イマドキの若者は知らない!? 昭和のヤンキー列伝「学生カバンがぺしゃんこ」「長ランの裏の刺繍がすごい」
頭はリーゼントで制服のズボンはダボダボ。昔の不良たちのやんちゃぶりは、最近ではあまり見られなくなりました。昭和のヤンキーとはどのような人たちだったのか、社会人のみなさんに聞いてみました。
■近頃の夜は静かになった!?
・「夜中に暴走族が道路を占拠して走っていた」(女性/34歳/商社・卸)
少し前までは、暴走族と警察の追いかけっこがテレビで放送されていましたが、最近はあまり見かけなくなったかも。夜もいまでは静かになりましたね。
■ケンカをしてなんぼ
・「通学列車の中に3つのヤンキーグループが有って、抗争を繰り返していた」(男性/50歳以上/団体・公益法人・官公庁)
グループによって、乗る車両も決まっていたのでしょうか。それにしても、通学列車のなかでのケンカは怖いですね。他の人に被害がでないように、せめて外にしてほしい……。
■熱血先生も存在
・「先生から殴られる奴はけっこういましたが……。今時は大問題になりそう」(男性/46歳/その他)
いまでは熱血先生も減ってしまいましたが、ヤンキーがいたときはガツンと怒ってくれる先生が必要だったかもしれません。現在の熱血先生・松岡修造さんがヤンキーに会ったら、どういう指導をしてくれるのでしょうか?
■怖くて逆らえない……
・「コンビニの前でたむろして、平気で店の前とかでもかつあげされた」(男性/36歳/機械・精密機器)
「かつあげ」という言葉も耳にする機会が減ってきましたね。いまの子たちはお小遣いが多そうなので、そんな悪いヤンキーがいたらより大変だったかもしれません。
■大切な“伝承"
・「長ランの裏の刺繍がすごい。先輩ヤンキーから受け継がれたりする」(女性/42歳/不動産)
長ラン裏の刺繍は聞いたことがあります。先輩ヤンキーから受け継ぐのはとても誇らしいことだったようです。でも刺繍代はどうしていたのでしょうか。自分のお小遣いか、親が出してくれたのか、もしかしてヤンキーもアルバイトを頑張っていたとか?
■今と昔のイジメの違い?
・「昭和時代のヤンキーのイジメは、パシリが主で、今ほど陰湿ではなかった」(女性/28歳/機械・精密機器)
イジメは今も昔もよくないことですが、たしかにその性質は違うかもしれません。いまの子たちは「パシリ」という言葉を知っているのでしょうか。イジメはどうしたらなくなるのか、永遠の社会問題ですね。
■何事も第一声は元気よく!?
・「『お前どこのもんやぁ!』と、なぜか相手の出身を問う文句から始まる」(女性/33歳/小売店)
「どこのもん」とは所属グループを聞いているのでしょうか。それにしても、元気がいいのは良いこと。これが「おはようございます!」だったら、いい挨拶のお手本になれそうです。