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「ベランダって、洗濯物を干す場所だよね」「ロフトは、物置きとしてしか使ってない」…なんて人も多いのでは? でも、それだけじゃもったいない! 一人暮らしをもっと楽しくするために、ベランダやロフトを「もう1つの部屋」としてフル活用しみてはいかがでしょう。インテリアコーディネーターの堀よりこさんにお話を聞きました。併せて、実例もご紹介するので、チェックしてみてくださいね。
Roomo By Green interior 代表 堀よりこさん
インテリアコーディネーター、宅地建物取引士、照明コンサルタント、カラーコーディネーター、アロマテラピー、福祉住環境コーディネーター
インテリアコーディネーター、宅地建物取引士、照明コンサルタント、カラーコーディネーター、アロマテラピー、福祉住環境コーディネーター
毎日が忙しい人のためのメール完結するインテリアコーディネートサービス「Roomo」運営。東京都内在住。大手ハウスメーカーにて住空間の提案に関わった後、法人・個人のインテリアコーディネート業をはじめ、コラム執筆など多方面で活動。
アウトドア感を満喫! ベランダの良さを活かそう
ベランダはせっかくの「外の空間」。解放的な気分になれる場所なので、いろいろな使い方ができるんですよ。
すのこやテラコッタ風パネルを敷いて、特別なティールームを演出する
すのこを敷くだけでウッディーな雰囲気がでて、ベランダがグッとおしゃれなスペースに変身! また、テラコッタタイル風のパネルを敷けば、淡いオレンジの落ち着いた色合いが明るいムードに変えてくれます。そこに、外用のテーブル&チェアを置いて、テラス風ティールームの完成。青空の下、優雅なティータイムを満喫すれば、室内とは一味違った一杯がきっと楽しめますよ。
<おすすめアイテム>モザイク調が素敵なテーブル&チェアのセット
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ガーデニングでグリーンに癒される
ベランダでガーデニングを楽しんで、グリーン溢れるリラックス空間を作ってみましょう。どんな植物を育てたらいいか分からない…という方は、多肉植物を育ててみてはいかが? ぷっくりとしたフォルムが特徴で、日差しや風通しのいい場所を好む種類のものがあります。
<おすすめアイテム>多肉植物
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ゆったりヨガで体を動かす
ベランダにマットを置いて、ヨガやストレッチなどをする空間にしてもいいですね。朝に身体を動かせば、1日のスタートを爽やかな気分で始めることができます。ベランダが狭くてマットが敷けない…という方は腕を伸ばしてストレッチするだけでも気分がすっきりしますよ。
<おすすめアイテム>厚さ10mmのニトリルゴムを使用していてクッション性のあるヨガマット
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ハンモックでリゾート感漂う、リラックス空間を作る
ハンモックを設置して、ベランダを南国風にするのもアリ。波の音をバックミュージックに目を閉じたら、そこはもうプライベートビーチのよう!
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【実例】プライベートな空間を楽しむ! ベランダ活用術
では次に、実際にベランダに素敵なプライベートスペースを作っている実例をインスタで見てみましょう。空間作りのこだわりポイントも聞いたので、参考にしてみて。
ウッドパネルを敷き詰め、そこにチェアを置いてくつろげる空間にしたcocoroom08さんのベランダ。
cocoroom08さん
外の空気や風を感じたくて、ベランダでくつろげるカフェスペースを作りました。海外のカフェテラスの雰囲気を参考にしています。洗濯物を干すスペースを右、くつろぎスペースは左と分けて使っています。
見事にスタイリッシュなカフェスペースを作り上げていますね。また、小ぶりで背の高くないサイドテーブルをチョイスして、圧迫感が出ない工夫も。グリーンをプラスして、癒し効果もアップしています。そよ風に吹かれながら、快適にカフェタイムを満喫できそうですね。
キャンプ道具をベランダに配置したkimuco_kitchenさんのベランダ。
kimuco_kitchenさん
天気が悪くてアウトドアに行けなくなっても、手軽にその雰囲気を味わえるようにしました。ベランダの広さがあまりないので、コンパクトなキャンプ道具を選んでいます。
ベランダに出るだけで、アウトドアのワクワクした雰囲気が味わえるのがナイス! キャンプ好きな人におすすめしたいアイデアですね。
ロフトは、趣味の思い切り楽しむための空間に!
次に、ロフトスペースの上手な活用法をご紹介します! おすすめは、「趣味の空間」にすること。工夫次第で、生活感のあるリビングでは楽しめない自分だけの世界観がつくれますよ。
プライベートシアターにする
ロフトにスクリーンを設置すれば、簡単に自分だけのシアターの完成! 大好きな映画を専用スペースで堪能することができますね。
<おすすめアイテム>ロール式のプロジェクタースクリーン
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洋服をショップのようにディスプレイする
洋服好きの人は、お気に入りのTシャツやジャケットなどをセレクトショップのようにおしゃれに飾る空間にしましょう。季節を先取りして、夏に秋物の服をロフトにディスプレイすれば、季節が変わるのが待ち遠しくなるかも!
<おすすめアイテム>引き出し付きのオープンラック
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大好きなコレクションを飾る
お気に入りのキャラクターグッズなど、趣味で収集したこだわりのアイテムたちをディスプレイするのも手です! ロフトまるまる使えば、生活感のあるリビングに飾るよりも、ゆったりとコレクションの世界に浸れますね。
<おすすめアイテム>棚板が可動式のガラスのコレクションケース
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アロマの香りを楽しむ
ロフトは、お部屋よりも狭いので香りが回りやすく、アロマテラピーやアロマキャンドルを堪能するのにもピッタリの空間ですよ!
<おすすめアイテム>オーストラリア生まれのグラスハウスのアロマキャンドル
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【実例】自分らしい時間を過ごす! ロフト活用術
次に、ロフトを素敵に活用している実例をインスタで見てみましょう!
ロフトにマットレスを敷いて、快適な睡眠スペースにしたgray_____nさんのお部屋。アロマディフューザーで大好きな香りに包まれて、リラックスしながら眠れそうですね。日常空間と寝室を分けたことで、生活にメリハリが生まれています。お気に入りのポスターや絵画をディスプレイして、アートギャラリーとして楽しんでいるのもポイントです!
和室スペースを作ったnn.naru.uuさんのロフト。
nn.naru.uuさん
ロフトの隅の小上がりがデッドスペースになりそうだったので、畳ラグを敷いて和室のような雰囲気にしました。そこで、ストレッチをしたり、読書をしたり、メイクをしたり、くつろいだりしています。ロフトは上り下りが面倒で物置きになりがちですが、その空間に目的や役目を持たせることで、普段よく行く場所に。1Kでも2部屋あるように使えて、お得感がありますよ。
まさに、1ルーム+もう1部屋としてロフトを使っているnn.naru.uuさん。洋室は生活空間、ロフトの和室はくつろぎ空間のように分けているので、気持ちのメリハリがうまくできますね。
まとめ
ベランダやロフトを「○○の空間」と、テーマを持って使うことで、趣味のスペースを上手に確保することができますね。また、生活スペースとしっかり分けることができるので、気持ちをリセットしやすいというメリットも。自分だけのくつろげるプライベート空間を作って、お家でもっと楽しみながら過ごしましょう!