「高級車好き」「会社帰りに飲み歩く」若手が困惑……「バブル世代」の上司とギャップを感じる瞬間
戦後日本最大の好景気、「バブル」が崩壊してはや25年、もっともその恩寵を受けた「バブル世代」の人たちもすでに五十路過ぎとなりました。だけど中には今でもバブル時代の面影を残している人もいるようで……。特に社会に出ると上の世代に接する機会も多くなるため、若い世代はそのバブル上司との価値観の違いに驚くようです。そこで今回は、社会人500人に「バブル世代とギャップを感じた瞬間」を聞いてみました!
■突き抜けた金銭感覚
・中古車を買った若手社員に「何で新車じゃないの?」と言っていたバブル世代。新人の給料じゃ買えませんから! (女性/30歳/機会・精密機器)
・高級腕時計を勧められるが、買えないし、必要とも思えない。(男性/22歳/機会・精密機器)
・やたらとタクシーに乗りたがる。(女性/23歳/金属・鉄鋼・化学)
失われた20年からリーマン・ショック後の就職難まで、不景気のあおりを特に受けた人にとっては、バブル世代の金銭感覚に驚くこともあるようです。中には「奢ってくれるし、気前がいいので好印象」(女性/28歳/ソフトウェア)との声も。
■勤め先もバブリーだった!
・バブル世代は同期の人数がものすごく多い。同じ会社なのに、私の同期は数名程度。(女性/34歳/金属・鉄鋼・化学)
・会社の忘年会の賞金がバブル時は100万円ぐらいだったと聞いて驚いた。(女性/29歳/情報・IT)
・昔は慰安旅行で海外に行く会社が多かったそう。慰安旅行すら経験したことないので信じられない……。(女性/28歳/商社・卸)
・結婚したら会社を辞める女性が凄く多かったと聞いた。このご時世、専業主婦になりたくてもなれない人がほとんど。(女性/25歳/小売店)
本当に日本の話!? と疑いたくなるぐらい社員に対して羽振りのいい会社が多かったようです。「超売り手市場」と呼ばれたバブル時代ならではのエピソードですね。
■価値観の違いにビックリ
・就職活動は楽なものだと思っている。(女性/23歳/団体・公益法人・官公庁)
・なんだかんだ会社への忠誠心はある気がする。若い世代は会社に尽くしたところで、お給料が右肩上がりになるわけないと思っている。(女性/31歳/生保・損保)
・持ち家が良いと頑なに信じている。(男性/30歳/機会・精密機器)・バブル世代の上司に「社会人ならゴルフぐらいはできないと」と言われた。接待=ゴルフらしい。(男性/22歳/自動車関連)
景気の善し悪しにかかわらず、価値観の違いというのは世代によって違うもの。コメントであげられた、持ち家信仰などはさらに上の世代にも当てはまるかもしれませんね。