2020年02月10日 更新

一人暮らしにおすすめな電気ケトル4選と選び方

一人暮らしにあると便利な電気ケトルの選び方とおすすめ商品を紹介します。電気ケトルはコーヒーやお茶をいれるときや即席のスープ、味噌汁、カップ麺などを食べる場合にも利用できます。特に一人暮らしではやかんと比較をしても場所を取らず、安全&時短のアイテムです。自分に合っている電気ケトルを見つけて一人暮らしを充実させましょう。

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一人暮らしを始める際にあると役に立つのが瞬時にお湯を沸かしてくれる「電気ケトル」。意外に思えるかもしれませんが、非常に汎用性の高いアイテムなのです。ティータイムや料理をするとき、カップ麺を食べるときなどに使用できるのはもちろん、中には加熱時の水蒸気を活かして簡易加湿器として使う人もいるそうです。
非常に便利で人気も高い電気ケトルですが、価格帯がピンからキリまで広いのに対して、性能の違いがなかなか分かりづらいため、「どれが一人暮らしに向いているか分からない…」と迷っている人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな電気ケトルの選び方を解説しつつ、おすすめの製品をご紹介します。

電気ケトルの選び方

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容量で選ぶ

電気ケトルは、0.4Lサイズの小さなものから1.5Lを超える特大サイズまでさまざまなサイズの製品がリリースされています。一見、大きなものの方がたくさん沸かせて便利に思われがちですが、大型サイズになると重量が重くなるため手軽に使いづらいというデメリットも。
また、置く場所が限られやすい一人暮らしの場合にはただ邪魔になるだけの可能性もあるため、一人暮らしであれば0.6L~1.0L程度のサイズを選ぶのが一般的です。

素材で選ぶ

ケトルの材質は、主にプラスチック、ステンレス、ガラスに分かれます。
  • プラスチック

    プラスチックは安価で軽いため、使い勝手はよいものの、耐久性が低いので落として割れてしまったり、突然ヒビが入って使い物にならなくなったりすることも。場合にによっては、水垢で黄ばんでしまい、あまり衛生的ではなくなることもあります。 そのため、プラスチック製の電気ケトルは、とにかくコストパフォーマンスを重視したい場合におすすめです。

  • ステンレス

    ステンレスの場合はおしゃれなフォルムのものが多く、インテリアとして部屋に置いてあっても素敵です。
    金属のため熱伝導性が高く、沸騰にかかる時間が短い点や、耐久性に優れている点などさまざまなメリットがあります。ただし、使用時は本体が高温になるため、くれぐれもやけどに注意しましょう。

  • ガラス

    製品の数は少ないですが、ガラス素材を採用しているケトルもあります。 こちらもステンレス製と同じくインテリア性が高いものが多いので、キッチンのアクセントとして取り入れることもできます。 ステンレスに比べると熱くならないため、触ってやけどしづらいのもガラス製ならではのメリットです。 ガラスなので見えるところに置いておく場合はこまめなお手入れをしてピカピカにしておく必要がありますが、汚れを可視化できるために非常に衛生的です。

このように、電気ケトルは素材によっても大きな違いがある家電です。自分の生活スタイルに適したものを選ぶのがよいでしょう。

安全性で選ぶ

  • 二重構造

    湯沸かし中や沸騰直後の本体は非常に高温になっており、間違えて触ったりしてしまうと大やけどを負う危険性も。そのようなアクシデントを防ぐには、二重構造になっているモデルを選べば熱が表面に出てきづらく、やけどのリスクを抑えることができます。

  • ロック機能

    不意に本体を倒してしまうことも考えられるので、中のお湯が出るのを防ぐロック機能があるものを選んだほうがより安全性は高くなります。

  • 蒸気レス機能

    湯沸かし時に放出される水蒸気を抑える「蒸気レス機能」を備えているものも安全性が高い製品です。この機能がついていないと、水蒸気に触れて火傷を負う危険性があります。
    また、水蒸気は部屋に余分な湿気を発生させる原因です。乾燥する冬場などでは重宝する場合もありますが、基本的には少しでも水蒸気が出づらいもののほうが良いでしょう。

  • 空焚き防止機能

    さらに、ケトルの中にお湯が入っていない場合に炊くのを防いでくれる空焚き防止機能も非常に重要です。火災や故障のリスクを軽減してくれます。

保温性で選ぶ

その都度お湯を沸かして使用するのが電気ケトルの基本的な使い方ですが、場合によっては一度に多めに沸かしておきたいこともあるでしょう。
そういった場合は、保温機能がついているケトルを選ぶと良いでしょう。
中が二重構造で間が真空になっているものには保温効果があり、いちいち沸かさなくて良いため非常に使い勝手にすぐれています。沸かし直しの電気代を心配する必要もありません。
30分~1時間程度はしっかり保温できるので、コーヒーやお茶をよく飲む方など、使用頻度が高い方はこちらもチェックしましょう。

機能で選ぶ

使用用途を考え、注ぎ口の形もチェックしておきましょう。
コーヒーなど飲み物に使用する場合、マグカップやドリッパーなどの限られた場所に注ぐことが想定されるため、できるだけ細い注ぎ口のものの方が使いやすいです。
一方、カップ麺などの大量のお湯を一気に投入したい場合はある程度大きめの注ぎ口のものを選んだほうが良いでしょう。


また、コーヒーやお茶など、沸騰したお湯よりも少し温度が低めの方が美味しい仕上がりになるものもあります。そのような用途に適しているのが、温度調節機能を備えたケトルです。設定温度を絞ることにより、ぬるめのお湯を沸かすことができ、熱燗などの湯煎にも使用することができます。

デザインで選ぶ

電気ケトルはほとんどの場合、サッと取り出してサッと使える場所に置いておく方が多いです。
そうなると部屋でもそれなりに目立つ場所に置くことになるため、デザインの良し悪しも重要になってきます。
レトロ調のポットのようなモデルや、ステンレス仕様のクールなものまで、さまざまなデザインの製品が存在しています。
お部屋のインテリアに合ったものを選ぶというのも一つの選び方でしょう。

電気ケトルのおすすめメーカーとおすすめ電気ケトル

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ティファール(T-fal)

フランスの郊外発祥の世界的な家電メーカーティファール(T-fal)は、電気ケトルというものを世界で初めて世に送り出したメーカーでもあります。
機能性も兼ね備えつつ、おしゃれで画期的なデザインの製品をリリースしていることが大きな特徴。また、温度コントロールのできる製品も開発しています。
ティファール ジャスティン プラス コントロール KO7558JP
ティファールの温度設定機能、保温機能がついた1.2Lモデルです。 カップ麺一杯分の500ccのお湯を約3分で沸かすことができる強力なパワーに加え、7段階の温度設定が可能。
設定した温度で最大60分間の保温ができるため、一度に沸かしていろいろな用途に使用することができます。
また、お手入れしやすい大口径の間口や水垢が付きづらい底面など、細かい配慮が行き届いているのも大きなポイントです。
どんな方にもおすすめできる製品と言えるでしょう。


バルミューダ(BALMUDA)

バルミューダ(BALMUDA)は、2003年に東京で設立されたメーカーです。
調理家電や扇風機などの空調機器、ライティング機器などを手掛けています。
こちらのメーカーの製品の最大の特徴は、なんといってもデザイン性の高さです。一目見てバルミューダと分かるようなシックなデザインは、どんなお部屋にも映えること間違いありません。
バルミューダBALMUDA The Pot K02A
600mlと、一人暮らし向けにちょうどよいサイズ感が魅力的な電気ケトルです。
注ぎ口が非常に細くなっているため、コーヒーやお茶をティーカップに淹れる際にキレイに美味しく淹れることができるのが大きなポイントです。
デザイン性に優れるだけでなく、握りやすさと注ぎやすさにこだわったフォルムは使用すると手放せなくなると評判です。
限定カラーなども登場しているので、興味のある方はぜひともチェックしてみてくださいね。

デロンギ(DeLonghi)

オイルヒーターや調理家電、コーヒーメーカーなどが有名なイタリアのブランドです。
全体的にステンレス仕様の製品が多く、鮮やかな色の商品が目を引きます。光沢感あふれる魅力的なデザインが大きな特徴です。
デロンギ シーン SJM470J
1.0Lの大きすぎず小さすぎない、丁度いいサイズの電気ケトルです。
空焚き防止機能や取外し可能なフィルター、ふたのワンプッシュオープンなどリーズナブルな価格ながらも便利な機能が揃っており、使い勝手が非常に良好です。
デロンギ特有のつや消し仕上げのステンレスを採用しているため、丈夫さとデザイン性をしっかりと両立しています。
おしゃれなお部屋にしたい方にぜひともおすすめです。

タイガー魔法瓶(TIGER)

タイガー魔法瓶(TIGERS)は、国内の老舗調理家電メーカーです。
安全性、機能性を重視したモデルが多く、低価格帯でもしっかりと転倒漏れ防止機能などの安心して使える機能が充実しています。
コストパフォーマンスと機能性を重視したい方にぴったりな電気ケトルがラインナップされています。
タイガー魔法瓶 蒸気レス 電気ケトルPCJ-A081
蒸気レス構造のタイガーの電気ケトルです。
蒸気を外に出しづらいため、高温の蒸気に触れてやけどをしてしまうリスクを大幅に防いでくれます。
転倒防止漏れ防止機能に加えて樹脂製の二重構造になっているので、本体自体が熱を持ちづらく、保温性にも優れているのが魅力です。
再沸騰をさせなくて良いというのは電気代の節約にもなるため、一人暮らしの限られた生活の中で大きなメリットでしょう。
価格もお求めやすく、一人暮らしの必携アイテムといっても過言ではありません。

まとめ

大量のお湯を保温しておくということが少ない一人暮らしにおいて、電気ケトルはお湯を沸かす有効な手段です。しかしながら使用方法を誤るとやけどをしてしまったり、大怪我につながってしまうこともあります。この記事を参考にして安全性が高く、なおかつ機能的にもデザイン的にも納得の行く製品を探してみてくださいね。
※掲載の価格、商品スペック等は掲載時の情報です。

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