LINEでの感情のすれ違い……ケンカになる前に上手に防ぐ方法3選
メールやLINEでは表現の仕方によって、相手にまったく違う印象を与えてしまう可能性が発生します。そのすれ違いや勘違いを防ぐ方法として有効なのが、感情表現がしやすく一目で理解できるスタンプ機能です。今回はLINEでのすれ違いを防ぐ方法をお伝えします。
■メッセージの深読みをしすぎない
言葉だけでは、どういう気持ちでメッセージを送っているのかがわからず誤解してしまうケースも多々あると思います。送り手側は何気なく送った文章が怒っているように捉えられたり、あるいはお世辞や冗談にとられてしまうことも多くあります。
親密で、内面や人柄などを良く知る間柄なら、その文章から感情を読み取ることも推測することもできますが、LINEの使用者の多くは、そんなに親密な間柄ではない方ともやり取りがあるはずです。特に一度お会いした方とLINEをする場合には、すれ違いの発生は起こりやすくなります。
文章だけで読み手側に感情を読み取ってもらうのは大変困難なことでしょう。そこで状況にもよりますが、スタンプ機能など共通の認識をしやすいものを使用することで、誰の目から見ても意味を理解できるようになり、すれ違いの発生は格段に抑えることができるでしょう。
内容によってはスタンプ機能が軽く見られてしまうこともありますので、その場合は無料通話機能などを使うなど、状況にあわせてLINEを使用すれば多くのすれ違いは解消できます。
■既読スルーに対してイライラしない
LINEでのトラブルの中には、文章の誤解だけでなく既読スルーがあります。既読スルーは相手側の状況が見えないことで発生するトラブルのひとつです。LINEを開いた状態で放置した場合、もれなく既読がつきますが、新着メッセージがきている認識はありません。しかし送り手側からすれば、既読が付いているのにスルーされたと勘違いし、すれ違いが発生します。
もしかしたら、送る文章を何度も書き直しているだけかもしれませんし、送信ボタンを押す直前に電話がかかってきたのかもしれません。ケースはさまざまですが、相手側の状況を鑑みてゆとりを持つことも大事です。既読スルーされたからといって必ずしも故意というわけではないはずですので、相手を気遣う内容のメッセージを再度送るなど、既読スルーになってしまったからこそ発想を転換してみてはいかがでしょう。
■誤解されてると思ったら電話か直接伝えよう
文章の表現力は人によって様々ですし、読み手の読解力もまた様々です。その時々の状況における精神状態によっても、文章の表現は違うでしょう。直接、相手の顔を見ていたり、話しをしているのであれば、相手の表情や言葉の強弱、身振り手振りからも相手の感情を読み取れますが、LINEの文章だけでは、そういった情報がまったく無いためすれ違いが発生してしまいます。
相手に誤解が発生していると感じたり、会話の温度差を感じた場合には、すぐに誤解を解かなければいけません。時間が経てば経つほど誤解は抉れていきますので、なるべく早めに、早急に、気づいたときに直接伝えるべきです。
誤解が良い誤解なら問題ありませんが、悪い誤解であれば、尚更、その人の印象も悪くしてしまいます。印象が悪くなれば、それまで許容できていたことやこれまでは好感をもっていた部分ですら、腹立たしく感じるようになってしまう場合もあります。
電話番号がわからないのであれば無料通話機能を使うなど、相手に言葉で直に伝えられるようにしましょう。電話に出なければ、せめて誠実な文章で、相手になぜ電話したのかも含めた内容の文章を送信して、反応を待つことも必要です。