空白のセルを一括して置換or消去したい! Excelを効率化する方法を解説

更新:2019/11/20

ITスキル

Excelを使って作業をしているときに「この空白のセルに同じ文言を一気に入れられたら楽だな」と思ったことはありませんか? 一般的に文字を違う言葉に置き換えるときに便利な「置換」機能の応用で、空白セルにも同じ文言を一気に入れ込むことが可能です!
今回はExcel2016でまとめて置換する方法をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Excelの置換とは?

Excelの「置換」とは、空白や同一の単語・数字を置き換える機能です。たとえば空白のセル「0」にしたい場合、置換を使えば、特定のセルやブック全体など任意の範囲を変換することができます。

空白のセルをまとめて置換する

空白のセルをまとめて置換するには、ジャンプ機能を使います。
ここでは、空白のセルに「0」を入れてみましょう。

(1)空白のセルが含まれる範囲を選択する。

空白のセルを一括で置換or消去したい! Excelが効率化する方法を解説


(2)「Ctrl+g」でジャンプ画面を開き、「セル選択」をクリック。

空白のセルを一括で置換or消去したい! Excelが効率化する方法を解説


(3)選択オプションの「空白セル」を選択。

空白のセルを一括で置換or消去したい! Excelが効率化する方法を解説


(4)空白セルが全て選択されます。

空白のセルを一括で置換or消去したい! Excelが効率化する方法を解説


(5)「Ctrl+h」で置換コマンドが開くので「検索する文字列」は空白のまま、「置換後の文字列」に「0」を記入し、「全て置換」を選択します。

空白のセルを一括で置換or消去したい! Excelが効率化する方法を解説


(6)空白のセル全てに「0」が記入されました。

空白のセルを一括で置換or消去したい! Excelが効率化する方法を解説

空白以外のセルをまとめて置換する

空白以外のセルをまとめて置換することもできます。

(1)置換するセルが含まれる文字列を選択する。

空白のセルを一括で置換or消去したい! Excelが効率化する方法を解説


(2)「Ctrl+g」でジャンプ画面を開き、「セル選択」をクリック。

空白のセルを一括で置換or消去したい! Excelが効率化する方法を解説


(3)今回は数値とコメントを選択したいので、ラジオボタンで「定数」を選択します。
文字やコメントなど変換したいもののチェックは残しておきましょう。

空白のセルを一括で置換or消去したい! Excelが効率化する方法を解説


(4)空白以外のセルが選択されました。

空白のセルを一括で置換or消去したい! Excelが効率化する方法を解説


(5)あとは先ほどと同様に「Ctrl+h」コマンドで置換したい文字に置き換えればOKです。

まとめ

今回は、空白のセルを一括で置換したり消去する方法をご紹介しました。
空白のセルをまとめて置換できると、作業効率が一気に上がりますよね。
「Ctrl+g」や「Ctrl+h」といったショートカットキーを覚えておくと大変便利ですので、ぜひこの機会に覚えておきましょう。

(学生の窓口編集部)

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