Mac版Excelでの使い方をご紹介します。エクセルでは、ただ数値を入れるだけでなく、その数値を元にグラフや表にまとめることもできます。グラフや表を自分で一から作るのはなかなか難しいですが、エクセル上のデータを活用すれば、簡単できれいに図としてまとめることができるので便利です。基本的な使い方の手順を覚えて、活用できるようにしておきましょう。
まずは、Mac版エクセルでの基本のグラフ作成方法からご紹介します。
【2】表示されるグラフから好きなものを選ぶ
【4】「グラフのデザイン」からグラフの見た目を変更する
※ただし、ここでのデザイン変更はあくまでもデザイン上の変更であり、折れ線グラフを柱状グラフにするなど、グラフの種類そのものを変更することはできません。変更したい場合は、後述の「グラフの種類の変更」を選択します。
【5】「グラフのデザイン」タブ内の「グラフ要素を追加」から、タイトルやラベルなどの詳細を変更する
データに適したグラフは、前述の「おすすめグラフ」から選ぶことができます。グラフにカーソルをあてるとプレビューのように試すことができるので、それをみながらベストなグラフがどれか検討してみましょう。
それでも、しっくりこなければ「グラフのデザイン」タブの中にある「グラフの種類の変更」から好みのデザインや表示方法を選べます。「グラフの種類の変更」では、2Dで作成されたグラフを3D表示に変更することもできます。
エクセルデータの整理・分析を行うには、「テーブル」を作成すると便利です。テーブルとは、一覧表であることをエクセルに認識させ、配色などの設定も自動で反映される機能のことをいいます。そこで、ここからはテーブルの作り方を見ていきましょう。
【1】テーブルにしたいデータ内のセルをクリックした状態で、Excelメニュー「挿入」→「テーブル」→「テーブル」と選択
このデータのように、先頭の行が見出しとなっている場合は、下のチェックボックスにチェックを入れておきます。見出しの行がない場合は、チェックボックスを外してから「OK」をクリックします。
さらに大量のデータを取り扱う機能として、「ピボットテーブル」というものがあります。前述の「挿入」→「テーブル」で「ピポットテーブル」もしくは「おすすめピポットテーブル」を選択します。
ピボットテーブルは、大量のデータをさまざまな角度から集計・分析するための機能です。上記のような単純な表で、行や列の合計を求める場合は「テーブル」で十分ですが、たとえば企業の経理担当者が「支店ごと」「担当者ごと」「地域ごと」の売り上げを出したいときなど、複数の条件で集計がしたいときには「ピボットテーブル」が非常に便利です。
エクセルは、知っているかどうかで、見栄えや手間が段違いになる便利機能がたくさんあります。ビジネスシーンでMac版のエクセルを使用するときにも、スムーズに作業ができるよう、まずは基本的な機能から覚えておくといいでしょう。
(学生の窓口編集部)
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