ものを売るためには、ただお店に置いているだけでは手に取ってもらえません。店内でPOPを出したり、ポスターを出すことで商品のよさが伝わり、買おうと思ってもらえるもの。今回は、マンダムで消費者に手に取ってもらうための販売促進を担当している長谷川さんに、その重要性ややりがいについてお話を伺いました。

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今のお仕事はどんな内容？

女性化粧品の"バリアリペア"というブランドの販売促進を担当しています。ひと言でいえば、お店での商品の見せ方を提案する仕事です。商品のポスターやPOPなどの販促ツールを制作したり、取引先の流通企業に対して行う商品のプレゼン資料を作ったり、仕事は多岐にわたります。新商品の場合は、商品開発の段階から入らせてもらって、こういう商品ならこういう売り方があるなどと、開発担当や宣伝担当と一緒になって考えたりすることもあるので、他部署との連携も必要です。

この仕事のやりがいは、商品自体のクオリティが優れていることはもちろんですが、その見せ方を工夫する販促次第で、売り上げが大きく変わることもあるところです。流通企業に対して、売り上げという形で貢献できたときはやりがいを感じます。また、ベタなことではありますが、ドラッグストアなどで私が手がけた商品を消費者の方が手に取ってくれているのを見ると、単純にうれしいですね。このような販促の仕事をするようになって6年目ですが、「長谷川に頼んでおけば大丈夫」と言われると頑張ってきてよかったなと思います。

一番楽しかった＆つらかった仕事は？

昨年、私が手がけたあるスキンケア商品の売り上げが思わしくなく、見た目や価格、消費者への訴求方法などに問題があるのではないかという声が営業担当からあがったんです。そこで、地方の営業担当が集まる会議に出向き、その商品について1から説明したり、取引先との商談に同行して商品のよさをプレゼンしたりするなど四苦八苦しました。

マンダムというとまだまだ男性化粧品のイメージが強くて、営業担当も女性化粧品の市場の知識が足りていないという問題もありました。男性の営業担当が流通側のバイヤーさんが女性だと、それだけで萎縮してしまってうまく説明できないなんてこともあったと思います。そこは他社製品とマンダム製品がどう違うのかなどを丁寧に説明して、流通さんに理解していただけるように努力しました。結果、目標としていた店舗数に導入してもらうことができてうれしかったですね。ただ、まだ課題はあるので、今は次に向けて施策を練っているところです。

今の会社を選んだ理由は？

就活で志望していたのは、化粧品、電子機器、ブライダル業界です。文学部の美学芸術学科というところで学んでいたので、美しいもの、きれいなものに憧れる気持ちがありました。なので、自分がいいと思う広告やCMを出しているメーカーという基準で、化粧品や電子機器関係の企業を志望しました。ブライダルに関しては、単純にきれいなものが好きだったからという理由もありますが、大勢の人に「いいものをさらによく伝えていきたい」気持ちがあり気になる業界でした。

その中でマンダムを選んだのは、面接のときに社員の方がとてもフレンドリーで、高圧的な態度を少しも感じなかったことが一番の理由です。学生時代の自分からすると、就活で出会う社会人の方は怖い人もいたので、マンダムの社員の自由な雰囲気はとても印象的でした。また、会社の規模が自分にとってちょうどいいということも理由の一つです。実際に入社してからも、だいたいの社員の顔と名前は把握しています。そして、みんなフレンドリーなので言いたいことも言いやすく、何か相談すれば気軽に「やってみたら？」と背中を押してくれることも、入社してよかったと思うことの一つです。