目次
インダストリアルの意味は?どんなインテリアを指す?
インダストリアルインテリアは、もともと1919年にアメリカで使われるようになった言葉です。
インダストリアル(industrial)は、「工業の・産業の」という意味の英語なので、「工業的デザインのインテリア」という意味になります。
それまで主流だった工芸的デザインに対して、企業の利益を意識した大量生産・大量消費のためのデザインとして普及しました。現在ではコンクリートやスチールなど、工場をイメージさせる素材を使ったインテリアのことをインダストリアルインテリアと呼ぶことが主流です。
インダストリアル(industrial)は、「工業の・産業の」という意味の英語なので、「工業的デザインのインテリア」という意味になります。
それまで主流だった工芸的デザインに対して、企業の利益を意識した大量生産・大量消費のためのデザインとして普及しました。現在ではコンクリートやスチールなど、工場をイメージさせる素材を使ったインテリアのことをインダストリアルインテリアと呼ぶことが主流です。
インダストリアル(工業的)なインテリアは無機質でクール
インダストリアルインテリアを一言で説明すれば、無機質で無骨なイメージです。むき出しの鉄骨やコンクリートに荒削りの木材、ブラックアイアンを組み合わせた、男性的でクールな空間です。
ブルックリンスタイルはどう違う?
インダストリアルインテリアを含んだ、ルームデザインのひとつがブルックリンスタイルです。
ニューヨーク市のブルックリン地区は、もともと工場地帯だったことから倉庫が多いエリアです。コンクリートやレンガなど重厚感のある素材が多用される点は同じですが、ブルックリンスタイルには東海岸ならではの装飾性とカジュアルさがあることが特徴です。
ニューヨーク市のブルックリン地区は、もともと工場地帯だったことから倉庫が多いエリアです。コンクリートやレンガなど重厚感のある素材が多用される点は同じですが、ブルックリンスタイルには東海岸ならではの装飾性とカジュアルさがあることが特徴です。
女子にも人気!インダストリアルインテリアのポイント
どちらかというと男性的な性質のインダストリアルインテリアですが、モダンなカフェのような雰囲気はおしゃれ好きな女子の間でも人気です。インダストリアルインテリアのキーワードである「レザー」と「レンガ」、そして「木と鉄」のコンビネーションを取り入れましょう。
壁面はコンクリートかレンガ風に
コンクリート壁やレンガ壁はインダストリアルインテリアの基本ですが、何も本物のコンクリートを打ったり、レンガを積んだりする必要はありません。
特に賃貸の場合は、原状回復が必要なもの。素朴なレンガをかたどった壁紙やコンクリートブロック柄の貼ってはがせる壁紙を活用すれば、退去時のことも気にしつつ簡単に取り入れられます。
特に賃貸の場合は、原状回復が必要なもの。素朴なレンガをかたどった壁紙やコンクリートブロック柄の貼ってはがせる壁紙を活用すれば、退去時のことも気にしつつ簡単に取り入れられます。
照明器具は古臭くゴツめのものを選ぶ
インダストリアルインテリアの部屋には昔の工場で使われていたようなペンダントライトや撮影ライトなどがよく似合います。無骨でありながら洗練されたアンティークなフォルムは存在感たっぷりです。
金属×木材の家具を取り入れる
ワイヤーやスチールの家具を買い揃えることは大変ですが、収納にワイヤーバスケットを使うだけでもインダストリアル風のインテリアになります。
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一人暮らしの大学生も手軽にできるDIY
必ずしも高価なアイテムを買い揃えなくても、100均にも似たようなデザインのものが手に入るため手軽に挑戦することができます。
配管インテリア風に加工できる「塩ビパイプ」は大人気の素材
打ちっ放しのコンクリート壁を這うように伸びる配管や、天井に貼りついたむき出しのダクトもインダストリアルインテリアの大切な要素です。軽量で安価な「塩ビパイプ」をメタリック調に塗装すれば、廃墟のような重厚感のあるラックやオリジナルデスクが作れます。
100均の「収納ボックス」もメッキ調スプレーでメタリックに加工
金属特有のマット感やザラザラしたサビ感を出したいときは、スプレー式の「アイアンペイント」がおすすめです。塩ビパイプだけでなく、木や紙も塗装できます。
「鉄板風シート」を貼れば引き出しや収納ケースもインダストリアルに
工事現場の足場のような、ハードなイメージの縞鋼板をかたどったシートも手軽に使えて便利です。ナチュラルな木製ボードに貼るだけで、メタリックなインダストリアルインテリアに早変わりです。
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まとめ
おしゃれなカフェを思わせる「インダストリアル インテリア」は無骨でカッコいいだけでなく、どこか秘密の隠れ家のようなムードも魅力です。簡単に手作りできるので、時間を見つけて少しずつ憧れの空間を作り上げてみてはいかがでしょうか。
監修:堀よりこ
Green Interior代表
毎日が忙しい人のためのメール完結するインテリアコーディネートサービス「Roomo」運営/東京都内在住のインテリアコーディネーター。大手ハウスメーカーにてお客様の住空間に関わった後、法人・個人のインテリアコーディネート業をはじめ、コラム執筆など多方面で活動。「私が幸せになれる部屋」をコンセプトに活動中。