2021年07月08日 更新
照明やハンドメイド作品を楽しむ、温かみある1DK
一人暮らしの部屋の実例をご紹介。今回取り上げるのは、築34年の1DKに暮らすmumu_room_さん。黄×白×茶色の構成のインテリアが素敵な部屋です。写真も参考に、お気に入りの場所やアイテムなどをチェックしていきましょう。
6畳ワンルームから、1DKの賃貸マンションへ越してきたというmumu_room_さん。
mumu_room_さん
今の部屋は、築年数34年ですが、内装がすべて白にリノベーションされているので綺麗です。収納がたくさんあるのも決め手でした。角部屋なので日当たりがよいところも気に入り、一目ぼれして即契約しました
部屋が決まったあとは、家具の配置、カーテンの色、花瓶、花の色、植物、天井の照明、サイドテーブルに置くランプ、絨毯、ベッドの大きさなど、いろいろなことを楽しみながら考えたのだとか。イメージをアウトプットするのは、インテリアを失敗しない近道です。ざっくりとでもノートに書き出すことで考えがまとまりやすいですよ。
mumu_room_さん
黄色と白をベースにしたナチュラルなお部屋にしました。木の温かみが好きで、棚や机、収納は木のものを使用してます。色を統一することは一番気を付けました
部屋の配色に黄色をもってくるあたりが、センスのよさを物語っています。部屋の中には、ハンドメイドの小物やオーダーメイドした照明など、思い入れの詰まった素敵なアイテムがたくさん。ハンドメイド作品や理想の部屋をつくるヒントなどをご紹介するので、部屋づくりの参考にしてみて。
誰でもできる! ハンドメイド作品で自分好みの空間に
100均の木箱をウォールアートに
mumu_room_さん
テレビ側の壁は100円ショップのアイテムで作ったものやいろいろな方のハンドメイド作品を飾ってあるので特にお気に入りです
コンセントの左側にかけてあるのは、セリアの木箱をアレンジしたというインテリア。さまざまな装飾糸、カラー糸がミックスされたファンシーツイードという生地を、木箱の中に飾っています。木箱×布を組み合わせることで、立派なウォールアートに! これなら、すぐ材料もそろいますね
自宅で作るドライフラワー
植物のある暮らしを楽しんでいるmumu_room_さん。部屋には、植木や切り花、ドライフラワーなどが常に身近にある状態。清々しい空気が漂っているような印象を受けますね。
素敵な部屋づくりをめざすなら、花やグリーンも部屋全体のバランスを見て色味を選び、配置を決めるのがおすすめです。なかでも、どんな部屋にもなじみやすいグリーンのドライフラワーは扱いやすさが抜群です。水やりや日当たりなどを考えなくていいので、植物を育てるのに自信がない人でも飾れますね。
mumu_room_さんは、ユーカリのドライフラワーを自宅で制作。
ガラスの花瓶に挿すだけでおしゃれですね。白い木に巻いてみたり、壁に吊るしたり、いろいろな飾り方を楽しんでみてください。
好きなものは妥協しない
部屋の印象を変える「照明」コレクション
一人暮らしで賃貸だと、インテリアにお金をかけるのは勇気がいるもの。安いものでも妥協せずにこだわったものを手に入れれば、毎日の暮らしでハッピーだと思える瞬間が増えるはずです。mumu_room_さんがこだわって購入しているのが、照明です。
照明だけの雑誌を4冊ほど読んで、厳選した照明の一部がこちら。主にイケアとLIVINGHOUSEで購入。写真の一番右のランプは、なんと700円だったそう。
受注生産で1ヶ月半ほど待って手に入れたお花の形の照明も! こちらは楽天市場で購入したそうです。チューリップをイメージさせるペンダントライトで、スチールと真鍮でできているのだとか。こんなかわいい照明があったら、カフェにいる気分で過ごせそうですね。
寝る前は電気を暗くしてカモミールティーを飲むのが至福のとき。素敵な照明が夜の部屋をさらに魅力的に見せてくれます。
海外のアイテムにも目を向ける
手軽な既製品で納得するのではなく、海外の文化や手作りの品にも目を向け、常に部屋に合うインテリアを探しているmumu_room_さん。そんな探求心があるからこそ、希少なおしゃれアイテムと出会えるのかもしれませんね。
お気に入りのアイテムのひとつが、天井に吊るしている「ヒンメリ」。
mumu_room_さん
ヒンメリはフィンランドの伝統的な装飾品で、クリスマスの装飾や幸運のお守りとして使用されてるそうです。これはミンネで購入しました
mumu_room_さん
ロンドン生まれのアシュレイ&バーウッドというブランドのルームフレグランスです。なんと香りを楽しむだけじゃなく、除菌・消臭・バクテリアやカビ胞子などに対する抗菌効果もあるんです。ランプのデザインもハンドメイドなのでひとつひとつ模様が違います。とってもいい香りなうえに、置いてあるだけでもかわいいですよ!
ベッドまわりはこだわりのポイント
部屋の印象を左右するベッドリネン
部屋の中で大きなスペースを占めるのがベッド。ベッドの種類やベッドリネンの色は、適当に決めずセンスのよいものを用意するのがベターです。
mumu_room_さんも、部屋全体のテーマカラーに合わせてベッドリネンをセレクト。部屋に置いたシーンをイメージしてサイズ感も決めています。
mumu_room_さん
天井が低いので高さがあるとどうしても圧迫感が出てしまうため、ベッドはすのこにしました。細かい花柄がかわいい白地の布団カバーと、黄色のベッドカバーはザラホームで購入。布団の上のニット毛布は無印良品で見つけたものです!
ベッドメイキングを日課に
清々しく、健やかな毎日を送りたい人におすすめなのが、毎朝のベッドメイキング。mumu_room_さんも、ベッドを整え始めてから気分が変わってきたそうです。
mumu_room_さん
前まではほとんどしませんでしたが、今は仕事に行く前にベッドを整えるようになりました。帰宅したときも、「今日もちゃんとできた!」と1日の満足度がアップしたので習慣にしたいと思います
まとめ
mumu_room_さんのお部屋は築34年とはいえ、リノベーションがされていてとても明るく綺麗でしたね。黄×白×茶色のナチュラルな雰囲気を出すため、家具だけではなくベッドリネンや草花の色味にまでこだわっていました。壁にハンドメイド作品を飾ったり、照明をとことんこだわったり、ひとつひとつ時間をかけて丁寧に選んで部屋作りを楽しんでいるのが印象的です。愛着があるものが増えると、今暮らしている部屋ももっと心地よく、もっと好きになるはずです。これだけは譲れないというインテリアのアイテムをとことん調べてみるのも、素敵な部屋づくりの第一歩かもしれません。