■春先に注意したい「ブラックアイスバーン」って?
−交通事故を起こしやすいのは、どんな場所ですか?
「ずばり、交差点です。「交通事故発生状況」(警察庁調べ)によると、交差点の事故件数は、全事故の半数以上を占めます。見通しの悪い交差点では、一時停止で安全を確認することはもちろん大事ですが、相手が止まらなかった場合をあらかじめ想定しておくことも大切です。また寒い地方では『ブラックアイスバーン』にも注意を。『ブラックアイスバーン』とは、路面の雪どけ水が夜間に冷えて凍りつくことをさす言葉。濡れたアスファルトと見分けがつきにくいので、特に注意が必要です。早春の夜は無論のこと、橋の上やトンネル出口など、日かげや風が吹きわたって冷えている場所で起きる可能性が高いので注意してくださいね」
濡れた路面だと思っていたら氷だった、なんてことも。目を凝らしてもなかなか分からないだけに、常に危険を予測しながら運転することが大切です。