「13日の金曜日」「蝋人形の館」ちょっと爽快? 浮かれた学生がひどい目に遭う映画5選
スラッシャームービー・スプラッタームービーというジャンルがありまして、だいたい無敵の無慈悲な殺人鬼(あるいは怪物)が暴れ回って、その暴れっぷりを楽しむという映画です。殺人鬼の標的になるのは、だいたいが浮かれた学生です(笑)。今回は、浮かれた学生がひどい目に遭う映画をご紹介します。
■『ピラニア 3D』
スプリングブレイクで浮かれ騒ぐ大学生が詰め掛けた、アメリカ南部のヴィクトリア湖が舞台です。この湖には凶暴なピラニアが生息していたからさあ大変! ピラニア軍団が、「ウエットTシャツコンテスト」(笑)などで浮かれる大学生を次々に襲い始めるのです。
ちなみにこの映画には、『ジョーズ』で海洋学者を演じたリチャード・ドレイファス、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でドクを演じたクリストファー・ロイドの2人がほとんどそのままの役で登場しています。そこも見どころです。
■『13日の金曜日』
ニュージャージー州のクリスタルレイクのキャンプ場で少年が溺れて行方不明になります。それから数年間、この場所で奇怪な事件が続きます。そのためキャプ場は閉鎖されたのですが……1980年に再オープンされてしまうのです。
そこに、よせばいいのにサマーキャンプで学生(キャンプ指導員候補生)たちがやってきます。若者たちは次々とひどい目に遭いますが、ラストには衝撃の一幕が。本作はスプラッタームービーの古典的傑作。この作品で登場した殺人鬼・ジェイソンは現在ではポップアイコンになっていますね。
■『蝋人形の館』
大学フットボールの試合を観戦するために、若者6人が深夜にスタジアムに向けて車を走らせていました。キャンプ場で1泊し、翌朝になると車は壊れています。その修理部品を入手するため、近くにある寂れた町に足を踏み入れます。
まるでゴーストタウンのような町には、そこに不似合いな「蝋人形の館」があったのです。彼らは禁断の地へ足を踏み入れてしまったのでした。次々と若者たちが血祭りに上げられていくのです。パリス・ヒルトンが出演していますが、もちろんひどい目に遭います(笑)。
■『暗闇にベルが鳴る』
女子学生寮を舞台に、謎の殺人が次々に起こるサスペンス・スリラームービーです。この作品はアメリカやカナダで有名な都市伝説「the Babysitter and the Man Upstairs」を基にしたもので、都市伝説などの怖い話が好きな人には必見の映画です。
「The Babysitter and the Man Upstairs」は、日本にもその変形版都市伝説がある「部屋の中に誰かいる!」というやつです。女子寮の中で起こる惨劇にドキドキすること請け合いです。パーティーなんかで浮かれてるとロクなことにならないのです(笑)。
■『ファイナル・デッドサーキット 3D』
大事故の予知夢を見た人間が友達を助け、九死に一生を得ますが、その反動か生き残った人間も次々に事故で死ぬという『ファイナル・デスティネーション』シリーズ。本作はこの人気シリーズ第4作。大学生のニックが友人と一緒に訪問したサーキット場で大事故の予知夢を見てしまうのです(笑)。
この予知夢のおかげでいったんは助かるのですが、死の計画は彼らを見逃しはしないのでした! このシリーズの見どころは「ピタゴラスイッチ」のような、その死に方にあります。本作でもさまざまな「死ぬための工夫」が凝らされています。
学生のみなさんがひどい目に遭う映画を集めてみましたが、いかがだったでしょうか。ぜひ、友達を集めてワイワイ言いながら見てください。その方が盛り上がりますよ!
(高橋モータース@dcp)