意識高すぎ? と噂の経営学部独自の学生団体「SBSL」の実態に迫る
青学の経営学部というと、 「遊んでいる」「不真面目」といったマイナスのイメージで言われることが少なくありません。ところが、経営学部生で組織される「学生リーダーズ(通称SBSL)」という学生団体は、「意識が高すぎてすごい!」という噂があります。いったいどんな活動をしているのか、SBSLの代表(取材時点)である太田啓斗さんにインタビューしました。
SBSLの代表太田啓斗さん
Q どのような活動をしているのですか?
「イベント、マーケティングサロン、ボランティア、広報の4つのセクションに分かれて活動しています。イベントセクションでは、オープンキャンパスや青学フェア、学祭、フレンドシップミーティングなどの企画運営を行っています。青学フェアとは出張オープンキャンパスのことで、過去にはさいたまスーパーアリーナにて個別ブースを出店し、受験生・保護者の方と受験相談会を行いました。フレンドシップミーティングとは、新入生を対象に様々なグループワークや立食パーティーを通して新入生同士仲を深めてもらおうという企画です。2つ目のマーケティングサロンセクションでは、学食メニューの考案であったり、企業の方を招いての講演会を企画したりしています。3つ目のボランティアセクションでは、NPO団体と共同でゴミ拾いや古着回収等を行います。4つ目の広報セクションでは、刊行物の発行やブログの記事作成を通じて学部の魅力を発信しています」
Q 今までの活動で一番嬉しかったことは?
「『オープンキャンパスで先輩達の活動を見て、青学の経営学部に入りました』と言ってくれた後輩に出会った時は、感慨深かったです」
オープンキャンパスでの受験生相談会より
Q 逆に辛かったことはありますか?
「代表というポジションについてからは、メンバーのマネジメントにはとても苦労しました。100人を超える大所帯なので、なかなかひとり一人との意思疎通が出来ず、それが原因でメンバーが辞めてしまった時はとても心苦しかったです」
Q 活動を通じて学んだことは?
「人の上に立って組織をまとめることの難しさに気づきました。高校時代、部活動のキャプテンをやっていたのですが、その時にはあまり無かった意見や主張がいろいろ出てくる中で、それらをまとめるのには苦労しています。そこから自分の意見をぶつけるのでは無く、受け入れてあげることの大切さや、逆に意見を言えない人に対するアプローチの仕方を学びました」