誕生日のプレゼントに使う」(女性/20歳/医薬品・化粧品)
・「友達への誕生日プレゼントなど」(女性/50歳/印刷・紙パルプ)
資金に余裕があると、ちょっといいプレゼントが買えますね。渡すときが楽しみ!
そもそも「お年玉」の起源とは? 現在はお金ですが、もとは「おもち」でした。年神さまは鏡餅に依りつき、それを家長が御年魂(おとしだま)として家族におもちを分け与えたそう。現代で、お年玉としておもちをもらったら、子どもはガッカリするかもしれませんね。
文・OFFICE-SANGA 相羽亜季実
調査時期:2015年11月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人355人(インターネットログイン式アンケート)