ローマのおすすめ観光地20選! ロマンチックなスポットもりだくさん! 最新情報もチェック 4ページ目
ヴァチカン市国のヴァチカン博物館は、歴代の法王がその時代の最高のコレクションを収集したコレクションで、法王が住むヴァチカン宮殿にあります。内部は大変広く、総面積4万2000平方メートル、全長7kmにも及びます。目的を定めて見学していかないと、一方通行で仕切られていて行列から離れることもできずに歯痒い思いをするでしょう。
人気なのは、エジプト美術館、ビオ・クレメンティーノ美術館、ラッファエロの間、システィーナ礼拝堂です。新回廊のブラッチョ・ヌオーヴォのプリマ・ポルタのアウグストゥス帝の彫刻も大変素晴らしいですよ。時間は4時間程度見学にあてるといいでしょう。日本語のオーディオガイドも有料であるので、作品について詳しく知りたい人は使ってみるといいですね。
ローマのおすすめ観光地12.ビオ・クレメンティーノ美術館
古代彫刻の傑作が並ぶビオ・クレメンティーノ美術館は、1506年にコロッセオ近くで見つかった「ラオコーン」や「ヘルメス像」、カノーヴァの「ペルセウス」などがあり、ダイナミックなコレクションに出会えます。
現地では、ヴァチカン博物館ツアーなどもあり、その彫刻ひとつひとつの芸術的技法や背景、時代の流れなども聞きながら見学できます。毎月の最終日曜日は入場料が無料ですので、旅行の日程が合えばお得に利用できます。ただし無料ということで混雑は覚悟しておいたほうがいいですね。
ローマのおすすめ観光地13.システィーナ礼拝堂
この礼拝堂は法王選挙(コンクラーベ)の行われる場所でもあり、モーゼ伝やキリスト伝を描いた壁画や天井画で知られています。どれも有名画家が担当して聖書に基づいて描いています。
そしてシスティーナ礼拝堂といえば、ミケランジェロの「アフレスキ・ディ・ミケランジェロ」「アダムとイヴ」「楽園追放」などの旧約聖書の天地創造から人類再生までの歴史を描いた作品です。色使いや表情は世界中の芸術家に影響を与えました。最も有名なのは「最後の審判」ですね。宗教改革が吹き荒れる時代の、自分自身の苦悩や葛藤が描かれています。
ローマのおすすめ観光地14.サン・ピエトロ大聖堂
カトリック教会の総本山、サン・ピエトロ大聖堂は284本の柱が並ぶサン・ピエトロ広場にあります。世界中からの観光客や巡礼者が途絶えることなくこの地を目指します。大聖堂中央のバルコニーは新しい法王が選出されるときに発表される神聖な場所で、上部にはキリスト洗礼者ヨハネ、ペテロを除く11使徒の像があります。聖堂内部は「聖ペテロの椅子」やキリストの死を追悼する聖母像「ピエタ」のほか、「ブロンズの天蓋」「聖ペテロの墓」などもみどころです。
サン・ピエトロ大聖堂には服装チェックもあります。肌を露出しないような服装(ミニスカート、短パン、ビーチサンダルNG)、帽子は脱ぐことを心がけてください。
ローマのおすすめ観光地15.国立近代美術館
イタリアの近代美術、現代美術が一挙に見られる国立近代美術館は、1911年に万国博覧会会場として建設されました。1800年代から現代までの美術作品が収蔵され、イタリアの文化芸術に触れることができます。
カノーヴァの「ヘラクレスとリュカオン」大彫刻や国外の有名芸術家(モネ、ゴッホ、ポモドーロ)たちの絵画作品も見ることができます。イタリア人芸術家が描いたイタリア絵画も、日常生活を感じさせる作品が多く素晴らしいです。路地裏のカフェで一息つきながら、ローマの文化芸術に触れてみてはいかがでしょう。