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広さや間取りに関わらず、一人暮らしの部屋を素敵な空間に彩って生活している人はたくさんいます。そんな人たちから実践のテクニックを教えてもらえば、おしゃれな部屋作りができるはず。そこで、インテリア上級者が実際に暮らしている部屋を見せてもらいました。
今回は、矢野雄大さんのお部屋をご紹介。お金をかけずに、渋くてかっこいい部屋を作り出す秘訣やテクニックなどを伺いました。一人暮らし初心者でも、真似できるポイントがたくさんありますよ。
今回は、矢野雄大さんのお部屋をご紹介。お金をかけずに、渋くてかっこいい部屋を作り出す秘訣やテクニックなどを伺いました。一人暮らし初心者でも、真似できるポイントがたくさんありますよ。
目指すのは「ショップ」のような部屋

株式会社フェリシモ 矢野雄大(35)
商品企画担当
間取り:1LDK(メゾネット)
趣味:コーヒーを飲みながら部屋で映画鑑賞をすること
Instagram:https://www.instagram.com/yudiy06/
今回部屋のインテリアを紹介してくれたのは、株式会社フェリシモで商品企画を担当している、矢野雄大さん(35歳)。アパレル系のお仕事で培ったセンスを活かし、フェリシモでライフスタイルブランド「USEDo(ユーズド)」を立ち上げました。ファッション・食器・収納・家具など、暮らし全般の商品企画に携わっているというだけあり、そのセンスの良さがお部屋を見るだけでも伝わってきます。
部屋のテーマは“ライフスタイルショップ”。ご自身が落ち着くという青と茶色で統一しているのがポイント。

矢野雄大さん
色を統一するのはおすすめです。たくさんの色が混在すると、ごちゃごちゃする空間になってしまいがち。色の統一感があれば、お金をかけなくても部屋は素敵に演出できますよ。
部屋の間取りは、1LDK。メゾネットで1階と2階に分かれている部屋で暮らしています。壁に収納があるため、お部屋自体の収納力が高いことが特徴。また、壁も床も天井も木なので矢野さんの渋いお部屋にナチュラルな雰囲気が合わさって、くつろげる空間になっています。リビングでは、ローテーブルを挟んで、2つのソファを向い合わせに使っています。ソファを2つ使っているのは、カフェのようにその日の気分によって、ゆっくり過ごす場所を変えられるようにするためだとか。
洋服や雑貨を飾って、足りない収納をカバー
収納が少ない部屋でも、見せる収納を極めればショップのように素敵な空間を作ることができます。矢野さんは、まさに“見せる収納”の上級者。片付かないと悩む人が多い、キッチン、洋服、靴などの収納で実践しています。
主なブランドは「USEDo」と「TRUCK FURNITURE」
全体的に統一感がありながらも、キッチンやリビング、寝室など、過ごす場所によって気分を変えることができるのもこの部屋のすごいところ。コーナーごとのポイントや家具選びなどについて、具体的にチェックしていきましょう。
キッチンは、コップをずらりと並べたり、コーヒーコーナーを作ることで、田舎のカフェのような雰囲気にしたそう。キッチンのラックは、ご自身が手掛けたブランド「USEDo」、ダイニングチェアは「TRUCK FURNITURE」のものを使っています。
キッチンは、コップをずらりと並べたり、コーヒーコーナーを作ることで、田舎のカフェのような雰囲気にしたそう。キッチンのラックは、ご自身が手掛けたブランド「USEDo」、ダイニングチェアは「TRUCK FURNITURE」のものを使っています。
落ちつく空間にしたという寝室。ベッドは無印良品のものです。
ここで、映画を見ることが多いというくつろぎのリビング。レザーのオットマンは、「TRUCK FURNITURE」で購入。
ちなみに、先ほどご紹介したシューズラックやボトムスをかけているラックも「USEDo」のものだそうです。
部屋作りのコツは “迷ったら良いものを選ぶ”こと
最後に、これから部屋作りをする人に、インテリアコーディネートのアドバイスを教えてもらいました。

矢野雄大さん
まずは、自分のテーマカラーを決めて、部屋作りやインテリア探しをはじめるのがいいと思います。また、インテリアや小物を探しているときに、ふたつのもので悩んでしまったら、迷わず良いものを選びましょう。僕の場合は、食器ひとつとっても、少し良いものを使ったり、雰囲気のいいものを選ぶようにしています。良いものを使うことで、ものを丁寧に扱ったり、暮らしを整えたりする習慣が生まれますよ。
矢野さんにとって、自分の部屋とは“ゆっくり、ものごとを考える場所”なのだとか。ひとつひとつ、丁寧に選んだアイテムに囲まれるからこそ、きっと落ち着いてリラックスできる空間になっているのではないでしょうか。
USEDo
ちょっとクセがある雑貨と小家具のブランド。まるで気心の知れた男友達のように、ラフに気軽な関係で過ごせる、使い方・楽しみ方が自由な雑貨たちをそろえました。男子雑貨という新しい雑貨を。
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まとめ
矢野さんの男前なインテリアをご紹介しました。テーマカラーを決めて、好きな色で一体感を持たせた部屋は、最高にリラックスできそうですね。好きな洋服やコーヒーなどを“見える収納”にして、晴れ舞台のような居場所を作ってあげているのも印象的でした。最後に教えていただいた、ひとつひとつのもの選びの考え方も、素敵な部屋作りにつながっているのだと納得! どんなものに囲まれて生活したいか、どんなライフスタイルをしたいか……自分と向き合ってから、インテリア作りを始めるといいかもしれませんね。