ローマのおすすめ観光地20選! ロマンチックなスポットもりだくさん! 最新情報もチェック 5ページ目
ローマのおすすめ観光地16.ボルゲーゼ美術館
バルベリーニ広場からボルゲーゼ公園地区には博物館や美術館、動物園が密集しています。国が1902年にボルゲーゼ家から館とプライベートコレクションを買い取り、そこから一般に公開し始めました。歴代の皇帝の胸像が飾られている「皇帝のギャラリー」や、カノーヴァの「パオリーナ・ボルゲーゼの肖像」などはイタリア屈指の作品です。
芸術鑑賞の合間には、美術館の内部からも行き来できるカフェ「デッレ・アルティ」でゆっくりするのはいかがでしょうか。天気の良い日はテラス席でブランチが楽しめますよ。
ローマのおすすめ観光地17.パンテオン
ローマ建築で最も完全な遺構、ロトンダ広場のパンテオンは、すべての神々に捧げられた神殿です。118年ハドリアヌス帝の時代に建てられ、ミケランジェロが「天使の設計」と称賛した神殿は1900年もの歴史を感じられ、今もなおそこに佇んでいます。
内部はクーポラの天窓から太陽の光りが降り注ぎ、内装を照らします。小祭壇にはラッファエロの墓やイタリア国王ウンベルト1世の墓、初代国王エマヌエーレ2世の墓もあります。このパンテオンは、まさしく神の住まう場所とも言えるでしょう。万神殿としてあらゆる神々を祀るパンテオンは、昔から「パンテオンを見ずしてローマを去る者は愚かなり」と言われるほどでローマで1、2位を争うほどみる価値のあるものだと考えられています。
ローマのおすすめ観光地18.ナヴォーナ広場
バロック様式の3つの噴水が目印のナヴォーナ広場は、ローマを代表するローマっ子お気に入りの場所です。車が立ち入り禁止のため、周囲は噴水から流れ出る水の音が聞こえてきます。この水の音は、心地よいヒーリングサウンドで、癒しの音に聞こえるかもしれません。
ナヴォーナ広場で一番の賑わいを見せるのは、12月初旬から1月6日まで行われる「べファーナの市」です。1月5日の夜に、ローマには子どもたちにプレゼントを届けるおばあさん(ベファーナ)が現れるとの言い伝えから、プレゼント用のお菓子の屋台やクリスマス飾り販売業者が集まるため、公園内は冬の寒さに負けないくらい活気付きます。ベファーナの真似をしたコスプレイヤー(黒装束にほうき)やサンタクロース姿の人も現れますよ。
ローマのおすすめ観光地19.ネプチューンの噴水
ナヴォーナ広場の噴水は南北に細長く噴水が3つあります。まず一つ目の噴水は広場南側にある「ムーア人の噴水」で、イルカと戦うムーア人の彫刻が目に入ります。二つ目は広場中央にある「四大河の噴水」で、中心のオベリスクはローマ時代にマクセンティウス帝の競技場から運ばれてきました。三つ目は「ネプチューンの噴水」で、ネプチューン、キューピッド、海の精が施された噴水になっています。ローマ時代に3万人を収容した競技場の遺構とは感じさせない、穏やかな時間が流れる広場です。
ローマのおすすめ観光地20.UpimとStanda
ローマのスーパーマーケット、Upim(ウピム)とStanda(スタンダ)は日用雑貨や衣料品、食料品売り場があるお店でローマ滞在中の食料品の買い出しにぴったりなスーパーです。街中の大通りには、ハムやサラミの専門店やピザ専門の食料品店などが多く目に入りますが、まとめていろいろ購入できるスーパーマーケットは大通りの1、2本裏手にあることがほとんどです。大人数用のお菓子やお土産も見つかるかもしれません。UpimとStandaでローマの暮らしを味わってみてください。
文:つかさあおい(ナレッジ・リンクス)
学生の頃から趣味だった旅行は、いつしか仕事になりツアーコンダクター歴は15年。日本国内(47都道府県制覇)と海外(12カ国40都市)を旅するように。現在は旅行ライターとしてまだまだ日本人が知らない現地ネタを情報発信中。ディープでおもしろい国内旅行、その土地ならではの海外の歩き方をご紹介します。