俳優・飯島寛騎が“学生の君に伝えたい3つのこと”「時間を有効活用するために、時間の扱い方を掴むことも大事」

編集部:あこ

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人生の先輩である著名人の方々から、まだまだ自由に使える時間が多い大学生のみなさんに、“学生のうちにやっておいたほうがいい3つのこと”をアドバイスしてもらおうという連載「学生の君に伝えたい3つのこと」。

11月4日公開の映画『炎上シンデレラ』で、若手女優・みつほの主演映画を撮ることを夢見る映画監督志望の田代を演じた飯島寛騎さん。自身の学生時代を振り返って感じることから、学生生活でもプライベートでも役立つアドバイスをくれました。

▼高橋文哉さん、眞栄田郷敦さん、山本舞香さんが登場!
学生の君に伝えたい3つのこと

俳優・飯島寛騎が<学生の君に伝えたい3つのこと>

1.大人の話をちゃんと聞いておく

――学生のうちにやっておいたほうがいいと思うことはありますか?

僕は大学に途中まで通っていたんですけど、同級生もいれば、浪人された方だとか年齢の違う方もいるじゃないですか。やっぱりゼミの先生とか、年齢が上の方とちゃんと話して、大人の意見をちゃんと聞いておいたほうがいいなと思います。それは僕が学生のときにできなかったことで、同級生と楽しく過ごしたり、一緒に勉強することもいいけど、それって同じ目線でしか見られないんですよね。でもゼミの先生や担任の先生の話を聞いておくと、いろんな企業の方や学生さんを見ているから、絶対タメになると思うんですよ。僕の同級生にそうやって行動していた人がひとりいて、いろんな会社の人と触れ合う機会も増えて、今もすごく充実しているという話を聞いたんです。

実際、僕も今は年齢関係なくいろんな方と関われるから今後こうしていきたいという考えも生まれてきているので、自分の考えだけじゃなく、大人の話を聞いて自分がどうしたいか考えるのがいいと思います。あくまで考える材料にするだけでもいいし。もしかしたらそれをレポートに活かせるかもしれないし、こういう仕事に就きたいと思うこともあるかもしれないし、そういう別の目線を持つきっかけを増やすことが大事だと思います。

2.旅行に行って自分の目で世界を見てほしい

――では、学生のうちに見て聞いておいたほうがいいと思うことは?

時間はありますからね、いろんなところに行ったほうがいいです。本当に。社会に出たらなかなか時間が作れなくて、長期間休めるのは本当にお盆休みとか年末年始になっちゃうから。富士山でもいいし、海外に行くのも文化や考え方、景色も全然違うからいい勉強になるし、リフレッシュにもなると思うし。僕は旅行ができなかったタイプなので、今なかなか時間が作れなくて後悔しています(笑)

――今、旅行をするとしたらどこに行きたいですか?

ヨーロッパに行きたいです。行ったことがないので、文化はどう違うんだろう、どういう人がいるんだろうというのは一目見ておきたいですね。アメリカに行ったときに実際に自分の目で見て感銘を受けたので、やっぱり実際に行ってみたいです。

3.時間の扱い方を掴むことも大事

――これまで経験した中で、やっておいてよかったと思うことはありますか?

体を動かす習慣をつけておいたほうが、25歳を越えてからは特にいいと思います。習慣づけて、体のリズムを作っちゃったほうが絶対に人生ワクワクできます。僕は昔からそうしておけばよかったなと後悔しています(笑)。あと、やっておいてよかったとは少し違うかもしれないんですけど、仕事を始めるとすごく大変で寝るだけで休みの日が終わっちゃうことがあるんですよ。でもそれはもったいないから、25歳を越えてからやめようと思ったんです。年々時間が過ぎるのを早く感じていて、この前まで17歳だったのに気づけば26歳だし、もう年末?もう誕生日なの?という感じなので(笑)、時間は有効活用したほうがいいです。僕としてはちょっと前の記憶なんですけど、大学生だったのも7年前ですからね。だから時間の扱い方を掴むことも大事かなと思います。

ひとつの目標に向かうことで作品が生まれていくんだなと改めて実感できた

――11月4日公開の映画『炎上シンデレラ』について、脚本と役の印象を教えてください。

脚本の印象は僕が演じる田代が映画作品を作るというストーリーだったので、普段僕らが現場にいるような姿を作中で改めて表現するのは新鮮だったし、田代は演出・カメラ側だったので、どう撮ったらいいかなというワクワクが大きかったですね。田代は映画がずっと好きで、それ以外にはあまり興味を示さないんです。ほぼ無表情だけど、心情としての爆発だったりとか、上がり下がりはあるという人物だったので、その伝え方はどうしたらいいかなとすごく悩みましたね

――表現の仕方は監督とお話しされたりしたのでしょうか?

しましたね。クランクイン前にリハーサルを何度かして、最初は大まかに砕いていって、現場で細かく話すという感じでしたね。大きくは変わらないんですけど「………」ではどういう表情でいたらいいか、伝える間だったり、どう伝えたら相手が納得してくれるかとか。あとは癖だったり、必要最低限のことだけ伝えてくるところ、感情の上がり下がりがないというところが田代と似ているなぁと思って、ずっと監督の姿を見ていましたね。

――普段、飯島さんは撮られている側ですが、それが今回の撮影に生きたことはありますか?

あります。撮る側がどう撮りたいかという画角も好みがあるから、今回は好きな画角でやらせてもらったんですけど、映る側は映るのにも好きな角度があるから、「どう映りたいんだろう」「やっぱりこう映ってくるよね」と考えるのが面白かったですね。

――撮る側、撮られる側の面白さはどういうところにあると思いましたか?

お互いがやりたいことを貫いて、そこが一致してひとつの作品が生まれることがやっぱり一番面白いですね。それが「よーい、スタート!」の時点で始まるのも面白いですし。今回の撮影でそれぞれがひとつの目標に向かうことで作品が生まれていくんだなと改めて実感できましたし、たまにカメラマンさんがニヤニヤしているのはこういうことなんだろうなと思いました。

みつほを演じた田中さんはすごく不思議な子

――田代と田中芽衣さん演じたみつほの関係性は飯島さんにどう映りましたか?

田代からしたら「この子でしか撮れない」という、もうみつほにゾッコンですよね。恋愛の好きとかじゃなくて、ゾッコンの好き。最初はみつほがそれを上手い具合にスーッと避けていく不思議な子で、そしてその周りにいる面々という構図が客観視したらすごく面白くて。お客さんの目線によっては「もしかしたら恋愛の好きなのかな?」と捉えられるかもしれないし、観る人によって作品の印象も変わってくると思いました

――2人は一緒にいても言葉は多くないですし、実際に動いているのは周りの人々だったりしますよね。

そうなんですよね。でも決して別に「……」の間が普通というか、辛くない。2人とってはそれがいい関係値なのかなと思います。

――田中さんと共演されて感じた印象を教えてください。

本当にみつほのまんまという感じで、すごく不思議な子だなぁと思いました。この映画のキャッチコピーになっている「巻き込んじゃってごめんね」みたいな天真爛漫さがありつつ、分からん子やなと僕は思いました。だから撮っているのはすごく楽しかったです。撮影の合間はもちろん芝居の話もしたし、「普段何してんの?」「この前、ひとりでサウナ行ってきた〜」「そうなんだ、俺もよく行くよ」みたいな他愛のない会話もしたんですけど、掴めないというか、がっつりは分からなかったですね。でも一緒にいて疲れなかったなという印象です。

壁にぶつかったとき思い詰めないことが大事だと思う

――今回演じた田代は映画がとても好きですが、飯島さんが好きなものや気になっているものはありますか?

僕はちっちゃい頃から乗り物が好きで、車やバイクとかは大人になってもいろいろ調べたりしていて。バイクは所持しているんですけど、「こんなパーツも出たんだ」「俺のバイクにも使えるかな」とか、車だったら「もうこういう時代になったんだ!」「古いのもいいよな。でもどんどん値段上がっていくな」とか(笑)、そういうことはずっと喋れますね。僕は自分がハマったものを貫いたらいいと思っているし、この映画で描かれているのもそういうことだと思います。

――作中では、スキャンダルをきっかけにみつほの人生が一気に変わってしまいますが、飯島さんは壁にぶつかったとき、どう解決していきますか?

僕はその時の感性を大事にしますね。例えば、大変なことが起きたとしたらどうしようと戸惑うと思うんですよ。そこで何かがガラッと変わるかもしれないし、もしかしたら自分を貫くかもしれないしというのはその状況になってみないと分からないですけど、でも自分が折れたら負けなんじゃないかなとは思っています。だってまだその先も人生はあるんだから、それでもしも死んじゃおうと考えるのは親に迷惑とかよりも、せっかく生まれてきたのにもったいないと思うんですよ。そして別に仕事を辞めても職種を変えても大丈夫だから、思い詰めないことが大事かなと思います。どんな仕事も大変だから社会に出たら思い詰めちゃうことがあると思うんですけど、そこで感じることや周りから言われたことにどう思ったかという、そのときの気持ちを大事にしたほうがいいです。そしてお酒を飲み過ぎず、一日中寝たりしないほうが人生は明るくなります(笑)。意外といつものルーティンを守ったほうが落ち込みづらいはずです。

――そういうとき、飯島さんは人に話しますか?それとも自分で解決するタイプですか?

僕は話しますかね。親に電話して話して、友だちともまたちょっと喋って。そういう場がセッティングできないときはひとりでサウナに行ったりして、「何がダメだったんだろうな〜!」と考えて(笑)。でも「そうだな……分かんないけど、とりあえず謝ることかな」とか、あまり考えすぎずに最初にこれだ!と思ったことを信じるようにしています

飯島寛騎さんから学生のみなさんに手書きのメッセージ!

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PROFILE

飯島寛騎

1996年8月16日生まれ、北海道出身。第28回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」にてグランプリを受賞。2016年には『仮面ライダーエグゼイド』にてテレビドラマ初出演・初主演を務めた。近年の主な出演作に、映画『ブレイブ 群青戦記』(21)、『未来へのかたち』(21)、ドラマ「チャンネルはそのまま!」(19)、「僕もアイツも新郎です。」(主演/22)などがある。

映画『炎上シンデレラ』11月4日(金)より池袋HUMAXシネマズほか全国順次ロードショー

「巻き込んで、ごめんね?」初主演映画を撮影中にスキャンダルを起こして大炎上、芸能界を追放された女優・みつほ(田中芽衣)。彼女を主役に映画を撮りたいという妄想を抱えた映画オタクの青年・田代(飯島寛騎)。この二人の運命の出会いに割り込む小劇団を主催するいい加減な男・山倉(大河内健太郎)。みつほと田代がこの劇団に入ってしまったことから物語は妙な方向へ。そして彼らに再び炎上の危機が!?

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取材・文/東海林その子
撮影/三橋優美子
スタイリング/山田 莉樹
ヘア&メイク/長坂 賢

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シャツ¥37,400、タートル¥23,100、パンツ¥44,000/チノ(モールド)、イヤカフ¥33,000、ネックレス¥60,500、リング(人差し指)¥25,300/リューク、リング(中指)/スタイリスト私物
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食べることと寝ることが大好き。休みの日は家にこもって、ひたすら映画やドラマを見たり、漫画や雑誌を読むのが幸せ。

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