新社会人にとって、会社での服装はとても悩みが多いものですよね。最近ではスーツ以外にも「オフィスカジュアル」といわれているような多少カジュアルな服装をOKとする職場も多くなっています。
学生時代のカジュアルな服装とオフィスカジュアルとの違いについてはどのような考え方が必要なのでしょうか? SUIT SELECTの久保田マネージャーに、オフィスカジュアルとカジュアルの境界線について伺いました。久保田さんも、店頭でとても多く受ける質問だとお答えされています。
実はこういう格好はOKで、こういう格好はNGと 一概には言えないんですよ。会社や職業によりその判断がさまざまで、幅があるのがオフィスカジュアルの難しさです。
ただひとつ言えることは「 かしこまり過ぎず、それでいてきっちりとした印象を残すこと」が重要です。このポイントを忘れなければオフィスカジュアルにあった服装が出来るはずです。
「カジュアル」という言葉が入っているからといって、なんでもOKというわけではないのが、注意したいところ。あくまでもビジネスの場なので、学生時代の服装のような 「だらしなさ」はNGと考えるべきでしょう。
一般的には、デニムやワンピース、パーカーやスニーカーは避けるべきだといわれています。ただし、デニムにもきれいめデニム、スニーカーにもきれいめのスニーカーもありますよね。会社によっては、きれいめならOKというところもありますので、はっきりと線を引くことは難しいようです。
まずは客観的に相手に「だらしない」と判断されない程度のカジュアルさからスタートし、あとは職場で周りの先輩方を観察して、その境界線を探っていくのがいいでしょう。
「オフィスカジュアル」については、仕事内容と、その会社の風土によるところが多いので、新社会人にとっては慎重に徐々にカジュアルさを演出するのが得策のようです。入社してから先輩や上司の服装を見て判断し、判断に困ったときは積極的に先輩に聞いてみて自分なりのオフィスカジュアルを形にしてみることがもっとも良い方法のようです。
いかがでしたか? スーツのプロの久保田さんでも悩んでしまうようなテーマだったので、フレッシャーズの皆さんにはもっとも悩ましいものになると思います。ただ、今回ご紹介したポイントを守っていれば、時間はかかるかもしれませんがいずれカジュアルとオフィスカジュアルの境界線が自然とわかってくるはずですので、ぜひ根気良く周りを見ながら自分なりのオフィスカジュアルを身に付けてください。
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文●ロックスター佐藤
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