エクセルのシート全体などではなく、特定の文字列を置き換えたい場合3つの方法があります。
ここでは、Excel 2016をベースに、特定の文字列を置き換える方法をご紹介します。
エクセルのシートやブック全体ではなく、特定のセルのみ選択して置き換える方法です。
(1)置き換えしたいセルの範囲を選択します。
(2)ホーム>検索と置換>置換を選択します。
(3)置換窓が開くので、変更前のセルの文字列を「検索する文字列」に入力。
変更したい文字列を「置換後の文字列」に入力し、「全て置換する」を選択します。
(4)選択したセルの中の文字列が置き換えされ、完了です。
REPLACE関数とは、文字列の左からの位置を指定することで文字列を書き換えることのできる数式です。
「=REPLACE(元の文字列,左から数えて置き換えたい文字の開始位置,開始位置から置き換えたい文字数,置き換え文字)」で表記します。
今回は、例として「北海道」から「北A道」に変更したいとしましょう。
(1)空いているセルにREPLACE関数を記入します。
この場合は、「=REPLACE(”北海道”,2,1,”A”)」
(2)これで文字列の置き換えができました。
SUBSTITUTE関数は文字列を他の文字列に置き換えたいときに使う関数です。
たとえば、「何時」という文字列の「何」を「12」に変換して「12時」にしたい時などに役立ちます。
「=SUBSTITUTE(元の文字列,置き換えする文字列,置き換えたい文字列)」
という式で成り立ちます。
(1)空いているセルにSUBSTITUTE関数を記入します。
この場合は、「=SUBSTITUTE(“40度”,”度”,”ド”)」です。
(2)Enterを押すと、文字列の置き換えが完了です。
この場合は「40度」の「度」を「ド」に置き換えしたことになります。
長文のセルの場合などに、いちいち修正箇所を見つけるのが面倒なときに役立つ関数です。
セルを選択して置き換えする方法では、任意の範囲のセルの文字列を一気に変換することができます。関数を使う場合、一つずつのセルに対応する必要がありますが、同一の内容であればコピペでも大丈夫です。
用途に応じて使い分けてみましょう。
(学生の窓口編集部)
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