ワイルドカードとは? Excelで記号を検索し置換する方法を解説

更新:2019/09/11

ITスキル

Excelのデータから検索をして特定の言葉を抽出したいけど、肝心のキーワードが思い出せない……ということありますよね。だからといって曖昧なまま検索すると、余計な言葉まで引っ掛かってしまいます。そんな際の問題解決に便利なのがワイルドカードです。

ワイルドカード文字とは?

「パンという言葉は入っていたけど、メロンパンだったか食パンだったか思い出せない」などという場合に役立つのがワイルドカード文字です。例えばワイルドカード文字の一つである「アスタリスク*」を前後に使って「*パン*」と検索すれば、パンとついている文字列が選択されます。キーワードの一部から、探していたキーワードを求めるときにも役立ちます。
ワイルドカード文字には、「アスタリスク*」「疑問符?」「チルダ~」があります。

アスタリスク*、疑問符?、チルダ~を使って検索する

(1)「ホーム」>「並べ替えとフィルター」>「フィルター」を開きます。

(2)テキストフィルターに検索したい文字列を挿入します。アスタリスクの場合、「*38*」のように文字列の前後をアスタリスクで囲みます。

(3)検索結果が表示されます。

※「疑問符?」もアスタリスクと同様の使い方ですが、例えば2010年代3月のデータを検索したい場合、「201?03」と入力すると2010年~2019年のデータが表示されるようになります。
また、「アスタリスク*」や「疑問符?」自体を検索したい場合には、「チルダ~」を使うと便利です。

アスタリスク*、疑問符?、チルダ~を使って置換する

(1)「Ctrl+F」で置換窓を表示し、置き換えたい文字を入れます。今回は30度台の数字を全て置換したかったので「3?」と記入しました。

(2)「すべて置換」を押せば、置換されます。

固定の文字列であれば「アスタリスク*」、あいまいな表記であれば「疑問符?」、「アスタリスク*」や「疑問符?」「チルダ~」自体を検索したい時は「チルダ~」を使いましょう。

まとめ

ワイルドカードを使うと、通常の検索ではできない探し方が可能です。用途に応じて使い分けてみるといいでしょう。
(学生の窓口編集部)

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