いつも鞄には文庫本、そんな本好きな彼をデートに誘うなら、都内随一の古書街といわれる神保町はいかがでしょうか。古書店巡りで歩きつかれたら雰囲気のある喫茶店で休憩してお喋り･･･なんていうのも素敵ですね。今回は読書家の彼氏との距離を縮めたい、本好きな彼氏が喜ぶデートプランを提案したい、そんなあなたのために役立つ情報をまとめました。

■個性豊かな店舗が立ち並ぶ神保町の古書街

古書街というと最初にイメージするのは町の古本屋さんが立ち並ぶような風景ではありませんか？神保町の古書街はそれぞれの店舗で専門的に扱っているジャンルがあるので、雑誌や文庫本、辞書や画集などが雑多に置いてある古本屋さんとは一線を画した個性的なお店が立ち並んでいます。

■サブカルチャー専門「ブンケン・ロック・サイド」

神保町古書街の中でも「異色」といわれる古書店が「ブンケン・ロック・サイド」。今では「サブカル」と略され幅広い年代の人に浸透した「サブカルチャー」を専門に、ファッション、映画、ロック等、ジャンルごとにマニアも唸るような内容の濃さを売りにしています。今までに下北沢や高円寺でデートがしたことあるカップルにもおすすめです。

■洋書とペーパーバックが目玉「大島書店」

彼の読んでいる本が横文字だったり、語学が堪能なら、ドイツ語・フランス語等の洋書の宝庫「大島書店」はいかがですか。価格も200円からとお手ごろの洋書は本棚に並べて雰囲気を演出するインテリアとしてもおすすめです。洋書ならではの紙の色や風合いが楽しめて持ち運びに便利な「ペーパーバック」も取り揃えています。「ペーパーバック」とは日本の文庫本のように軽く簡素な装丁の本のことです。

■クラシック音楽に浮世絵、アイドル、写真集･･･

まだまだあります！　他にも専門のジャンルを持つ古書店はたくさんあります。クラシック音楽を嗜むなら「古賀書店」、日本の文化芸能に興味があるなら「奥乃庫」、神保町が初めてなら、手っ取り早く「神田古書センター 」に行くのも手。9階立ての建物の中には、漫画や児童書、医学から植物、日本の伝統芸能まで幅広いジャンルの古書店がひしめき合っています。お気に入りの古書店を見つけてくださいね。

■古書店巡りに疲れたら、神保町ならではの喫茶店で一休み

古書店でお気に入りの本をGETできたら、神保町ならではの雰囲気が漂う「さぼうる」で休憩を。入り口にあるレトロな赤い公衆電話が目印の喫茶店は、50年以上の歴史を重ねる名店です。フードメニューも昭和の匂いが漂うものばかり。ピザトーストやナポリタン、コーヒー以外のドリンクメニューも充実しています。コーヒーをいただきながらジャズを楽しめる喫茶店「きっさこ」もおすすめのお店。和風な外観に洋風な内装が昭和モダンな空気感を演出するこちらの喫茶店は、チーズケーキもおいしいと評判です。

■コーヒーが苦手でもOKな紅茶専門店も

喫茶店に行きたいけど、コーヒーが苦手……。そんなカップルに嬉しい、紅茶専門の喫茶店もあります。「TEA HOUSE TAKANO」は店名の通り、店主の高野さんが厳選した紅茶をいただけるお店。程よい照明と親しみやすい雰囲気は、気負わずに入れます。こちらの紅茶を一口飲めば「紅茶ってこんなに美味しかったんだ！」と驚くはず。お土産にティーポットやティースプーンを買っていくのも素敵ですね。

いかがだったでしょうか。初めての神保町デートなら外せない古書店とおすすめの喫茶店をご紹介しました。古書街ならではの歴史ある雰囲気の中で、時間を忘れて本を選んだり、喫茶店で語り合ったりするデートは中々出来ない特別な体験です。ぜひ心行くまで神保町を楽しんでみてくださいね。また来たくなる奥深い魅力満載の神保町デートに、きっと彼も大満足してくれることでしょう。