「気概」とは? 覚えておくと便利な「気概」の意味

2019/01/25

ビジネス用語

大学生が就職活動をするようになると、今まではあまり聞かなかったような言葉に触れて戸惑うこともあるでしょう。「気概」という言葉もその一つ。面接などで使われることもありますが、正しい意味を知っていますか?今回は、「気概」の正しい意味と、その使い方をご紹介します。

「気概」って何のこと?覚えておくと便利な「気概」の意味

「気概」とはどういう意味?

「気概」とは『広辞苑 第六版』によると「困難にくじけない強い意気。気骨。いきじ。」(『広辞苑 第六版』P.659より引用)とあります。言い換えると「困難に向かっていく強い意志、その意志を通そうとする意地がある」ということです。

使い方としては「気概がある」「気概に溢れている」という言い方をします。

気概の具体的な使い方

次に例文をあげて「気概」の具体的な使い方をご紹介します。

1.「今年の新入社員は気概に溢れている人が多いね」
2.「彼には今回のプロジェクトを絶対に成功させるという気概があった」
3.「私はまだ経験が浅かったので、その大役を引き受ける気概がありませんでした」

「1」のケースは、「今年の新入社員は困難にも向かっていくような強い意志を持った人が多い」という前向きな使い方です。この場合、「気概」は「やる気」や「根性」に近いニュアンスで使われていますが、どちらも「物事をやり遂げようという気持ち」という意味の言葉ですから、間違いではありません。

「2」のケースでは、「プロジェクトを成功させる」のは「困難」なことなので、「それに立ち向かっていく強い意志があった」という意味になります。「気概」という言葉を正しく使うには、この例文のように単に「やる気」だけではなく、「困難とそれに負けない強い意志」の両方の要素があることが重要なポイントです。

自信がなくても、「強い意志を持って立ち向かう」のであればそれは「気概」を示したことになります。「自信がある」と「気概がある」のは違うというのも重要なポイントです。

気概と似た意味の言葉は?

「気概」の類義語、「意気」「気骨(きこつ)」「意地」「意気地(いきじ)」「根性」には次のような意味があります。

・意気…ことを成し遂げようとする積極的な気持ち
・気骨…信念を貫こうとする強い心
・意地…自分が思うことを押し通そうとする心
・意気地…自分自身、あるいは他人への面目を立て、自分の意志を通そうとする気構え
・根性…物事をやり通そうとする精神・気力

それぞれ細かいニュアンスの違いがあるので、違いをしっかり押さえて使い分けると、一目置かれるかもしれません。

まとめ

「気概」は「困難にくじけない強い心」を指す言葉です。「信念を通そうとする心」といったニュアンスもあり、意志の強さを感じさせる言葉ですね。「気概」は「根性」「やる気」よりも、さらに強い意志が感じられる言葉です。就職活動の際などには、「やる気」という代わりに「気概」という言葉を使ってみてはいかがでしょう。

(文・藤野晶@dcp/編・イマーゴ)

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