目次
- 賃貸契約でよく使われる用語
- 家賃・賃料(やちん・ちんりょう)
- 前家賃(まえやちん)
- 日割り家賃(ひわりやちん)
- 敷金(しききん)
- 礼金(れいきん)
- 管理費・共益費(かんりひ・きょうえきひ)
- 初期費用(しょきひよう)
- 更新料(こうしんりょう)
- 保証人・連帯保証人(ほしょうにん・れんたいほしょうにん)
- 仲介手数料(ちゅうかいてすうりょう)
- 内金(うちきん)
- 不動産会社(ふどうさんがいしゃ)
- 取引態様(とりひきたいよう)
- 貸主(かしぬし)
- 代理(だいり)
- 仲介(ちゅうかい)
- 管理会社(かんりがいしゃ)
- 二重家賃(にじゅうやちん)
- 入居審査(にゅうきょしんさ)
- 内見(ないけん)
- 不動産・住宅用語
- ゼロ物件(ゼロぶっけん)
- フリーレント
- 築年数(ちくねんすう)
- リノベーション
- メゾネット
- 共同住宅(きょうどうじゅうたく)
- ロフト
- シェアハウス
- 間取り(まどり)※1R・1K・1DKなど
- 宅配ボックス(たくはいぼっくす)
- 共用部分(きょうようぶぶん)
- ユニットバス
- 浴室暖房乾燥機(よくしつだんぼうかんそうき)
- オートロック
- ウォークインクローゼット
- 2口コンロ(ふたくちこんろ)
- プロパンガス
- 都市ガス(としがす)
- インナーバルコニー
- オープンキッチン
- カウンターキッチン
- クッションフロア
- フローリング
- 24時間ゴミ出し可(24じかんごみだしか)
- 引越し手続きでよく使われる用語
- マイナンバー
- 住民票(じゅうみんひょう)
- 転出届(てんしゅつとどけ)
- 転入届(てんにゅうとどけ)
- 転居届(てんきょとどけ)
- 火災保険(かさいほけん)
- 引越しアイテム用語
- ハンガーボックス
- 養生(ようじょう)
- エアキャップ
- シューズボックス
- 引越し用語
- 繁忙期(はんぼうき)
- 見積もり(みつもり)
- 相見積もり(あいみつもり)
- 積み切り(つみきり)
- 前梱(ぜんこん)
- 不用品処分(ふようひんしょぶん)
- トラック積載量(とらっくせきさいりょう)
- 設置・セッティング(せっち・せってぃんぐ)
- 一時保管(いちじほかん)
- 家電リサイクル法(かでんりさいくるほう)
- トランクルーム
賃貸契約でよく使われる用語
家賃・賃料(やちん・ちんりょう)
借りている物件に毎月支払う費用のこと。
前家賃(まえやちん)
入居を開始する月の家賃のこと。3月に契約を済ませて4月から入居を開始する場合、契約の時点で4月分の家賃を前払いします。
日割り家賃(ひわりやちん)
入居開始が月初めではない場合に計算して支払う家賃のこと。
敷金(しききん)
物件を契約したときに支払う費用のこと。家賃の滞納や部屋の損害などが発生した時に補填するために使われます。退去するときに部屋の修復が必要ならば敷金があてがわれ、問題がなければ返金されます。
礼金(れいきん)
物件を契約したときに貸主に対してお礼として支払う費用のこと。家賃の1ヶ月分が相場で敷金とセットで扱われることが多いですが、礼金は返金されません。
管理費・共益費(かんりひ・きょうえきひ)
物件を維持していくために必要となる費用。ほぼ同じ意味合いを持つ言葉ですが、厳密には管理費は物件全体の維持管理のため、共益費は共用部分の維持管理のためという違いがあります。家賃と一緒に毎月支払うものになるので、きちんとチェックしておきましょう。
初期費用(しょきひよう)
賃貸物件の契約時にかかる総費用のこと。敷金・礼金・仲介手数料・前家賃・火災保険などが含まれます。月の途中から入居の場合は、前家賃が日割り家賃になることが一般的です。
更新料(こうしんりょう)
賃貸物件で一般的に2年ごとにかかる更新のための費用。だいたい家賃の1〜2か月分であることが多いです。
保証人・連帯保証人(ほしょうにん・れんたいほしょうにん)
身元などを保証する人物のこと。物件を契約する際に必要で、近年では保証会社でも契約できる場合もあります。
仲介手数料(ちゅうかいてすうりょう)
賃貸物件の契約を仲介した不動産に支払う費用。
内金(うちきん)
契約が成立した際に発生する売買代金の一部を前払いする代金のこと。
不動産会社(ふどうさんがいしゃ)
不動産の売買、交換、賃貸、管理を行う会社のこと。貸主との仲介も行います。不動産会社を通して賃貸物件を契約すると、仲介手数料が発生します。
取引態様(とりひきたいよう)
不動産の取引における宅建業者の関与の仕方のこと「貸主」「代理」「仲介」の3つに分けられます。それぞれの宅建業者によって、取引形態が変わります。
貸主(かしぬし)
賃貸される物件の所有者のこと。物件のオーナーや大家さんのことをいいます。取引態様での「貸主」は、契約の当事者が貸主と借主が直接行うケースのこと(間に不動産会社を通さない)で、この場合は仲介手数料がかかりません。
代理(だいり)
不動産の取引態様の1つ。貸主の代わりとして不動産会社が入居者の募集や賃貸契約を行います。仲介手数料はかからないのが一般的です。
仲介(ちゅうかい)
不動産の取引態様の1つ。仲介業者が貸主と借主の間に入り、入居者募集から賃貸契約までの業務を行います。仲介手数料がかかります。
管理会社(かんりがいしゃ)
管理の委託を受けた専門業者のこと。アパートやマンションの清掃、防火・防音・警備。設備機器の点検などを行います。引越した後のガスや電気でのトラブルが起きた際には、物件が契約している管理会社へ連絡します。
二重家賃(にじゅうやちん)
賃貸物件から賃貸物件に引っ越す際に、古い住居と新しい住居のどちらの物件の家賃も発生してしまった時に支払う家賃のこと。
入居審査(にゅうきょしんさ)
家賃支払い能力を見る審査。仮申し込みから本契約までのあいだに行われます。
内見(ないけん)
選んだ物件の下見に行くこと。外観だけでなく、部屋の中をみることができます。
不動産・住宅用語
ゼロ物件(ゼロぶっけん)
敷金礼金が無料の物件のこと。
フリーレント
家賃が一定期間無料(フリー)になること。
築年数(ちくねんすう)
物件が建てられてからの年数のこと。
リノベーション
築年数のたった建物に改修工事を加えること。和室を洋室に変えたり、部屋の性能(耐震・耐久性、耐火性、安全性など)を向上させたりすることで新築のようになります。
メゾネット
集合住宅の形式の一つ。部屋の中に階段があり、2階以上の断層で構成された物件。居住空間を広く使うことができます。
共同住宅(きょうどうじゅうたく)
1つの建物に複数の世帯が暮らせるようになっている集合住宅のこと。アパートやマンションをまとめて意味します。
ロフト
本来は物置用の屋根裏部屋。天井を高くしてスペースを作ることで、1つの部屋に余分に収納場所や就寝場所を確保することができます。ハシゴなどで上り下りします。
シェアハウス
3LDKなど居室数が多いファミリータイプの住居に複数人で暮らすこと。リビングなどの共有スペースと各自の個室が用意されているタイプが一般的です。
間取り(まどり)※1R・1K・1DKなど
1R キッチンと部屋の仕切りがない部屋。
1K キッチンと部屋が分かれているタイプの部屋。
1DK キッチンと部屋の仕切りはないが、キッチン部分がダイニングキッチンになっている部屋。
1K キッチンと部屋が分かれているタイプの部屋。
1DK キッチンと部屋の仕切りはないが、キッチン部分がダイニングキッチンになっている部屋。
宅配ボックス(たくはいぼっくす)
不在時に配達された宅配便などを後で受け取れるよう一時的に保管する共用設備のこと。「宅配ロッカー」ともいいます。
共用部分(きょうようぶぶん)
エントランスや廊下など、戸建でない場合、住人が誰でも通る部分。
ユニットバス
浴室とトイレがセットになっている水回りのこと。洗面所もつくと3点ユニットという。物件情報では、「UB」と表記されることも多い。
浴室暖房乾燥機(よくしつだんぼうかんそうき)
浴室についている洗濯物を乾燥することができる設備。浴室の暖房や冷房がついていることもあります。浴室乾燥機がついていると天気や時間帯に左右されることなく、洗濯物を干すことができます。
オートロック
マンションなどのエントランス部分に設置されている場合が多く、ドアを閉じると自動で施錠されるシステム。
ウォークインクローゼット
歩いて入れるほどの広さが確保されている大型クローゼットのこと。物件情報では「WC」と表記されることも多い。
2口コンロ(ふたくちこんろ)
ガスコンロの場合バーナー部が2つ付いているコンロのことをいいます。IHコンロも同様の呼び方をされ、1口、2口、3口などの種類があります。
プロパンガス
LPガスとも呼ばれる液化石油ガスのこと。都市ガスよりもやや費用が高めです。
都市ガス(としがす)
広域的に供給販売されているガスのこと。
インナーバルコニー
建物内部にある屋根付きバルコニーのこと。
オープンキッチン
壁やカウンターなどの仕切りがなく、部屋と一体化したキッチン。壁付けの場合と対面式の場合があります。
カウンターキッチン
キッチンとダイニングルームの間にカウンターがついているキッチン。皿の受け渡しができるようになっています。
クッションフロア
表面に塩化ビニールを使った床材で、わずかに弾力性があります。耐久性、耐水性に優れているため、水まわりによく使われています。
フローリング
洋室の床の素材。畳の上にフローリング材の板を貼ったクッションフローリングもあります。
24時間ゴミ出し可(24じかんごみだしか)
どの時間帯でもゴミが出せる集積場が設置されていること。マンションタイプに多くみられます。
引越し手続きでよく使われる用語
マイナンバー
税金や年金、雇用保険などの情報を管理するための国民一人ひとりにあるナンバー。行政の効率化、国民の利便化を高めるためのものです。大学生はアルバイトの勤務先、奨学金の申請時に勤労学生の控除手続きなどに利用します。
住民票(じゅうみんひょう)
住民に関する個人単位の記録のこと。氏名、生年月日、性別、住所、住所を定めた日、前の住所、その市町村の住民となった日、世帯主との続柄、本籍などの情報がまとめられています。引越しの際には住民票を移す必要があります。
転出届(てんしゅつとどけ)
引越し前の住所と異なる市区町村に引越す場合、住民票を移すために引越す前の市区町村の役所へ提出する書類。その際に「転出証明」が出されるので、転入先の市区町村に提出します。
転入届(てんにゅうとどけ)
引越し前の住所と異なる市区町村に引越す場合、住民票を移すために引越し先の市区町村の役所へ手続きが必要となる書類。14日以内の手続きが求められます。手続きには、引越す前の住所の市区町村で発行してもらう「転出証明書」と印鑑、身分証明書が必要です。
転居届(てんきょとどけ)
引越し前の住所と同一の市区町村へ引越す場合、市区町村の役所へ手続きが必要となる書類。14日以内の手続きが求められます。
火災保険(かさいほけん)
契約期間中の火災、水漏れに対処する保険のこと。
引越しアイテム用語
ハンガーボックス
洋服が吊るせるようになっている箱。イメージは移動式のクローゼットで、ハンガーに吊るしたまま運べるので洋服にしわがつきにくく箱詰めの手間も減らせます。
養生(ようじょう)
荷物を運ぶときに、通路や階段、壁などを傷つけないように専用のシートやボードで保護すること。
エアキャップ
傷がつきやすいものを包む資材の名称。気泡状のビニール保護シート(気泡緩衝材)で、「エアシート」や「プチプチ」とも呼ばれています。
シューズボックス
履物をまとめて収納する箱のこと。
引越し用語
繁忙期(はんぼうき)
引越し業者が忙しくなる3月~4月上旬時期のこと。荷物が少ないと引越しの料金も安くなる場合があります。
見積もり(みつもり)
引越しにいくらかかるか計算すること。
相見積もり(あいみつもり)
いくつかの引越し業者から見積もりを取ること。
積み切り(つみきり)
指定した大きさのトラックの荷台に積み切れるだけの荷物を運んでもらうこと。乗り切らなかったものは自分で運べば、費用を抑えることができます。
前梱(ぜんこん)
引越し業者が引越し日より前に荷物の梱包作業を行なうこと。当日の作業をよりスピーディにこなすことができます。
不用品処分(ふようひんしょぶん)
不要な荷物を廃棄すること。
トラック積載量(とらっくせきさいりょう)
トラックの荷台に載せられる重量のこと。
設置・セッティング(せっち・せってぃんぐ)
冷蔵庫・洗濯機などの大型家電、本棚やベッドなどの大型家具を指定された位置へ設定すること。小物などをセッティング、配置すること。
一時保管(いちじほかん)
引越してすぐにまだ部屋に荷物を入れられないときに荷物一時預かってくれるサービスのこと。
家電リサイクル法(かでんりさいくるほう)
1998年5月に成立し、2001年4月から本格施行された法律。使われなくなった家電製品を捨てるときに費用がかかる制度で、リサイクルすることで資源の有効活用を目指しています。
トランクルーム
貸倉庫のこと。利用頻度の少ない荷物を預けられるほか、引越し会社が一時的に荷物を預かるサービスを行なってくれることもあります。
イラスト・MARIKO TANAKA
文・山下 茜(アート・サプライ)
文・山下 茜(アート・サプライ)