卒業旅行で初めて海外旅行に行くという大学生も、大学生になってから初めて海外に行くというかたも多いでしょう。海外旅行に欠かせないのがなんと言ってもパスポートですよね。初めてのかたは「パスポートの作り方はどうすればいいの?」「どんな書類が必要なの」などわからないこともたくさんあると思います。
そこで今回は、必要書類から受け取りの方法まで、パスポートの作り方を徹底解説します。パスポートの作り方をマスターして最高の旅をスタートさせましょう!
そもそもパスポートとは?
日本人であることを証明し、渡航先の国に対して"この人は日本人です。怪しいものではありません。しっかりと保護してやってください"とお願いする公文書がパスポート。空港でパスポートを提示するのは、自分は日本人です、その国に入らせてください、滞在中は安全でいさせてくださいとお願いしているわけです。しっかりまじめな顔でお願いしておきましょう。
日本国内であれば運転免許証や学生書など身分を証明するものがたくさんありますが、海外においてはそれらは身分証明書として通用しません。パスポートがほとんど唯一の自分の身分を証明するものです。
紛失したり、盗難にあったりしないよう、しっかりと管理しましょう。
5年パスポートか10年パスポートどちらかを選択!
・有効期限 5年-11,000円(内訳:収入印紙9,000円、収入証紙2,000円)
・有効期限 10年-16,000円(内訳:収入印紙14,000円、収入証紙2,000円)
日本で発行できるパスポートは有効期限が5年のもの(色が紺色)と、有効期限が10年のもの(色が赤色)があり、発行手数料はそれぞれ5年パスポートは11,000円、10年パスポートは16,000円かかります。
現在20歳未満の方は5年パスポートしか選択することができませんが、成人していればどちらか好きなほうを選択することができます。有効期限が切れてしまったパスポートはもちろん使用することができず、再度再発行として申請をする必要があります。手続きがめんどうだと感じるかたは10年パスポートを選択することをおすすめします。
パスポートの申請のために準備する必要書類
1.一般旅券発給申請書/1通
(各都道府県旅券課、または旅行会社で入手をする)
2.戸籍抄本(または戸籍謄本)/1通(発行後6カ月以内のもの)
3.住民票/1通(発行後6カ月以内で、本籍地の記載があるもの)
住民基本台帳ネットワークシステムの運用を開始した都道府県の申請窓口で申請をされる方は原則不要
4.写真/1枚(6カ月以内に撮影したもの)
縦4.5cm×横3.5cm(縁なし)で正面、肩口から上、無帽、無背景(薄い色)のもの。写真の裏面には氏名を記入しておきます。
5.申請者本人に間違いないことを確認できる書類
運転免許証や保険証など氏名・本籍・現住所が一致するもの(コピー不可)。ただし保険証などの写真がない証明書類の場合、学生証など写真のあるものと2つ提出しなくてはいけません。
1から5までのこれらをそろえて、住民登録してある都道府県庁の旅券課・出張窓口へ行きます。
パスポートの申請方
1.住民登録してある都道府県庁の旅券課・出張所へ行き申請します。
申請時に旅券引換書(一般旅券受領証)が渡されます。
場所はこちらで確認!→ 外務省パスポート担当窓口一覧表
2.指定された旅券交付日以降に、申請した旅券事務所に行く。
代理人ではパスポートを受け取ることができないので、必ず本人が行って受けとりましょう。
パスポートの受け取り
1.一般旅券受領書(申請したときに発行してもらう書類)
2.発行手数料/10年旅券…16,000円 5年旅券…11,000円
パスポートを申請して1週間~10日間かかって晴れてパスポートをGETすることができます。
パスポートが必要なときは?
1.空港で警備員に掲示!
空港の入り口で警備員の人に「パスポートを見せてください」と言われることがあります。用もないのに怪しい人が空港に入らないかどうかチェックしています。
2.航空会社のカウンターでカウンターのお姉さんに掲示!
空港について自分のツアー名を掲示板で確認し添乗員(または旅行会社の人)と合流。航空チケットを受け取り各航空会社のカウンターでチェックインするときに掲示!
3.出国出口で出国管理官に掲示!
荷物もあずけ、いよいよ出国。出国出口のボックス内の出国管理官に航空チケットと一緒に掲示!
4.外国人の入国管理官に掲示!
飛行機が到着!
入国管理官がいるボックスまでまっしぐら。
飛行機の中でフライトアテンダンドから渡されたイミグレーションカードと一緒に掲示!
「旅行の目的は?」「sightseeing!」。そして入国の証のスタンプが押されます。
5.ホテルのフロントに掲示!
ホテルについて自分でチェックインをしなければいけない場合は、フロント係に掲示!
添乗員付きのツアーの場合は、添乗員がみんなのパスポートを集めてチェックインを代行してくれることがほとんどなので、しばらくロビーで待った後部屋のキーを渡してもらえます。
※ 帰国の場合も行きと同様
帰る場合も行きと同様に2と3を経た後、日本の空港について日本の入国管理官にパスポートを掲示して日本に戻ってこれます。
番外編:ビザ(査証)を申請するとき
滞在日数が15日を越える中国への旅行など、一部の国と条件によりビザが必要に なることもありますが、ツアーなら旅行会社が手配してくれています。その際、一時期的に旅行代理店にパスポートを預けます。
番外編その2:外国で警察官などから身分証明書の提示を求められたとき
よほど妙な行動をしない限りまずありえない状況です。ただし、外国人が珍しい場所に行った場合などは、物珍しさから掲示を求められることもあります。
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