■岐阜県民は「ケッタマシーン」で登場!・ケッタマシーン→自転車のこと。「ケッタマシーンで全力50秒程度」という距離の表現が伝わらなかった。「ドラえもんの道具か?」と聞き返されました。(女性/23歳/マスコミ・広告)
たしかに響きだけ聞いたら「ひみつ道具」並に早そうです。マシーンですからね。
■土佐では、水を「まけまけいっぱい」入れることも・まけまけいっぱい→水などの液体が器から溢れそうになるくらいいっぱい入っている状態。高知の人が「それは土佐弁だよ」と教えてくれて、初めて知った(女性/27歳/団体・公益法人・官公庁)
とりあえず、ビールは「まけまけいっぱい」が最高ですよね。
■山形の庄内地方の「どさ?」・どさ→どこに行くの?と聞くこと。同期が週末出かけると言うので、「どさ?」と聞いたら、「どさって何? 怒ってるの」と聞かれてびっくりした。その後、方言を伝えたら、大爆笑していた(女性/28歳/医薬品・化粧品)
わずか5文字の「どこ行くの」をさらに2文字にまで省略した「どさ」。よほど頻繁に使う会話だったのかもしれませんね。
■広島人にも「たいぎい」日はある・たいぎい→しんどい。「たいぎいよね」といったら「は?」と言われた。(女性/32歳/団体・公益法人・官公庁)
一日に何度も「たいぎい」を連発すると、さすがにまわりに呆れられてしまいそうですね。
■このほか標準語だと思っていた方言・宮城:いずい→しっくりこない。首都圏の人に通じなくてそこで地元の方言だと知った(女性/37歳/人材派遣・人材紹介)
・広島:たう→届く。広島のアンテナショップが東京にできたとき、店名が「TAU」になったという報道を地元でみて広島弁だったんだと思った(女性/32歳/小売店)
その土地の歴史が詰まった魅力的な方言がたくさん出てきましたが、標準語だと思いこんで、いつでもどこでも使っていると、思わぬリアクションが待っていることもあるようです。しかし、これらの中から全国でもスタンダードになる言葉が出てくるかもしれませんね。あなたは標準語だと思っていた方言はありますか?
調査期間:2015年3月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象件数:社会人435件(ウェブログイン式)