内定後のお礼の仕方や連絡方法について

更新:2019/09/10

電話・メール

いつだって感謝の気持ちはきちんと伝えたいものです。書類選考や面接などを経て、志望する会社から内定を頂いた際は、ビジネスマナーに則ってお礼を伝えます。

お礼をする際は、なるべく時間を空けず、すぐに対応するのがポイントです。​「メール」「電話」「手紙」と、どの手段を選んでも問題ないのですが、一般的にはメールで伝える内定者が多い傾向があります。​

この記事では、「メール」「電話」「手紙」​でお礼を言うときのマナーについてご紹介します。例文も添えるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

内定後にお礼を言うのは礼儀

内定後にお礼を言うのは礼儀

内定後にお礼状を書かなくても、内定取り消しになることはありません。しかし、会社が採用選考に多くの時間をかけてくれたことを考慮すると、一言感謝の気持ちを伝えるのもよいのではないでしょうか。 嬉しい気持ちを素直に表現すれば、採用担当者も悪い気持ちにはならないでしょう。

お礼はメールか電話、手紙で伝えることになるのですが、基本的には内定の連絡をもらった連絡方法に合わせるのがよいでしょう。メールで採用通知を受け取ったのならメールで、電話で受け取ったのなら電話で、郵便で送られてきたときは手紙で、という形です。

お礼状は、内定通知を受け取ったら、すぐに対応します。手紙だと郵送期間もかかりますので、そのことを考慮すると、早めに対応するのがよさそうです。

内定後のお礼をメールでする場合

お礼をメールでする場合、件名は簡潔にメールの内容がわかるものにします。文面は、長くなり過ぎないように注意しながら、気遣いのある文面を送れるとよいですね。

【メールの例文)

―――
件名:採用内定の御礼

本文:
株式会社〇〇
人事部 〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学の〇〇〇〇と申します。

この度は、内定のご連絡をいただき誠にありがとうございます。
大変嬉しく感じており、入社日を待ち遠しく思います。
また、採用選考では貴重なお時間を割いていただいたことを、重ねて御礼申し上げます。

至らない部分も多々あるかと存じますが、
1日でも早く仕事に慣れ、貴社に貢献できるように努めてまいりたい所存です。

ご指導、ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い致します。
まずは取り急ぎ御礼を申し上げます。

----------
学校名:〇〇大学〇〇学部
氏名:〇〇〇〇
電話番号:080-0000-0000
メールアドレス:XXXXX@XXX.com
----------

内定後のお礼を電話でする場合

口頭でお礼をするときは、下記のように簡潔に伝えるとよいでしょう。

―――
内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
御社の一員として働けることは光栄であり、大変嬉しく思っております。
まだまだ未熟者ですが、ご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。
―――

声のトーンはできるだけ明るくしながら、「内定への感謝」と「入社への意欲」の2点を伝えます。

内定後のお礼を手紙でする場合

手紙でお礼を言うときは、縦書きで手紙のルールに沿って書きましょう。

【手紙の例文】

―――
拝啓

株式会社〇〇
人事部 〇〇様

晩秋の候、貴社におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

この度は内定のご通知を頂きまして、誠にありがとうございます。
来春からは貴社の一員として一生懸命精進いたしますので、何卒宜しくお願い致します。
まずは取り急ぎ御礼申し上げます。

敬具
―――

手紙は感謝の気持ちがより伝わるように、手書きで書きましょう。その際は、字が下手でも、丁寧に書くことが大事です。手紙を送る機会はずいぶん減ってきているので、マナーはきちんと意識します。

まとめ

内定をもらったら、早めにお礼の気持ちを伝えましょう。その際は、内定通知を受け取った方法でお返しをするのがベターです。

内定通知に対するお礼メールや電話、手紙は就活の締めくくりになります。マナーを守って気持ちよく就活を終えましょう。

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