大阪の人気スポット「10円自販機」のナゾ
24日に放送された「ちちんぷいぷい」(毎日放送)では、大阪の人気スポットになりつつある、「10円自販機」のナゾを追った。
「どれだけ品物を安く購入できたか」が、自慢になるのが大阪で、販売する側も安さで競い合っている。
大阪には随所に格安自販機が設置されており、80円、50円は当たり前。
その中でも「10円自販機」が話題で、今では人気スポットとなり記念撮影をする人もいるほどだ。
場所は、大阪市・玉川。
この「10円自販機」は、すべてが10円で販売されているが、見本商品はなく、10円を入れてみないと何が出てくるのかがわからない仕組みになっている。
それでも、「今日は何が出てくるのかな?」とか、「何が出てきた?」と、ゲーム感覚で楽しむ人が増加中。
自販機の所有者は、飲料水などを扱う卸問屋。
月に20万ケースほど取り扱っているが、どうしても月に1,000ケースほどが残ってしまう。
それを捨てるよりは格安で売ってしまおうとの思いで始めたため、商品によっては賞味期限がギリギリの物もある。
10円なので儲けはなく、隣に設置されている自販機のついでに購入する人も多いめ、いわゆるサービス商品。
それでも、通常の自販機の販売数が月に200本程売れるのに対し、この10円自販機は月に4,000本も売れるほどの人気ぶり。
大阪には、こんな格安自販機が随所にある。
大阪に行ったときには、探してみるのも楽しいだろう。