ご清聴とは? ご静聴とどう違う? 意味と使い方を解説

更新:2022/08/24

対人マナー


気を付けたい!読み方が同じでも意味が異なる敬語表現

ご清聴とご静聴以外にも、似て非なる敬語表現がいくつかあります。

この項目では、似ていて混乱する敬語の正しい意味と使い分けをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

「ご教示」と「ご教授」

よく間違いがちなのがこちらの敬語表現。

「教示(きょうじ)」は「すぐに習得できるやり方や手順などが決まっている物事を教えて示すこと」を指します。

一方の「教授(きょうじゅ)」は「専門的かつ、すぐに習得できるものではない学問や技法を教え授ける」という意味です。

厳密にいってしまえば「ご教示」と「ご教授」にはっきりした違いがあるわけではありませんが、いずれも似て非なる敬語表現なので、この機会に覚えてしましましょう!

▼こちらもチェック!

「ご教示願います」

「お疲れ様」と「ご苦労様」

どちらもねぎらう言葉ですが、目上の人に対して「ご苦労さまです」というと上から目線な印象が加わり少し失礼に当たる場合があります。

そのつもりがなくても、相手を怒らせてしまう可能性があるので注意しましょう。

まとめ

今回は「ご清聴」の意味や使い方を中心に、同じ読み方をする「ご静聴(せいちょう)」との意味の違いを比較しました。

敬語は似たような言葉や字面・響きが多く、混乱してしまいますよね。

ビジネスシーンで使ってみようと思っても、敬語の意味があいまいな状態で使ってしまうと、相手に対して失礼にあたることもあるので注意が必要です。

この記事を参考に、使ってみたい敬語の正しい意味を把握して、一目置かれる社会人を目指しましょう!

(高橋モータース@dcp)


▼よく使われるビジネス敬語の意味をチェック!
「ご健勝」
「時下ますます」
「僭越ながら」
「とんでもございません」

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