海外旅行のときに気をつけたい! 国別マナー違反行為4選「バリ島→左手NG」

更新:2017/06/09

卒業旅行

海外旅行に行った際、日本との作法の違いに戸惑う人は多いはず。知らないうちにマナー違反行為をしてしまうかもしれません。郷に入ったら郷に従うのがルールです。そこで、日本ではOKでも海外ではNGな習慣や行動を紹介します。

■ガムを持っているだけで罰金〜シンガポール〜

シンガポールでは、街をキレイな状態に保つためいくつもの罰則があります。タバコやゴミのポイ捨てはもちろん罰則の対象ですが、驚くべきはガムを「持っているだけ」でも罰金を取られるということ。ガムを道路に吐き捨てたり壁につけたりする悪い習慣が続いていたことが事の発端なのだとか。日本でエチケットのためにいつもガムを持ち歩いている……という人は注意したいところ。荷物に紛れ込んでいないか出国前に要チェックです。

■ハンドサインは侮辱する行為〜ブラジル〜

「はい、チ〜ズ!」記念写真を撮る際、ついつい「ピースサイン」をしてしまう人は少なくないでしょう。しかし、ちょっとしたハンドサインも国が違えば、意味合いだって180度変わるもの。ブラジルでは「OKサイン」が、イギリスやオーストラリア、ギリシャでは「ピースサイン」が、相手を侮辱する意味になります。ついついポーズしたくなる気持ちはわかりますが、海外旅行先で写真を撮るときはハンドサインを控えるのが無難でしょう。

■ビーチの飲酒は法律違反〜アメリカ(ハワイ)〜

リゾート観光地として日本人に不動の人気を誇るハワイ。暖かく穏やかな気候に加え、青い海と白い砂浜が目の前に広がっているとなれば、「ビーチでゆったりビールでも……」と考えついても不思議ではありません。しかし、ここでも日本と同じ感覚でいたのでは罰則の対象となってしまいます。ハワイでは公園やビーチ、バスの中など公共の場で飲酒することは法律で禁止されています。また、卒業旅行などで学生にも人気が高いグアムも同様です。バカンスについ浮かれてしまい、うっかり飲んでしまわないように気をつけましょう。

■左手で触れることは御法度〜インドネシア(バリ島)〜

国民の8割近くがイスラム教徒であるインドネシア・バリ島では、左手は用を足す際に使う習慣があり、「不浄の手」とされています。そのため、食事や握手の時に左手で触れてはいけないようです。また、ヒンドゥー教も同様に左手をタブー視しています。物を手渡すときなども、よっぽど右手が使えない状況でないかぎりは左手を使わないようにしましょう。

うっかり旅行先でマナー違反をしてしまった場合でも、「知らなかった」では済まされないことがほとんどです。海外には、ほかにもたくさん国別のマナーやルールがあるので、旅行に行く際は、あらかじめ調べておくことが大切ですね。

(藤田佳奈美+プレスラボ)

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