「倍返し」「ラッスンゴレライ」から「アベック」まで! ふとした瞬間に使って場が凍りついた「死語」8パターン 2ページ目
■昭和に流行った言葉
・アッと驚くためごろう。通じなかった(男性/50歳以上/学校・教育関連)
・ガチョーン(男性/33歳/小売店)
・あたりまえだのクラッカー(女性/33歳/金融・証券)
・なんとかマンモス、などノリピー語をたまに使ってしまい、たまに奥さんにあきれられている(男性/50歳以上/電機)
昭和に流行ったギャグですが、アーカイブスで見た若い世代も思わず使ってしまい恥ずかしくなるという人も多いようです。
■言い方が古い
・ズボン。ついつい言ってしまう(女性/29歳/その他)
・デザート(男性/47歳/建設・土木)
・スパゲティ。今ではパスタというのは分かっているが、今までスパゲティと言っていたのでついスパゲッティと言ってしまい、パスタでしょと言われる(男性/50歳以上/その他)
・イタメシ。特に笑われることもなく、意外に通じる(男性/30歳/学校・教育関連)
・アベック。たまに、あのアベックいいね!と言ってしまってから恥ずかしくなる(男性/44歳/情報・IT)
死語ではないのでしょうが、デザートがスイーツと呼ばれるようになったなど新しい呼び方ができたのに、どうしても前の言い方で言ってしまい若い人に指摘されることがあるようです。
■デジタル時代
・ビデオ。HDDレコーダーに録画したものを未だに「ビデオ」と言ってしまうが、HDDレコーダーを持っていないと誤解された(男性/26歳/その他)
・地デジになってフジテレビが8チャンネルになったが、今までの癖で11チャンネルにしてと言ってしまい、恥ずかしかった(男性/50歳以上/金融・証券)
地デジ化しても、アナログ時代のチャンネル数を言ったり、HDDをビデオと言ってしまったりする人が多かったです。デジタル化しても頭の中はアナログのまま!?
■オヤジギャグ
・ドロンさせていただきます。ドロンてなに?と言われてしまった
(男性/33歳/学校・教育関連)
・そんなバナナ(女性/28歳/生保・損保)
・余裕のよっちゃん、飲み会の際に話の流れで「余裕のよっちゃん」と言ったら、後輩の女の子に真顔で「それ何ですか?」と言われ恥ずかしかった(男性/43歳/機械・精密機器)
ダジャレが入った「オヤジギャグ」な死語を思わず使ってしまうという人も結構いました。語呂がいいから言いやすいのかもしれませんね。
■バブル臭がする死語
・バイビー。言った後に自分が寒くなって恥ずかしくなった(男性/28歳/建設・土木)
・アウトオブ眼中。子どもに「どういう意味?」と聞かれた(女性/49歳/その他)
・花金。金曜になるとからかわれる(女性/25歳/商社・卸)
・ハッスル。張り切っている同僚に、「ハッスルしてる」と言ってから、死語に気づいた(女性/23歳/その他)
・ナウなヤング。場が凍りついた(男性/30歳/運輸・倉庫)
なんとなく、バブルの香りがする分、死語の中でも使うと恥ずかしさが増すようです。ある意味一番気を付けたい死語かもしれません。
いかがでしたでしょうか?「死語」とひとくちにいっても、いろんな種類がありますよね。みなさんはどんなタイプの死語を使いがちでしょうか?
最近は流行語の移り変わりが早い反面、若い人がわざと昭和に流行ったギャグを使ったりすることもあるので、見極めが難しいですね。もし間違って使ってしまっても堂々としていれば死語を使っていると指摘されないかも……しれません。
文●もにょるん
調査期間:2015年8月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象件数:社会人男女 386件(ウェブログイン式)