意外とたくさんある？ タイムスリップをテーマにした面白いマンガ8選

今年はタイムスリップものの傑作『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』で舞台となった「未来」、2015年です。タイムスリップものといえば、漫画にもたくさんありますよね。今回は、タイムスリップをテーマにした面白い漫画をチョイスしてご紹介します。

※記事内に各漫画のストーリー展開を示唆する記述があります。ご了承の上、お読みください。

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「ギャンブルの結果を確認」「織田信長に助言」。タイムマシーンがあったら何をしたい？

●『王家の紋章』作：細川智栄子あんど芙〜みん

エジプトに留学中の16歳の少女キャロル・リードが、古代エジプトの王墓の発掘に立ち会った際、呪術によって古代エジプトにタイムスリップ。その墓に埋葬された王・メンフィスに見初められるが......というお話。とにかく主人公があちこちにさらわれるので読者もどきどきします。

1976年(昭和51年)に連載が開始されましたが、現在も『月刊プリンセス』で連載中という、少女漫画界きっての大河漫画です。

●『信長協奏曲』作：石井あゆみ

普通の勉強のできない高校生・サブローが戦国時代にタイムスリップして織田信長になるというお話。現在も『ゲッサン』にて連載中です。あまり勉強のできない子が主人公なので、歴史についてもうろ覚えの知識しかないという点がユニークです。この先、どのようにして「本能寺の変」を迎えるのでしょうか!?

●『信長のシェフ』作画:梶川卓郎／料理監修:西村ミツル

現代のシェフが戦国時代にタイムスリップし、織田信長の料理番として仕えるようになります。信長の戦いに付き合わされる(！)中で、さまざまな料理を披露するというお話です。万能調味料「しょうゆ」もない時代に、いろいろ工夫しながら現代の料理を再現し、戦国時代に生きる人々の舌を魅了するのです。『週刊漫画TIMES』にて連載中です。

●『僕はビートルズ』原作：藤井哲夫／作画：かわぐちかいじ

ビートルズのコピーバンドをやっていた日本人4人組が、ビートルズがデビューする前の時代にタイムスリップし、ビートルズより先にデビューしてしまうというお話。もちろん楽曲はビートルズの盗作なのです。

●『ジパング』作：かわぐちかいじ

太平洋上で演習中の日本の新鋭イージス艦『みらい』が、第二次世界大戦の最中にタイムスリップ。折しもミッドウェー海戦で日本が大敗する直前でした。そこで、一人の日本帝国海軍士官を救出するのですが......というお話です。

●『代紋TAKE2』原作：木内一雅／作画：渡辺潤

暴力団「海江田組」組員の阿久津丈二は、1989年に鉄砲玉となり、逃亡中に死んでしまいます。ところが、目を覚ますとそこは1979年の新宿。自分の転落人生の始まりとなったその時点だったのです。阿久津丈二は人生をやり直すべく、新しい人生を歩きだすが......というお話です。タイムスリップでやくざものという、珍しくも面白い作品です。

●『JIN-仁-』作：村上もとか

「東都大学附属病院」の脳外科医・南方仁は、ある夜、急患を緊急手術した直後意識を失い、倒れてしまいます。目を覚ますと幕末にタイムスリップしていたのでした。南方仁は幕末に生きる決意をし、多くの人を近代医学の知識で救っていくのですが......というお話です。ドラマ化され、原作ともども大ヒットしました。

●『漂流教室』作：楳図かずお

大和小学校の6年生、高松翔がある日登校すると突然激しい地震が起こります。地震が収まってみると、小学校の周囲は荒廃していました。小学校だけが人類も滅んでしまったはるかな未来へ飛ばされてしまったのです。小学生たちの生き残るための戦いが始ります......というお話。これは漫画史に残る傑作です。

いかがだったでしょうか、他にも『犬夜叉』(作：高橋留美子)、『天は赤い河のほとり』(作：篠原千絵)などのタイムスリップもの漫画があります。もし興味を持った漫画があったら、ぜひ手に取ってみてください！

(高橋モータース＠ｄｃｐ)