南沙良「どっちを選んでも後悔するから、本当に自分が楽しいと思うほうに進んでいる」#学生の君に伝えたい3つのこと

人生の先輩である著名人の方々から、まだまだ自由に使える時間が多い大学生のみなさんに、“学生のうちにやっておいたほうがいい3つのこと”をアドバイスしてもらおうという連載「学生の君に伝えたい3つのこと」。
今回は映画『マジカル・シークレット・ツアー』に出演した南沙良さんが登場。決断や選択をするときに大切にしていることなど、これまでのご自身の経験からアドバイスをくれました。
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学生の君に伝えたい3つのこと
南沙良が<学生の君に伝えたい3つのこと>

1.居心地のよさは自分で作っていくもの
──コミュニケーションを取るときに心がけていることはありますか?
南沙良:現場の雰囲気や居心地のよさがお芝居のしやすさに繋がると思っているので、なるべく話すようにはしていますね。昔はあんまり喋らなかったですし、ひとりでいることも多かったんです。でも居心地のよさは自分で作っていくものだと思って、その努力はしないとなと学習して、今は人見知りなりに頑張っています(笑)。もともと人と話すのは大好きなので、よりおしゃべりになっていますね。
2.決断とか選択をするときは、毎回自分の直感に頼っています
──決断や選択をするときに大切にしていることは?
決断とか選択をするのが本当に苦手なんですけど、今のところ、毎回自分の直感に頼っていますね。どっちを選んでもきっと後悔するし、だったらやりたいほうというか、本当に自分が楽しいと思うほうに進んでいることが結果的に多いです。

3.やってよかったなじゃなくて、やっておけばよかったなと思うことがたくさんある
──今まで経験したなかでやってよかったと思うことは?
やってよかったなじゃなくて、やっておけばよかったなと思うことがたくさんありますね。学生時代にちゃんと勉強しておけばよかったな、もうちょっと英語を頑張っておけばよかったな、部活をやっておけばよかったなとか。人と会話しているときや撮影現場でも思いますし、海外で撮影する機会があったときは特に思いますね。
──学生の頃に影響を受けた作品はありますか?
辻村深月さんの『凍りのくじら』という小説を学生のときに読んで、とても影響を受けました。ひねくれている女子高生が主人公。私が読んだのも中学生くらいで、すごく憧れて(笑)。ドラえもんの秘密道具が絡んでくる話なんですけど、本当に素敵で、物語の持つ力みたいなものをすごく感じた作品だったんですよね。もともと本は好きだったんですけど、それを読んでより「小説っていいな」と思えるようになりましたね。
自分の人生を自分で生きることの大切さに改めて気づくきっかけになった
──南さんが出演された映画『マジカル・シークレット・ツアー』が6月19日に公開されます。脚本を読んだときはどんな印象を持ちましたか?
物語に登場する3人が、それぞれに人生を取り戻そうとしている疾走感をすごく感じました。この脚本を(監督の)天野(千尋)さん、そして有村(架純)さん、黒木(華)さんと一緒に作っていったらどういうものになるかなというワクワクがすごくありましたね。
──今回演じられた麻由は、どんな人物だと思いましたか?
麻由は期待をせずに生きてきた子なのかな、無意識の中で自分のためじゃなくて誰かのために生きてきたのかなと思っていて。それが二人(有村さん演じる和歌子と黒木さん演じる清恵)と出会って、旅を通じて自分の人生があること、自分の人生を自分で生きることの大切さに改めて気づくきっかけになったのかなと、脚本を読んで、実際にお芝居をしてみて思いましたね。
撮影でつけるおなかを持ち帰って、なるべく生活の中でつけるようにしていました。

──今回演じたのは未婚の妊婦という役柄ですが、演じるにあたって準備したことはありますか?
最初の本読みのときに監督が手紙というか、「麻由です」から始まる役の自己紹介文みたいなものをくださって、それが考える上でのヒントになったなと思います。妊婦という役はわからないことが多かったので、撮影でつけるおなかを持ち帰って、なるべく生活の中でつけるようにしていました。
──役や演技について、監督と話したことはありますか?
割と自由にやらせていただいたんですけど、三人のバランスもありますし、テンションの上げ具合とかをどのくらいにするかみたいなことは本読みのときにお話ししました。
──三人の中でのテンション感や麻由が担っている部分は、どう考えていましたか?
麻由は私と違って三人の中だと度胸があって(笑)、動き出したり、発言したり、思いついたりとか、進んで何かをする役割なのかなとは思いました。
──今回共演された有村さんと黒木さんの印象を教えてください。
黒木さんは姉御というか、カッコいい方だなという印象があって。お話をしていてもお芝居の中でもすごく引っ張ってくれるような、頼りたくなるような方だなと思いました。有村さんはすごく穏やかな優しい雰囲気を持っていらっしゃる印象があって。その中で芯があるというか、凛とした雰囲気も持ち合わせていらっしゃる、すごく引き込まれる方だなと思います。
──シンガポールでも撮影が行われましたが、印象的なことを教えてください。
シンガポールでの撮影は割と全体の終盤のほうだったんですけど、撮影が早く終わった日に有村さんと黒木さん、スタッフさんと食事に行ったんです。現地のおいしいものを食べて、お酒を飲んだのは楽しかったなと思います。あと、実は撮影が終わったあとに4日くらい延泊して(笑)、端から端まで満喫しつくしたんです。ユニバーサル・スタジオとかも行ったんですけど、日中は暑すぎましたね。ナイトサファリが楽しかったです。
──おいしいものも食べられましたか?
端から端まで全部食べて(笑)、ラクサがおいしかったです。あと植物園は感動しました。私が行ったときは通常営業だったんですけど、帰って2日後くらいに『ジュラシック・ワールド』とコラボしていたんですよ。恐竜が大好きなのでそれが悔しくて悔しくて。でもめちゃめちゃキレイでした。
──麻由たちは闇バイトで行った旅で出会いますが、これまで意外なきっかけで人と距離が縮まったことはありますか?
私は結構、人見知りすることがあるんですけど、時間が経ってから仲良くなることはあります。例えば撮影が終わって一年くらい経って久しぶりに会って、連絡先を交換して仲良くなったりしたことがありますね。
──時間を置いたら、逆に気まずくなったりしそうです……!
それもあります(笑)。でも仲良くなれるパターンもあります(笑)。

南 沙良さんから学生のみなさんに手書きのメッセージ!
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PROFILE

南 沙良(みなみ さら)
2002年6月11日生まれ、東京都出身。2014年に雑誌『nicola』専属モデルとしてデビュー。2017年『幼な子われらに生まれ』で俳優デビューし、翌年の初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』でブルーリボン賞など数々の新人賞を受賞。近年の主な出演作に、映画『万事快調<オール・グリーンズ>』NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』『光る君へ』などがある。趣味は読書、アニメ鑑賞。6月19日(金)公開、映画『マジカル・シークレット・ツアー』に麻由として出演。
映画『マジカル・シークレット・ツアー』6月19日(金)全国公開

STORY
罪という秘密が 3 人を仲間にした、魔法のような半年間。 あの旅が、私たちを変えた―― 生きることに夢中になった。 平穏な日常を送る二児の母が、突然知らされた夫の借金と、解雇。 返済のため行きついたのは、シンガポールでの闇バイト【金の密輸】だった。 そこで偶然出会った、非正規雇用の研究員と、未婚で妊婦のキャバ嬢。 密輸の成功に味をしめた 3 人は、自分たちで密輸を始めることに。初めて手に入れた、お金と自由、そして“自分 らしく生きる喜び”。それは魔法のような時間だったが…。 岐路に立たされた 3 人の、それぞれの人生の行方はー。
【クレジット&ビリング】
出演: 有村架純
黒木 華 / 南 沙良
塩野瑛久 青木 柚 / 斎藤 工
監督:天野千尋
脚本:天野千尋 熊谷まどか
音楽:侘美秀俊
主題歌:『ありあまる富』椎名林檎(EMI Records / UNIVERSAL MUSIC)
製作幹事:murmur 日本映画放送 企画:カラーバード 制作プロダクション:エピスコープ
配給:アスミック・エース
コピーライト:Ⓒ2026「マジカル・シークレット・ツアー」製作委員会
公式サイト: https://magicalsecrettour.asmik-ace.co.jp
公式 X:@magical_0619
公式 Instagram:@magicalsecrettour_movie
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取材・文/東海林その子
撮影/米玉利朋子























