これから海外留学をする方、検討している方に向けて留学先のリアルな情報をお届けする『study abroad report』。

今回は韓国・ソウルの韓国外国語大学・語学堂に6か月間語学留学をしている大学生RUNA☆さんから情報をレポートしていただきました。本記事ではRUNA☆さんの留学に関する基本情報をお届け。どんな風に留学先を決めたのか？実際の生活スタイルは？などなど、留学前に知っておくとタメになるリアルな内容となっています。

留学先を知ったきっかけ、留学を決めたタイミング

ーいつ、どうやって留学先を選んだの？

法政大学へ入学を決めた際に学部の特徴を調べてみると、第二言語の選択肢に韓国語があり、さらにSA（STUDY ABROAD）という留学プログラムで留学先に韓国があったことから、韓国留学を決めました。それを決めたのは高校2年生くらいでした。本来は大学2年生で行くプログラムで、昨年（2022年に）行く予定だったのですが、コロナで中止となり、今年行けることになりました。

留学先での生活について

1日の過ごし方～授業がある日編～

1日の過ごし方～授業がない日編～

滞在先の生活環境

ー住環境について詳しく教えてください。

寮で暮らしており、友達と二人部屋です。お風呂は無いのですが、シャワールームがあります。（韓国は家に風呂がある家の方が少なく、シャワー文化のため）洗濯機は寮の地下に有料のランドリーがあります。

特に食堂などがあるわけではないため、食事は自分で用意しています。また、キッチンもないため、電子レンジでラーメンやインスタント食品を作ったり、近所のお弁当屋さんを利用したりしています。Wi-Fiも特に問題なく利用できます。

ー持って行って役立ったものは何ですか？

・変換プラグ
・風邪薬
・日本食

ー大学までの移動はどんな手段を使っていますか？

大学から5分程度の距離のため、徒歩です。

ーネット環境を整えるためにどんなツールを使ったり対策をしていますか？

携帯電話は「친구통신（チングトンシン）」という携帯会社で格安SIMを購入しています。“3か月”、“4ヶ月”などというふうに利用する期間での契約が可能で、値段もお手頃なので便利です。また、Wi-Fiは寮内でも問題なく使えています。

ー生活で困ったことはどんなことですか？

キッチンがないため、レトルト食品に頼りがちになり、健康面が心配という点です。なので、毎日出来る限りレトルトでない惣菜を買ったり、キムチなどで野菜を摂ったりすることを意識しています。また、風呂がないのも日本と大きく違い、最初は慣れなかったです

ー生活で困ったとき相談する場所・人はいる？（どんな人に相談している？）

生活で困った際はその国のことをよく知る現地の友達に連絡したりしています。実際に環境の変化で皮膚が荒れてしまったのですが、その際は現地の友達に薬が売っている場所や病院を教えてもらったりしました。現地の人ほど詳しい人はいないと思うので、とても安心です。

留学をして自分自身が一番変わったところ

ー留学をして一番変わったところや、成長したと思うことは何ですか？

私が留学をして一番変わったのは自分のことを自分でやるという自立力だと思います。日本にいる際は親に頼って、自分のことを自分だけでやるということはあまりなく、親に依存していたのですが、親元を離れ、それも異国の地であるため、自分で考えて行動しなくてはならないことが自然と多くなります。社会人になっていくうえで、自立をするというのは欠かせないことであり、留学を通してこの力を身に付けられたのは大きな成長だと感じています。

滞在先で気を付けた方が良いこと

ー留学先で自分の身を守るために気を付けていることはありますか？

・夜遅くに出歩かない。
・夜遅くは友達と行動する。
・人気のない道を歩かない。
・日本にいるときと同様、クラブや治安の悪いところには行かない。
・宗教の勧誘などに乗らない。

これから留学をする学生のみなさんに伝えたいこと

世の中の状況も良くなってきて、これから留学を考えている方も多いと思います。留学は自分の国では経験できないことが必ず経験できるため、もし悩んでいる方がいたら私は留学をすることを非常にお勧めします！

その異国で経験したことが新しい自分を見つけ出してくれたり、将来の考えのヒントになるかもしれません。また、自国を離れて新しい気持ちでリフレッシュにもなります。

親元を離れたり、慣れない環境と言語で苦労することもありますが、その一つ一つが経験となり、自分の成長に繋がっていくと思います。今留学を悩んでる人は迷わずに勇気を出して、一歩踏み出してみてください！新しい世界が見えてくるはずです！

文・写真：RUNA☆
編集：マイナビ学生の窓口編集部 ろみ