学生生活が変わるかも!? 初めての東北ボランティア体験記【学生記者】

Youth for 3.11

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初めまして。学生団体Youth for 3.11でボランティア活動を行っている、東京理科大学3年の板野です。
今回は、この春に団体の活動で宮城県気仙沼へボランティアに行ってきた私の経験を踏まえ、ボランティアをしたい気持ちはあるけどもう一歩行動するキッカケがないという学生に向けて、記事を執筆したいと思います。

みなさんは「ボランティア活動」と聞いてどんなことを思い浮かべますか?

・身近にやっている人がいないし自分とはあんまり関係ない
・怪しい宗教とかの団体にだまされるかも

など、自分とは縁のないことだと思っていたり、少し危険を感じていたりする人もいるのではないでしょうか。実は、私も以前同じような思いを持っていました。しかしそれ以上に

・一度は東日本大震災の現場を自分の目で見てみたい
・メディアの報道では伝わらないこと現地に行けばたくさん見つかるかもしれない
・現地で何かしたい

といった思いが湧いてきて、ボランティアに参加したんです。
そこで、そんな私が今年の春、初めて参加してきたボランティア活動in気仙沼について紹介します。『初めてでもこんな経験できるんだ~』『参加してみよう~』と思っていただけたらうれしいです。


■参加に至るまで

警戒も期待もあったボランティア活動に「やっぱり行ってみたい」と吹っ切れたのは、いつも仲良くしていた友達がキッカケでした。友達に「ボランティアに行ってみたい」と相談したところ、その子も同じ思いを持っていることがわかり、一度2人で行ってみることにしたのです。
もちろん2人とも東北支援へ参加したこともなければ、経験のある友達もいません。まずは、ボランティアをしている団体をインターネットで検索し、情報収集から始めました。探してみると、さまざまな団体が検索に引っかかり、「世の中に復興支援をしたい方々がたくさんいるんだ」と、驚き圧倒されるほどでした。数多くの団体があるなかで、活動プログラム内容や活動費や日程などの条件、また怪しい団体ではないことを確認するためにその団体の活動実績や大手スポンサーの有無などを調べて絞り込みました。例えば、活動費に宿泊費まで込みのまとまった活動もあります。また、もし大学にボランティアセンターがあれば利用すると便利だと思います。


■活動内容


初ボランティアは、気仙沼で3泊4日共同生活を行い、主にワカメの袋詰めのお手伝いをしました。作業は全国から集まったボランティアスタッフが協力して行います。こういった人との出会いがあることもボランティアの魅力かもしれません。漁師のおじちゃんに混ざり、旬のワカメの袋詰めの作業を行います。


宿泊は、ゲストハウスハウス架け橋 ( http://kesennumaguesthousekakehashi.jimdo.com/ ) に滞在しました。


夜は、現地で一緒にボランティアをして仲良くなったメンバーで鍋など自炊をしたり、一緒に掘りごたつを囲んで、活動の振り返りをしたり……。普段やっていることが全く違うもの同士でも日々の葛藤から人生まで多岐にわたり話がはずんで楽しかったです!

また、気仙沼の海はとてもきれいで印象に残りました。



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