1dayインターンシップの実施内容は? 参加する意味はある?
在学中に就業体験ができるインターンシップ。ここ数年は「短期インターンシップ」と呼ばれる、1日-1週間の短い期間のものが開催されることが多くなりました。中でも1日だけの「1dayインターンシップ」は特に開催数が多く、1日だけの手軽さから参加する学生も増えています。ではこの1dayインターンシップではどんなことを行うのでしょうか?
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1dayインターンシップではどんな内容が多い?
インターンシップでは、
・座学
・グループワーク
・グループディスカッション
・ビジネスコンテスト
・社内見学
・短期合宿
・業務従事、補佐
などが行われます。このうち、1dayインターンシップで行われることが多いのが、
・座学
・グループワーク
・グループディスカッション
・ビジネスコンテスト
・社内見学
の5つ。特に座学とグループワーク、そしてグループディスカッションを開催する企業が多い傾向にあります。
具体的な内容を知ろう!
1dayインターンシップで行われることが多い座学、グループワーク、グループディスカッションですが、その具体的な内容はどうなっているのでしょうか。
まず座学ですが、ここでは企業情報や業務内容、また社史などの講義やセミナーが開催されます。実際の就活開始時期よりも早く企業情報が得られるため、早期に業界研究を進めたい人は重宝します。また、企業によっては会社説明会よりも詳しいレクチャーが行われることもあり、これも業界研究には役立つものです。
グループワークやグループディスカッションは、参加者を数名のグループに分け、提示されたテーマや課題に対して企画を立てたり、答えを導いたりするもの。こうしたグループワーク型のインターンシップでは、終了時に指導役の社員などから自分の評価を聞くことができるため、自分の課題を知るという意味で非常に役立ちます。
1dayインターンシップに参加する意味は?
企業理解度を深めてより具体的な企業研究を行ったり、自分の課題を探したりするのに役立つ1dayインターンシップ。「会社説明会」と同じような内容のプログラムも多いため、参加する意味がないと考える人も少なくありません。
しかし、上述のように実際の就活開始時期よりも早い段階で企業情報が得られることや、志望企業の雰囲気に「早期に触れられること」は、大きなメリットといえます。何もわからないまま就活を始めるのと、そうした「経験」をした上で始めるのとでは大きな差があります。
他大学の学生と知り合うことができるのもメリットとして挙げられます。同じ企業・業界を志望する者同士なら情報交換もできますし、切磋琢磨(せっさたくま)することも可能です。また、インターンシップを通して企業の人と知り合うこともできますし、人脈を広げるという意味でも、参加するメリットは大いにあるでしょう。
ただ、1dayインターンシップでよりよいフィードバックを得るためには、どういったプログラムが行われるのかを事前に知り、しっかりと下準備しておくことが大事です。何も準備したり心構えをせずに挑むのは避けましょう。
1dayインターンシップを開催する企業は年々増加傾向にありますが、参加を希望する学生も同じくらい増えているため、希望するインターンシップに参加できないこともあります。その場合は、興味のなかった企業や業界の1dayインターンシップに参加することも検討してみましょう。思わぬ発見があるかもしれませんよ。
(中田ボンベ@dcp)