「騒音」の基準は? 「集合住宅」に住む前に知っておきたいルール・NG例

2013/01/19

付き合い・人間関係

「集合住宅(マンションやアパートなど)」は、いろんな生活スタイルを持った人たちが集まって暮らす場所。それゆえ、さまざまなトラブルが発生しやすいものです。そうした居住者間のトラブルに巻き込まれないようにすることは、快適に過ごすための第1歩。まずは自分自身がトラブルメーカーにならないように気を付けましょう。

●集合住宅でのトラブルの元は

国土交通省が行ったマンション総合調査によると、居住者間のマナーに関するトラブルで最も多かったのが「違法駐車」、次いで「生活音」という結果でした。

1、違法駐車(52.7%)
2、生活音(37.1%)
3、ペット飼育(34.8%)
4、共用部分への私物の放置(18.7%)
5、バルコニーの使用方法(15.2%)

※平成20年度マンション総合調査(国土交通省)

違法駐車を行っている人や生活音をたてている本人は、他人に迷惑をかけているという意識は希薄かもしれません。しかし、自分が気づかないうちにトラブルの元を作っているケースは多々あります。自分がトラブルメーカーにならないよう、集合住宅でのルールをきちんと把握し、常に他人への配慮を忘れないようにしましょう。

●生活音に気をつける

他人への配慮の最たるものは、なんといっても「音をたてない」こと。特に夜10時から朝6時までの間は、大きな音が出る家電製品の利用を控え、静かに過ごすようにしましょう。環境省が出している住宅地の環境基準は以下のとおりです。

・昼間(午前6時〜午後10時)は55デシベル以下
・夜間(午後10時〜翌午前6時)は45デシベル以下

これ以上ある音は「騒音」と考えられます。

<NGケース01>夜間の洗濯

洗濯機のモーター音は階下だけでなく上階や隣の部屋にも伝播します。ちなみに洗濯機の音の大きさは64〜72デシベル。夜10時を過ぎたらできるだけ使用しないようにしましょう。

<NGケース02>大声で話す

人の声ぐらい......、と思う人も多いかもしれません。しかし、単身者用の集合住宅では、隣人の話し声は特に耳障りに感じられます。夜間騒音となる基準は45デシベル以上ですが、人の声は通常50デシベル。大声になると90デシベルにもなり、これは立派な騒音です。夜間友人を呼んできたときは窓を閉め、声を張り上げたり、大声で笑ったりしないよう注意しましょう。

このほかにも生活騒音はたくさんあります。例えばお風呂や給排水音(約57〜75デシベル)、目覚まし時計(約64〜75デシベル)、ふとんをたたく音(約65〜70デシベル)。また部屋の外では車のアイドリング音(約63〜75デシベル)も耳障りなものです。このように、日常生活でも騒音レベルに達している音はたくさんあります。これぐらい大丈夫と思わず、少しでも減らす努力をしましょう。

※参考:考えよう「生活騒音」(東京都環境局)

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