介護福祉士になるための4つのルートを解説!必要な勉強内容や合格率も紹介

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介護福祉士になるには 必要な勉強内容とは

「介護福祉士になるにはどうしたらいい?」と思う方もいらっしゃることでしょう。

介護福祉士になるためのルートは実はちょっと複雑です。ですが裏を返せば、それだけ幅広く門戸が開かれているということ。自分にぴったりのルートと勉強法で、資格取得を目指してみてはいかがでしょう。
今回は、介護福祉士になるにはどうしたらいいか、必要な勉強内容や合格率に至るまで徹底解説していきます!

介護福祉士になるには国家試験がある!

介護福祉士資格取得ルート図

(引用:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験」

介護福祉士になるには上図のように4つのルートがあります。

・実務経験ルート
・養成施設ルート
・福祉系高校ルート
・経済連携協定(EPA)ルート

いずれのルートを辿るにしても、最終段階では介護福祉士の国家試験に合格しなければなりません。ただし法改正後の経過措置が設けられており、養成施設ルートの場合に令和8(2026)年度末までに卒業する方は、国家試験は必須とはなりません。

実務経験ルート

実務経験(3年以上介護等の業務に従事)+実務者研修⇒国家試験

実務経験ルートは、介護の実務経験と「実務者研修」と呼ばれる450時間の研修を受講することで、国家試験合格を目指します。仕事をして収入を得ながら資格取得を目指すことができる、最もメジャーなルートです。

※上図にある「介護職員基礎研修」(黄色)は平成24(2012)年度末に廃止されているため、今後受ける場合は「実務者研修」となります。

養成施設ルート

養成施設ルート

(引用:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験」

養成施設ルートは、法律に基づき指定された学校または養成施設において、介護福祉士の資格取得に向けたカリキュラムを修めて卒業することで国家試験合格を目指します。まだ実務経験がなくても教育を受けることで資格が得られるということですね!

ちなみに養成施設ルートには法改正後の経過措置が設けられており、令和8(2026)年度末までに卒業する方は、国家試験は必須とはなりません。(国家試験を受験しなくともその後の実務経験で資格取得が可能です。)

福祉系高校ルート

福祉系高校(平成21年度以降入学者)⇒国家試験

福祉系高校ルートは、介護福祉士養成課程をもつ高等学校・中等教育学校において、所定の科目・単位数を修めて卒業することで国家試験合格を目指します。早い段階で将来進みたい道が定まっている場合には、有効な選択肢といえますね。

経済連携協定(EPA)ルート

経済連携協定(EPA)ルートとは、外国の方を受け入れて日本の介護福祉士を目指してもらうためのルート。経済連携協定に基づき、インドネシア・フィリピン・ベトナムから「EPA介護福祉士候補者」を受け入れています。候補者たちは仕事をして実務経験を積みながら研修を受け、国家試験合格を目指します。

介護福祉士になるために必要な勉強内容は?

介護福祉士になるために必要な勉強内容は?


介護福祉士になるにはいくつかのルートがあることが分かりました。いずれにしても最終的には介護福祉士の国家試験をパスすることが必要。では、国家試験合格までにどのような内容をどの位勉強しなければならないのでしょうか。

まず試験の内容ですが、令和4年度(第35回試験)から適用となる出題基準によれば、次のような科目が挙げられています。


科目 例えばこんなこと
人間の尊厳と自立 人権・福祉の理念
人間関係とコミュニケーション 言語的・非言語的コミュニケーション
社会の理解 生活・家族・社会の概念
介護の基本 介護福祉を取り巻く状況
自立に向けた介護
コミュニケーション技術 話を聴く技術
感情を察する技術
生活支援技術 災害に対する備え
身じたくの介護
介護過程 計画立案・実施・評価
こころとからだのしくみ 学習・記憶・思考のしくみ
人体の構造と機能
発達と老化の理解 老化に伴う心身の変化の特徴
認知症の理解 認知症のある人の日常生活
障害の理解 生活上の課題と支援のあり方
医療的ケア 痰の吸引や経管栄養の安全な実施
総合問題 事例形式にて出題

(引用:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験」

ほんの一部ですが少しずつ例示してみました。
かなり幅広い範囲から出題されることが分かります。

勉強期間はどのくらい?勉強時間は?

介護福祉士国家試験では、上記科目のうち1つでも0点を取ると不合格に。やはり全ての科目をまんべんなく習得することが求められているのです。そのため、国試対策期間として半年位はみておきたいところです。

勉強時間ですが、介護福祉士は働きながら受験する人も多く、そこまで長時間自宅学習しなくても合格している人が多いようです。目安としては、自宅で毎日30分〜2時間程度。養成施設ルートの方が、より多めの学習時間が確保できるかもしれませんね。

おすすめ勉強法は?

実務者研修を有効活用する!

そもそも介護福祉士の国家試験にたどり着くためには、必ず何らかの教育プロセスを経ているはず。その課程は有効に活用しましょう。例えば実務経験ルートで受験する方は「実務者研修」の受講が必須。そこで学ぶ内容に自宅学習をプラスすることで、十分な対策となり得ます。

資格スクールの受験対策講座を受講する

実務者研修を受講してから期間があいている、理解度に不安がある、といった方には通学スタイルもオススメ。資格スクールの受験対策講座を受講することで、短期間で効率的に学ぶことができます。

市販の過去問題集で腕だめし

ある程度の基礎知識は持ち合わせている、という方は市販の問題集を活用した独学スタイルでも合格できるようです。その場合に必ず活用したいのが、ずばり過去問。過去問を解くことで頻出問題の傾向が分かりますし、解けなかった問題から学習し直すことで効率的に対策することができますよ。

国家試験の合格率は約70%

令和3年3月に発表された第33回介護福祉士国家試験合格発表によると、合格率は71.0%。専門の教育を受けたり実務を積んだりしている人達だけが受けられる試験ですから、合格率は比較的高めとなっています。

つまり介護福祉士の国家試験はきちんと対策をすれば合格できる資格。逆にいうと、油断してサボっていると不合格にもなり得るということです。せっかくですから一発合格を目指したいですね!

▶︎データ引用:厚生労働省「第33回介護福祉士国家試験合格発表」

まとめ

今回は、「介護福祉士になるには」「どんな風に勉強したらいいか」について解説してきました。
介護福祉士になるには3年以上の実務経験プラス「実務者研修」を受講し、国家試験合格を目指すルートが最も一般的。合格すると晴れて介護福祉士としての資格登録となります。

勉強内容は広範囲にわたりますが、所定の学校・養成施設ルートでの学習や実務者研修など、教育プロセスが整っているため安心。介護業界での活躍を目指すならぜひとも狙っていきましょう!

(マイナビ学生の窓口編集部)

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