【写真解説付き】浴衣の着付けを覚えよう! 9月の花火大会やお祭りで活躍する着付けの基本 2ページ目
4.上半身を作ろう!
次は上半身を整えていきます。
まずは背中の部分からです。浴衣の脇部分に穴が開いているので、そこから手を入れて下に引っ張るようにして整えます。背中のしわは、脇側に寄せておくと、手を動かすときの「余白」になって、浴衣の形が崩れにくくなります。
背中の次は、襟と胸の部分です。脇の穴に手を入れて下に引っ張り、整えます。また、胸の部分はしっかりと覆い隠すように深く合わせるのがポイント。緩いとだらしない見た目になってしまいます。
上半身を整える際に下に引っ張った部分は、腰ひもを隠すように下に垂らします。背中側も同様です。
次に整えた上半身が崩れないよう、胸の下辺りをひもで結びます。腰ひものように強めに結ぶのではなく、軽く固定する程度でOK。これで上半身が完成です。