あのときこうすれば……人生最大の後悔を告白! 「海外の大学に行けばよかった」「あのとき結婚していれば……」
あのときこうしていれば、いまごろ自分はこうなっていた……。人生には分岐点があり、そのときの選択によって現在の自分が作られているともいえます。みなさんの人生における最大の後悔はどんなことですか?
■進路で後悔した
・「日本の大学ではなく、海外の大学に行けばよかった」(女性/22歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・「女子校へ通ったこと。友だちの話を聞く限りでは絶対に共学のほうが楽しそうだと思ったから」(女性/24歳/食品・飲料)
・「本命高校の受験日前日、思いっきりテレビゲームをやっていた。そのせいだけではないと思うけど、案の定受験に失敗したから」(男性/43歳/機械・精密機器)
一番多かったのが、「進路についての後悔」でした。そのときは事情があったとしても、「もう少し頑張れば良かった」「選択を間違えた」と後から思ってしまうようです。
■告白についての後悔
・「小学校のときに告白された男の子のことが好きだったのに恥ずかしくて避けてしまった。今でもたまに思い出すことがあるから」(女性/31歳/情報・IT)
・「中学生のときに告白。そこから負け癖がついた」(男性/33歳/金融・証券)
・「好きな子に告白しておけばよかった。両想いっぽかったから」(男性/37歳/機械・精密機器)
両思いになれるかもしれないチャンスを逃してしまったら……。今でも忘れられそうにありません。
■仕事のことで後悔した
・「就職試験で面接を失敗した。緊張していた。もう少しリラックス出来ていればと思ってしまう」(男性/48歳/通信)
・「就職活動で第一志望の電話を取り損ねたこと。あそこの会社に受かっていたかもと思ってしまうから」(女性/26歳/金属・鉄鋼・化学)
・「面倒なので上司へのお中元お歳暮を送ることをしなかった。送っていたら、もしかしたら今頃はポジションが違っていたかも」(男性/49歳/自動車関連)
仕事が人生に占める割合は大きいです。悔いのないようにしておきたいですね。
■結婚についての後悔
・「結婚するのをあと数年遅らせればよかった。結婚した直後に魅力的な女性が現れたから」(男性/38歳/通信)
・「プロポーズをうけておけば。今頃は子どもがいたかもしれない」(女性/42歳/学校・教育関連)
・「あのとき、結婚していればと思う。今頃、幸せな生活が待っていたから」(男性/33歳/運輸・倉庫)
結婚は大きく人生がかわってくることなので、決断が間違っていたら大きく後悔してしまいます。そのときはよく考えていても、後悔することがあるかもしれません。
■あのときこうすれば……
・「習字教室を3日でやめないでずーと習っておけばよかった。きっと素敵な字が書けていたかもしれないから」(女性/50歳/商社・卸)
・「両親を置いて海外ボランティアに行ったこと。帰ってきたら仲が悪くなって結局離婚してしまった」(女性/28歳/人材派遣・人材紹介)
・「大学の1年時、教職課程を取らなかったこと。もう少し職業選択の幅が広がったかなと後悔」(男性/30歳/人材派遣・人材紹介)
習い事を極めれば、大人になって役立つことも。人生はやり直せないからこそ、後悔をするのかも。
■チャンスを逃した!
・「スポーツ選手を見かけたのですが、声をかける勇気がなかった。後から超大物になって、サインと写真を撮っておいてもらったら……と思った」(男性/36歳/機械・精密機器)
・「これまでに見た1番のイケメンが、ある交流会で1人でいたのに、声をかけられなかったこと。声をかけていればもう少しお近づきになれたかもしれないと思うから」(女性/24歳/食品・飲料)
こういうチャンスはめったに訪れません。しかし、声をかけるのはなかなか難しいですよね……。
人生最大の後悔を今でも鮮明に覚えているということは、きっと大事な分岐点に立たされていたからなのでしょう。これまで「あのときこうしていれば……」という悔しい経験をしていたとしても、これから軌道修正することは可能です。くよくよしすぎず、次に進みましょう!
文・OFFICE-SANGA 渡邉久美子
調査時期:2015年6月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人308人(インターネットログイン式アンケート)