祝日数から見ると日本は休み過ぎ?

更新:2018/11/01

社会人ライフ

祝日数から見ると日本は休み過ぎ?

日本人は働き過ぎ、なんていわれますが本当でしょうか。国民の祝祭日の数を他国と比較してみると......どうもそんなことはないようなのです。

▼こちらもチェック
「努力は必ず報われる」は日本だけ?  日本は「努力社会」、ドイツは「才能社会」

■日本の祝日一覧

元日:1月1日
成人の日:1月第2月曜日
建国記念の日:2月11日
春分の日:その年の春分の日
昭和の日:4月29日
憲法記念日:5月3日
みどりの日:5月4日
こどもの日:5月5日
海の日:7月第3月曜日
敬老の日:9月第3月曜日
秋分の日:その年の秋分の日
体育の日:10月第2月曜日
文化の日:11月3日
勤労感謝の日:11月23日
天皇誕生日:12月23日

日本には、15日の国民の祝日があります。これらが日曜日と重なって、振り替え休日ができることがあります。振り替え休日ができるようになってから、休みの日が減らなくてうれしいですよね。

ではアメリカの祝日を見てみましょう。

■アメリカの祝祭日一覧

元日:1月1日
キング牧師誕生日:1月第3月曜日
大統領の日:2月第3月曜日
戦没将兵追悼記念日:5月最終月曜日
独立記念日:7月4日
労働祭:9月第1月曜日
コロンブス・デー:10月第2月曜日
復員軍人の日:11月11日
感謝祭:11月第4木曜日
クリスマス:12月25日

アメリカの祝日は10日です。ただし、これは連邦政府の定める祝日です。州ごとに祝日を定めているところもあるので、それを含めると休みは多くなります。

例えば、多くの州が祝日としているグッドフライデー(Good Friday)は「春分の日の後の満月直後の金曜日」で、これは「イエス・キリストが十字架にかけられて処刑された日」にちなんだ祝日だそうです。

また、グッドフライデーから3日目の日曜日が「イエス・キリストが復活した日」で、これが「イースター」(復活祭)です。

リンカーン元大統領の誕生日である2月12日も多くの州で祝日になっています。そして、面白いのは「グラウンドホッグデー」という名前の祝日(2月2日)です。グラウンドホッグという動物の行動でその年の春の訪れが早いか遅いかを占うのです。

日本で使われている暦の言葉にあえて近似値を求めると、冬眠していた虫がはい出てくるという「啓蟄」(けいちつ)でしょうか。

グラウンドホッグデーの占いとは以下のようなものです。

●グラウンドホッグによる占い

「グラウンドホッグは2月2日に冬眠から目覚めるが、外に出て自分の影を見るとおどろいて巣穴に戻ってしまう」とされていて、以下のような方法で占われます。

外に出て、自分の影を見て巣穴に戻る ⇒ 春は遠い! 冬はまだ6週間続く
自分の影を見ずにそのまま外に出る ⇒ 春は近い!

ちなみにグラウンドホッグとは、地リスの一種ですが、リスという言葉からイメージするほど小さくありません。体長は50cmほどもある、モフモフしたかわいらしい動物です。

最後に「祝祭日が多い!」といわれているブラジルを見てみましょう。

次のページ次はブラジルの祝日をチェック!

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