日常の些細な行動が防災に繋がる！一人暮らしでもできる簡単日常備蓄法

一人暮らしを始めると、特に不安なのが災害。でも、なかなか日常的に災害に備えておくことができていない人も多いのでは？　そこで今回は、災害のためだけの準備ではなく、「日常に簡単に取り入れられる備蓄」をご紹介します！　一人暮らしの災害時、気を付けたいことも一緒に見ていきましょう。

災害が起きる前に考えておこう！一人暮らしの防災

一人暮らしで災害が起きたら……？

まず、一人暮らしという環境下で考えたいのが、災害時の避難について。今まで親に任せきりだった人も、家族と離れて一人暮らしをする場合はどこに避難するべきか自分で確認しておかなければいけません。首都圏では、耐震のマンションが増加し、災害が起きても家は無事な可能性があるので、避難所に行くべきか、家にいるべきか事前に考えて防災対策をしていきましょう。

わたし自身、2019年の夏にあった大型の台風のときに、避難所に行ったほうがいいのかとても迷い、かなり焦りました。一人暮らしの場合、災害時もひとりで考えて行動しなければならないことが多いのです。突然の災害で焦らないように、日頃から災害時の行動について考えておくべきだと身をもって気付かされました。

一人暮らしの「在宅避難」という選択肢

避難所に行く以外の選択肢に、在宅避難という方法があります。先程にもあった通り、災害で建物は無事だけれど、インフラが止まるパターンを想定する必要があります。

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避難所に行けばよいと思う人もいるかもしれませんが、かならずしも避難所がよいと言い切れない場合も。
東京であれば人口が多いため、避難所に入れない可能性も視野に入れる必要があるからです。さらに、避難所生活は他人と同じ空間で何日も過ごすため、大きなストレスがかかります。身近に家族がいない場合、ひとりで避難所生活を送ることになり、犯罪に巻き込まれるケースも存在します。

以上のことから、家が無事な場合は、避難所生活ではなく、家で生活するという選択肢もあることを頭のすみに置いておくとよいかもしれません。

一人暮らしでもすぐにできる、日常備蓄「ローリングストック法」

日常備蓄とは

一人暮らしでありがちなのが、自炊をせずにコンビニで済ませて家に食料品がないこと。自炊をするとしても、1人だと食べられる量が少ないので食材をちょこちょこ買いする人も少なくないはず。そのため、家族で暮らしているときに比べて、家に食べ物が常備しにくい環境ですよね！

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実際わたしも、一人暮らしを始めて一年半ほど経ちますが、外食しがちになったり、毎日自炊ができなかったりすると、買い貯めができない状況になります。
普段なら問題ないのですが、不安なのが災害時。災害は突然起こります。日常的に食料を備蓄しておくだけで安心感は段違いです。在宅避難する場合も、家で2週間程度暮らせるだけの備蓄が必要になってきます。そこで、一人暮らしでも簡単にできる日常備蓄の方法をご紹介します！

一人暮らしでもできる備蓄「ローリングストック法」って？

ローリングストック法とは、日常的によく食べるものを買い貯めし、定期的に消費したのち、また消費した分を買い足すというのを繰り返す日常備蓄法です。

この方法のよいところは、とても簡単なのですぐに始められるところと、被災生活の中でも、日常的に食べているいつもの味が食べられること。
災害用の賞費期限の長い食料をわざわざ買うのではなく、賞費期限を気にせず、馴染みがあり安心感のある食べ物を備蓄することができます。また、賞費期限前に消費して買い足すので、食材を無駄にしてしまうこともありませんよ。

この方法を知ってから、10日～2週間程度の食料を日常備蓄するようになりました。写真にあるように、消費期限のメモを書いておくととても便利。
ときどき食べて買い足すだけで災害対策ができちゃいますよ！