目次
- サラウンドヘッドホンとは?
- サラウンドヘッドホンのch(チャンネル数)の違いと特長
- 5.1chサラウンドの特徴
- 7.1chサラウンドの特徴
- 一人暮らしに最適なサラウンドヘッドホンの選び方
- ヘッドホンかヘッドセットかで選ぶ
- ヘッドホンの構造で選ぶ
- 有線かワイヤレスかで選ぶ
- 目的別に選びたい!おすすめサラウンドヘッドホン
- 映画鑑賞におすすめのサラウンドヘッドホン
- オーディオ鑑賞におすすめのサラウンドヘッドホン
- ゲームにおすすめのサラウンドヘッドホン
- 価格で選びたい!サラウンドヘッドホン
- 2,000円以下で買えるおすすめサラウンドヘッドホン
- 5,000円以下で買えるおすすめサラウンドヘッドホン
- 10,000円近くで買えるおすすめサラウンドヘッドホン
- まとめ
サラウンドヘッドホンとは?
音響関連では、よくサラウンドという言葉を聞きますが、一体どういうものなのか説明しておきましょう。
通常、ステレオヘッドホンと呼ばれるものは、左右にスピーカーが1基ずつ合計2基のスピーカーが音を分担し、左右から音を出します。これがサラウンドスピーカーになると、スピーカーが5台、7台、9台と数が増えていきます。
これによって、たとえば映画を視聴しているとき、画面に合わせて自分の頭上を飛行機が通過していったり、斜め後ろから足音が聞こえたりといった臨場感あふれる音を出せるようになります。質の良いものだと、まるでその場面に自分が居合わせたかのような体験ができるほどです。
通常、ステレオヘッドホンと呼ばれるものは、左右にスピーカーが1基ずつ合計2基のスピーカーが音を分担し、左右から音を出します。これがサラウンドスピーカーになると、スピーカーが5台、7台、9台と数が増えていきます。
これによって、たとえば映画を視聴しているとき、画面に合わせて自分の頭上を飛行機が通過していったり、斜め後ろから足音が聞こえたりといった臨場感あふれる音を出せるようになります。質の良いものだと、まるでその場面に自分が居合わせたかのような体験ができるほどです。
ちなみに実際のヘッドホンでは、疑似的にスピーカーが多くなったように聞こえるヴァーチャルサラウンドと、本当にスピーカーがその数あるリアルサラウンドとに分けられますが、ほとんどのヘッドホンはヴァーチャルサラウンドとなっています。
サラウンドヘッドホンのch(チャンネル数)の違いと特長
サラウンドヘッドホンは主に5.1ch、7.1ch、9.1chの3種類のチャンネルがあります。
9.1chはあまり数も多くなく、また非常に高価なものも多いため、今回は5.1chと7.1chに絞って解説します。
ちなみにch数に必ず付く「.1」の部分は低音用のサブウーファーを表しています。
低音専門のスピーカーであるウーファーは指向性がなく、高音域、中音域と違って特定のメロディを持たないために0.1扱いとなっています。
9.1chはあまり数も多くなく、また非常に高価なものも多いため、今回は5.1chと7.1chに絞って解説します。
ちなみにch数に必ず付く「.1」の部分は低音用のサブウーファーを表しています。
低音専門のスピーカーであるウーファーは指向性がなく、高音域、中音域と違って特定のメロディを持たないために0.1扱いとなっています。
5.1chサラウンドの特徴
現在もっとも浸透しているサラウンド方式が5.1chサラウンドです。
前方に3基、後方に2基のスピーカー配列を行うことにより、360°臨場感のあるサウンドが楽しめます。
映画のDVDやPS4のゲーム等はこの方式を前提に作られており、通常のスピーカーに比べて緊迫感のある音源を体感できるようになっています。
前方に3基、後方に2基のスピーカー配列を行うことにより、360°臨場感のあるサウンドが楽しめます。
映画のDVDやPS4のゲーム等はこの方式を前提に作られており、通常のスピーカーに比べて緊迫感のある音源を体感できるようになっています。
7.1chサラウンドの特徴
最近ブルーレイの映画などでだんだんと増えてきた5.1chの上位互換です。
前方3基、後方2基までは一緒ですが、さらに両サイドに2基のスピーカーが増えます。
5.1chの弱点だった「横方向から聞こえる音の距離」を克服し、5.1chよりさらに距離や音の大きさなどが進化しています。より迫力のあるサウンド体験をしたいのであればこちらがおすすめです。
前方3基、後方2基までは一緒ですが、さらに両サイドに2基のスピーカーが増えます。
5.1chの弱点だった「横方向から聞こえる音の距離」を克服し、5.1chよりさらに距離や音の大きさなどが進化しています。より迫力のあるサウンド体験をしたいのであればこちらがおすすめです。
一人暮らしに最適なサラウンドヘッドホンの選び方
ヘッドホンかヘッドセットかで選ぶ
ヘッドホンとヘッドセットの大きな違いは、マイクが付いているかいないか、です。
たとえば映画や音楽鑑賞だけが目的であれば、マイクは必要ないためヘッドホンで問題ありません。
ゲームなどでリアルタイムにプレイヤーと連携を取ることが必要なFPSやRTSゲームをプレイする場合は、ヘッドセットの運用が必要不可欠です。マイクが付いている分、本体が大きくなったりマイクが邪魔になったりする場合もありますが、チャットで使用することがあればこちらをおすすめします。
たとえば映画や音楽鑑賞だけが目的であれば、マイクは必要ないためヘッドホンで問題ありません。
ゲームなどでリアルタイムにプレイヤーと連携を取ることが必要なFPSやRTSゲームをプレイする場合は、ヘッドセットの運用が必要不可欠です。マイクが付いている分、本体が大きくなったりマイクが邪魔になったりする場合もありますが、チャットで使用することがあればこちらをおすすめします。
ヘッドホンの構造で選ぶ
ヘッドホンには密閉型と開放型という、大きく分けて2種類のイヤータイプがあります。
密閉型は読んで字のごとく「耳あてのスピーカー部が密閉になっている型」を指します。
密閉なので音漏れが少なく、重低音に重きを置いているヘッドホンが多いため、没入感があります。外出先などでも音漏れの心配がないため、移動中でも使いやすいのが特徴です。
開放型はスピーカー部が密閉されておらず、外側がメッシュ状になっています。
音漏れが気になるので、電車の中などで使うにははばかられますが、締めつけ感や閉塞感が少ないため長時間使用していても疲れにくく、ある程度外部の音も入ってくるため、大事な音を聞き逃すこともありません。また、自然な音質のため、耳への負担が少ないのも嬉しいですね。
密閉型は読んで字のごとく「耳あてのスピーカー部が密閉になっている型」を指します。
密閉なので音漏れが少なく、重低音に重きを置いているヘッドホンが多いため、没入感があります。外出先などでも音漏れの心配がないため、移動中でも使いやすいのが特徴です。
開放型はスピーカー部が密閉されておらず、外側がメッシュ状になっています。
音漏れが気になるので、電車の中などで使うにははばかられますが、締めつけ感や閉塞感が少ないため長時間使用していても疲れにくく、ある程度外部の音も入ってくるため、大事な音を聞き逃すこともありません。また、自然な音質のため、耳への負担が少ないのも嬉しいですね。
有線かワイヤレスかで選ぶ
選択肢として、有線方式かワイヤレス対応なのかも非常に重要です。サラウンド方式で音質にこだわる場合は確実に有線方式に軍配が上がります。
ワイヤレスだと音が途切れてしまったり、音質が圧縮方式によっては悪くなってしまったりするため、とことん音を楽しみたいのであれば、有線のほうがよいでしょう。
反面、有線は配線の煩わしさがあるため、部屋の中どこでも使用できるというお手軽さを重視するのであればワイヤレスを選ぶとよいでしょう。最近は音声が途切れにくいモデルや、一度の充電で長時間再生を確保しているものなども登場し、昔よりはずっと選びやすくなっています。
ワイヤレスだと音が途切れてしまったり、音質が圧縮方式によっては悪くなってしまったりするため、とことん音を楽しみたいのであれば、有線のほうがよいでしょう。
反面、有線は配線の煩わしさがあるため、部屋の中どこでも使用できるというお手軽さを重視するのであればワイヤレスを選ぶとよいでしょう。最近は音声が途切れにくいモデルや、一度の充電で長時間再生を確保しているものなども登場し、昔よりはずっと選びやすくなっています。
目的別に選びたい!おすすめサラウンドヘッドホン
映画鑑賞におすすめのサラウンドヘッドホン
ゼンハイザージャパン ワイヤレスヘッドホン RS175
ワイヤレスで高性能なゼンハイザーのロングラン商品です。
独自のワイヤレス技術で非常に音が途切れづらく、音質面でワイヤレスであることを感じさせないレベルの能力を実現。トランスミッターは3.5mmピン接続か光デジタルにも対応しているのが嬉しいところです。
一つのトランスミッターで2つまでヘッドホン接続が可能なため、友人や恋人と仲良く使用することができます。1回の充電で18時間駆動、保証も2年付きと実におすすめできる製品です。
独自のワイヤレス技術で非常に音が途切れづらく、音質面でワイヤレスであることを感じさせないレベルの能力を実現。トランスミッターは3.5mmピン接続か光デジタルにも対応しているのが嬉しいところです。
一つのトランスミッターで2つまでヘッドホン接続が可能なため、友人や恋人と仲良く使用することができます。1回の充電で18時間駆動、保証も2年付きと実におすすめできる製品です。
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SONY ワイヤレス9.1chヘッドホン MDR-HW700DS
トランスミッターの処理により、疑似ではあるものの9.1chの立体サラウンドの表現に挑戦した世界初のワイヤレスヘッドホンシステムです。音が途切れにくいデュアルバンド無線伝送方式を使用しているため、音が切れることはまずありません。
HDMI接続にも対応しているため、ARC対応のHDMI端子に接続すれば、高音質なデジタル音声を即座に楽しむことができます。音質にこだわって室内で映画視聴をしたい方にもおすすめです。
HDMI接続にも対応しているため、ARC対応のHDMI端子に接続すれば、高音質なデジタル音声を即座に楽しむことができます。音質にこだわって室内で映画視聴をしたい方にもおすすめです。
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オーディオ鑑賞におすすめのサラウンドヘッドホン
BOSE QuietComfort 35 wireless headphones Ⅱ
BOSEのノイズキャンセリング付きヘッドホンシステムです。
ノイズキャンセリングとは、周囲の雑音と逆の位相差の特殊な音波を放出し、その雑音を消しながら出力されている音源に没頭させてくれる機能です。
他にはAlexaやGoogle Assistantに対応しており、Wi-Fiに繋いでおけば、話すだけで様々な情報を取得することが可能です。音質もさることながら、多様な使い方のできるヘッドホンです。
BOSEのノイズキャンセリング付きヘッドホンシステムです。
ノイズキャンセリングとは、周囲の雑音と逆の位相差の特殊な音波を放出し、その雑音を消しながら出力されている音源に没頭させてくれる機能です。
他にはAlexaやGoogle Assistantに対応しており、Wi-Fiに繋いでおけば、話すだけで様々な情報を取得することが可能です。音質もさることながら、多様な使い方のできるヘッドホンです。
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ゲームにおすすめのサラウンドヘッドホン
ロジクール ゲーミングヘッドセット G433
ゲーミングデバイスメーカーの権威、ロジクールのミドルクラスの商品です。
USBDACが標準で付いてくるため、USB接続でもピン接続でもどちらでも対応できるのが大きな魅力です。ハウジング自体も大きすぎず、本体の重量も259gと軽量なため、長時間かけていても疲れにくいでしょう。またこの機種の嬉しいところは、マイクの取り外しができる点です。
マイクを取り外してピンジャック接続を選択すれば、外で普通のヘッドホンとして使用することもできます。ゲーム機、PC、モバイルと様々な使い方ができるのが特徴です。
ゲーミングデバイスメーカーの権威、ロジクールのミドルクラスの商品です。
USBDACが標準で付いてくるため、USB接続でもピン接続でもどちらでも対応できるのが大きな魅力です。ハウジング自体も大きすぎず、本体の重量も259gと軽量なため、長時間かけていても疲れにくいでしょう。またこの機種の嬉しいところは、マイクの取り外しができる点です。
マイクを取り外してピンジャック接続を選択すれば、外で普通のヘッドホンとして使用することもできます。ゲーム機、PC、モバイルと様々な使い方ができるのが特徴です。
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価格で選びたい!サラウンドヘッドホン
2,000円以下で買えるおすすめサラウンドヘッドホン
パナソニック RP-HT260
2,000円以下のサラウンドヘッドホンシステムの鉄板です。
一応サラウンドは付いています、という程度ですが、価格の割にはそれなりに良い音が出ます。特に中音域の張り出しが大きいため、ボーカルに力のある音源はしっかり聞こえます。スマホ等で付属のイヤホンより少しでもグレードアップしたい方向けです。
2,000円以下のサラウンドヘッドホンシステムの鉄板です。
一応サラウンドは付いています、という程度ですが、価格の割にはそれなりに良い音が出ます。特に中音域の張り出しが大きいため、ボーカルに力のある音源はしっかり聞こえます。スマホ等で付属のイヤホンより少しでもグレードアップしたい方向けです。
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5,000円以下で買えるおすすめサラウンドヘッドホン
パナソニック RP-HX550
RP-HT260に比べて全体的に音質が向上しており、聴き比べてみると、特に低音域が全く違います。
形はごつくなりましたが、イヤーパッドにかなり柔らかい素材を使用しているため、耳が痛くなりにくいのも大きなメリットです。折りたたみ式になっているので持ち運びにも便利です。
RP-HT260に比べて全体的に音質が向上しており、聴き比べてみると、特に低音域が全く違います。
形はごつくなりましたが、イヤーパッドにかなり柔らかい素材を使用しているため、耳が痛くなりにくいのも大きなメリットです。折りたたみ式になっているので持ち運びにも便利です。
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10,000円近くで買えるおすすめサラウンドヘッドホン
SONY ワイヤレスヘッドホン WH-CH700N
SONYのBluetooth接続のノイズキャンセリングヘッドホンシステムです。
最大の特徴はスマートフォン用アプリ「Headphones Connect」と連携でき、自分好みの音質で音楽を再生することができるという点です。その日の気分やかけている音楽のジャンルによって様々な音質を選択することができ、5種類のモードから選択ができます。
NFCも搭載しているため、スマートフォンとのペアリングも簡単です。値段が下がってきており、1万円近くで買えるようになってきています。
SONYのBluetooth接続のノイズキャンセリングヘッドホンシステムです。
最大の特徴はスマートフォン用アプリ「Headphones Connect」と連携でき、自分好みの音質で音楽を再生することができるという点です。その日の気分やかけている音楽のジャンルによって様々な音質を選択することができ、5種類のモードから選択ができます。
NFCも搭載しているため、スマートフォンとのペアリングも簡単です。値段が下がってきており、1万円近くで買えるようになってきています。
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まとめ
一言でサラウンドヘッドホンと言っても様々な種類があり、細かく挙げるとまだまだ種類や性能の優れたものがあります。しかし今回まとめた記事を読んでいただければ、サラウンドヘッドホンの選び方や自分に合った製品の見つけ方などがしっかり身につきます。
自分がどういった環境で使用するのか、どういう目的でヘッドホンを使うのかということを意識しながら手にとって探してみてください。
自分がどういった環境で使用するのか、どういう目的でヘッドホンを使うのかということを意識しながら手にとって探してみてください。